黒鉄重工

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舞鶴project ~The Soul of Maizuru Navy Base. その1 【2014/05/04~05】

2014-09-06 23:33:08 | 旅行・イベント記

なんてことはないただのゴールデンウィーク旅行です。ゴールデンウィークに遠出をするのって地味に珍しい。
行き先は舞鶴。艦これの影響で鎮守府のあった街を周りたくなってきたわけですね。横須賀と佐世保は以前に訪れたことがある(後はかすっただけですけど呉にも)ので、今回は一度も行ったことのない舞鶴を目標に定めました。
今回は拉致被害者としていぶきさんに同行してもらいました。よろしくね。

というわけで、5月3日の夜、静岡・清水~京都・大阪を結ぶしずてつジャストライン・阪急バスの夜行高速バス「京都大阪ライナー」へ乗り込み一路京都へ。
おやすみなさい。



途中、牧の原SAで休憩。この日はしずてつ担当便で、車種は西久保営業所のセレガ県外路線塗装です。
以前は高速路線バス不毛の地だった静岡ですが、近年は精力的です。座席も3列独立シートでした。



牧の原からはぐっすり。完全勝利で朝の京都駅へ降り立ちます。京都からは地下鉄烏丸線に乗り換えます。車両は10系、半蔵門線みたいな電車やね。



烏丸御池で東西線に乗り換え。車両は50系ですが、スクリーン式ホームドアに阻まれその外観は見づらいことこの上ないです。
東西線は全線地下・ホームドア装備で、50系が他線へ直通運転することもないので、日本一撮影の難しい鉄道車両といってもいいくらいです。



途中の京都市役所前駅で京津線直通の800系に乗り換えます。地下鉄、急勾配、急カーブ、併用軌道というアトラクションのような路線には毎度驚かされますね。
終点の浜大津まで乗車してそのまま下車します。



京阪大津線フリーきっぷを買いました。切符には鉄道むすめの石山ともかが描かれた新バージョンです。近年稀に見るかわいさ。なんていうかこうエロゲに出てきそう。



浜大津駅前の併用軌道区間で大津線の石山坂本線の撮影をします。最初に現れたのが鉄道むすめラッピング編成(619F)。スタンプラリーの一環で施されています。描かれているキャラクターもスタンプが設置されている事業者のものです。去年は富山ライトレールで行われていましたね。



こんな感じで描き下ろしのイラストが配されています。地の塗装を活かしたラッピングになっていますが意外と見にくいような・・・?



もう1両のラッピングはこんな感じ。みゆきちは毎年スタンプラリーに出ている気がします。やっぱり人気なのかしらね。



後追いでも撮影。



そして次に来たのが中二病でも恋がしたい!ラッピング編成(609F)。以前走っていたけいおん!張りのフルラッピングです。たまげたなぁ。



坂本側は日常バージョンで制服姿がメイン。



石山寺側はバニッシュメント・ディス・ワールドバージョンで妄想世界です。おお、痛い痛い。
あっという間にネタ編成を2つ撮影出来て満足。



他にも普通の700形なんかも撮影。
唯一、京阪特急色の600形を撮影できなかったのが心残り。たぶん車庫で寝てたんだろうな。



あとは京津線の800系も撮影。いやあカオスですなあ。車通りが少ないのが逆に惜しい。



適当なところで切り上げて、石山坂本線に乗車。車両はちょうど中二病ラッピングでした。運用が公開されているので、狙うことが可能なのです。まあたまたまこの時刻に乗ろうとしていた列車の運用がこれだったというのもありますが。



反対側からは鉄道むすめラッピングも到着。



終点の石山寺駅に到着。ここでスタンプラリーのスタンプを押すも、置いてあるはずの等身大ポップが見当たらずにがっくり。



同じ中二病ラッピング編成で折り返します。通勤通学時間帯なので車内を撮影するのはさすがにはばかられます。
京阪石山駅で降り、スタンプラリーのミニスタンプやらクリアファイルやら買おうと思ったのですが、窓口開いてない・・・。7時には開いているはずなのに。
で、まあ、よく考えたらこの日は休日。休日に窓口が開くのは9時なので、そりゃ無理なわけで。この後の予定もあるので、しぶしぶ諦めることに。まあクリアファイルは後に着弾してきたんでよかったのですが。

ここからJRに乗り換えて京都駅へ戻ります。


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しずてつ電車祭りと大井川鉄道ビール列車に乗る 前編 【2014/08/09】

2014-09-03 23:42:17 | 鉄道撮影記

この日はいぶきさんから誘われていた大井川鉄道のビール列車に乗りに行くことに。
ビール列車は夕方から走るので、それまでの間、同日開催されていた静岡鉄道の車両基地公開イベント「しずてつ電車祭り」に行くことに。
でもその前に、静岡駅でしずてつジャストラインを撮影します。夏の間だけ顔を出すアイツを見ておきたかったのです・・・。
というわけでまずは丸子営業所の西工96MC+日デ。



鳥坂営業所の西工02MC+日デ。
このタイプが何台いるのか知りませんけど、セレガが多勢を占めるしずてつでは少数派の珍しい方だと思います。
あとこの県外路線向け塗装はかっこいい。



そして目当ての車、鳥坂営業所の西工96MC E-II型+日デの鳥坂539号車です。しずてつに2台だけ導入されたE型のうちの一台です。
急行静岡井川線で使用されていたエアロバス置き換えのために2007年に導入しましたが、翌年に静岡井川線は廃線になってしまい、わずか1年で主用途を失ってしまいます。
ツーステップ、トップドア、リクライニングシートと一般路線では使いにくいためか日本平スタジアムへのシャトル輸送など波動用として使われているようです。要は車庫警備員。
ですが、1年に約ひと月だけ陽の目を浴びる機会がありまして、それが今撮影している「南アルプス登山線」なわけですね。
急行静岡井川線の流れを汲む夏休み期間のみ運行する季節便で、静岡駅から井川を経由して畑薙第一ダムへ直行します。路線名通り南アルプスへの登山客輸送が主任務です。



西工の顔ですねぇ。LED表示器が終始回送だったのがアレでしたが・・・。先述の通り普段は車庫警備員しているのでめったに見られないレアな車です。
ちなみに一般路線バスのように見えますが、静岡駅を出ると終点の畑薙第一ダムまで降車できない、発車オーライでの事前予約が必要など高速乗合バスの性格が強いです。高速道路乗らないけど。
あとはしずてつ全路線で唯一車掌が乗務している点が特徴です。車掌というよりも狭隘な道での誘導員という性格のほうが強いらしいです。まあこんな道だしね。乗用車と鉢合わせした日には運転手だけじゃよけきれないのも道理です。ちなみに車掌兼誘導員は女性が務めることが多いのだそうで。



フロントには鉄道用のサボを連想させる行き先板が掲げられています。ていうか書体が国鉄フォントなんだよなぁ。狙ってやってんなこれ。




というわけで登山客を乗せて発車。2014年は通年運行できたみたいでよかったです。



もう少しだけバスを撮影。JR東海バスのセレガハイブリッド(747-09957)。



相良営業所のセレガR。ドアがスイング式なことから貸切車からの格下げのようですね。



JRバステックのガーラ。ジェイアールバス関東の子会社だそうです。かなりあっさりとした塗装。



この後は静岡鉄道の長沼工場へ向かいますが、その前に長沼~柚木の沿線で1000系を撮影していきます。まずは標準塗装1009F。



無塗装1003F。



300形リバイバルの1007F。だから1007Fにヘッドマーク付けるなと。



そしてハイ、着きました。今年はいつにも増して屋台が多く、縁日の祭り感が強かったです。電車撮りにくかったです。



この手のイベントでは表に出ているデワ1も今年は車庫の奥に。
もっとも、当日は雨予報だったので濡れるのを避けるためだったのかも知れません。



屋外展示は微妙でしたが、屋内展示は今年は充実していたように見えました。静鉄のレイアウトは良く出来ていたと思います。
狐ケ崎付近の東海道線と並走するセクション。



静岡貨物駅を跨ぐセクション。細かいポイントまでしっかり抑えていて、沿線民ほど「おっ」と言わせるような出来でした。



県総合運動場駅も駅ビルや三角形の広告看板にホーム柵が再現されていてよかったです。
あとは清水鉄道遺産保存会がいて、そこでもレイアウトを展示していました。これの写真は撮り忘れていましたが・・・。



静岡駅に戻ったのですが、そこで日本平自動車のボンネットバスを見かけました。
一体何者・・・?遠く離れたはながさバスに酷似した車両がいますがどんな関係があるのかしら?

続きます。


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【ギャラリー】 大日本帝国海軍 初春型駆逐艦 初霜(1945年) 【1/700】

2014-09-02 23:38:02 | 模型ギャラリー

「初霜」は、1937(昭和12)年9月27日に就役した初春型駆逐艦の4番艦である。数々の激戦を潜り抜け終戦直前まで生き残っていた、かの有名な駆逐艦「雪風」に肩を並べるほどの武勲艦である。太平洋戦争開戦時は第二一駆逐隊(「初春」「子日」「若葉」「初霜」)に所属していた。
1943(昭和18)年7月の「キスカ島撤退作戦」に参加したうちの一隻。「初霜」は作戦中に「若葉」に衝突および「長波」に接触し、「若葉」は離脱を余儀なくされるも「初霜」「長波」の損傷は軽微だったためそのまま続行。奇跡の作戦の立役者の一隻となった。
1944(昭和19)年1月からは空母「雲鷹」「瑞鳳」「千歳」「龍鳳」の護衛に従事し、6月のマリアナ沖海戦にも参加。10月には陸軍のレイテ島への強行輸送作戦「多号作戦」に参加、成功を収める。
1945(昭和20)年2月、航空戦艦「伊勢」「日向」、軽巡洋艦「大淀」、駆逐艦「朝霜」「初霜」「霞」による本土帰還強行突破作戦「北号作戦」に参加する。犠牲を覚悟されていた作戦だったが、全6隻が2月20日輸送物資を持ち呉軍港へ到着する。
同年3月には第二艦隊第二水雷戦隊に転属。戦艦「大和」を始めとした第二艦隊は沖縄への水上特攻「天一号作戦」へと出撃する。この坊ノ岬沖海戦において「大和」を始めとした6隻の艦が沈んだ中、「初霜」は(至近弾以外の)被弾なし、死者なし、負傷者2名というまさに奇跡と呼べる損害の軽さで熾烈を極めたこの海戦を生き延びた。
坊ノ岬沖海戦後、第二一駆逐隊および第二水雷戦隊は解散。特に華の第二水雷戦隊の解隊式は「初霜」の艦上で執り行われた。
その後「雪風」の所属する第一七駆逐隊に転属、本土決戦に備えた。しかし、停泊していた宮津湾を米軍の機雷で封鎖されてしまう。そして7月30日、米軍の空襲に遭い、「初霜」「雪風」は回避行動を取るも「初霜」が機雷に接触、艦尾から沈み始め、最期は浅瀬に擱座しその壮絶な生涯を閉じた。終戦まであと2週間というところであった。



というわけで、駆逐艦「初霜」です。
先述したとおりかなりの武勲艦なわけですが、「艦これ」だと目を見張る性能(特に運)は持っておらず、そのせいか二次創作でも持ち上げられることがほとんどないまさに不遇の艦娘です。
ゲーム開始当初は一線を張っていたり最近でも遠征の主力だったりとわりと付き合いの長い、愛着ある艦娘なんですけどね。あの独特な声も良い。
改二になったら起こしてください。



アオシマのリニューアルキットを作りました。きっちりとしたモールドが好印象。アオシマはリニューアルに積極的でよかよかです。
キットは1945年時を再現したものです。第二主砲を下ろして機銃を増設したやつですな。箱絵が坊ノ岬沖海戦なのでそれを再現しているのでしょう。なので、船体の艦名は本来はいらないのですがいつものように識別とアクセントのためにあえて付けています。



ですが今回はもう片側は艦名を書かない状態で作りました!これで史実厨も納得!
別にデカールダメにしたとかそういうのじゃないから。



船首。1945年時の艦ということで船体全体にウォッシングをかけました。少しはくたびれた感じが出ているかな?それともやりすぎ?



中央部。魚雷の次発装填装置がかっこいい。初春型が初めて装備しました。



船尾。



そして、初霜の竣工により駆逐艦が4隻に。これにより念願の駆逐隊が結成できました!
左から初霜、望月、浜風、吹雪です。史実はガン無視で、自分の作りたい艦で作った駆逐隊です。クラスも性能もバラバラで実際に運用するとなると難儀しそうですな。



陣形を組んでみます。こんな距離で艦隊機動を取ることはないんでしょうけど撮影場所が狭いからね仕方ないね。
駆逐艦といえど4隻もいれば貫禄もでるし壮観です。かっこいいなぁ~。



最後に、今まで建造してきた軍艦のラインナップ。左から初霜、浜風、天龍、青葉、龍田、吹雪、望月です。強そう。
次回はいよいよ戦艦や空母みたいな大型艦の建造に着手してみたいと思います。お楽しみに。