中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 183 当麻寺・中将姫

2012年05月16日 17時59分39秒 | 日記
   

   当麻寺は飛鳥時代の創建。
   奈良県葛城市・・・二上山(ふたかみやま・にじょうざん)の東南麓の
   山裾に伽藍が広がっています・・・

   寒牡丹や桜の美しさでも知られています。
   が、なんと言っても「中将姫の蓮の曼荼羅」が有名ですね。
   なんと言っても「現存」しているというのですから・・・驚きです!
  
   

   継母に疎まれた姫は、殺害されそうになるのですが。
   命を受けた家来は仏心深く、姫をかくまうのです・・・その後 姫はこの当麻寺で剃髪。
   曼荼羅を織りあげるのです。

   その糸には蓮から取った糸が使われ・・・と、これはたぶん作り話・・・
   子供の頃に読んだ本。
   蓮の茎を折ると。。。細い糸が・・・それを何本も何本も引き出して
   芙蓉の花の上に載せると、芙蓉の花の色になりました・・・

   今でも語り継がれている、お話。

   曼荼羅とは・・・密教で宇宙の心理を表す方法として、仏・菩薩、などを図示したもの。
   よくわかりませ~~ん。
   百聞は一見にしかず・・・まずは訪ねてみたいお寺ですね。

   また、中将姫は、この寺で漢方薬を学び。生母の実家に伝えました。
   それがこの薬・・・「中将湯」・・・子供の頃薬局でよく見かけました。
   

   

   今、気付いたのですが、中将湯の上に描かれている姫は「中将姫」だったのですねぇ。
   琴姫(笑)がなんで、ここに描かれているのかなあ?と、思っていましたが・・・なあるほど!
   初夏になると、なぜか思い出す物語でした。

   皆様ご訪問有難う!

   
コメント (8)
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