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中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 184 和を以て貴しと為す

2012年05月18日 18時15分26秒 | 茶道
   
   五月晴れの昨日「お茶のお稽古」に参りました。
   同門の「Oさん」とご一緒に。マイカーで大阪本町まで。GO~~~!約40分!おしゃべりしている間に着きました。
   本日のお掛け軸は・・・

        お床の全体。T.Fさんよりのシェア

   以和為貴・・・訓読文は、以と和、為と貴の間にレ点を置いて・・・和を以て貴しと為す。
   わをもってとうとしとなす・・・が読み下しでしょうか。
   十七条の憲法・・・第一条です 
   ご存じ 聖徳太子の言葉ですね。

   解釈・・・不平や不満、意見の違いはあっても、その中で互いに「歩み寄り」「理解」し合っていく
        ということが「和」であると説かれています。妥協ではなく「融和」と言うことなんですね。

   夏の設えになっての「お稽古」に、相応しい言葉でした。
   書・・・裏千家十五代「鵬雲斎」大宗匠筆

    瓢棚・・・濃茶・お終いの飾り付け

   夏の点前座は暑くて・・・手にも額にも汗! その上もっと大変ことになってます。
   私が以前師事していました先生はご高齢・・・手前の所作も「古いものに」なってしまっているとのご指摘を受けています。
   手前の方法もかわるんだあ~~~!しらなかったあ!

   稽古とは一より習い十を知り 十より帰る元のその一
   初心にかえって学び直しです・・・なお一層遠い道となった茶の道・・・ギャオ~~!

   皆様ご訪問有難うございました。