中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 442 濃茶付き「花月」

2013年10月31日 19時02分45秒 | 茶道
   

   茶道のお稽古に行って参りました。
   木曜日のお稽古に、仕事が重なり、今日が10月最初で最後のお稽古になりました。
   家事をかたづけて、ご指定の時間2時半に間に合うように出かけました!

   花月は「五人」一組になってのお稽古です。
   今日は珍しく「五人」が揃って・・・皆ベテラン・・・の流れるような花月でした。
   
   花月・かげつ
   小さな折り据え(小さな箱のようなもの)の中に
   三日月・花の形・一・二・三・・・と刻印された札が入っています。

   順次この札を引いて、花を引いた人が「点前」月を引いた人がお茶を頂く。
   数字札は、席入りの順番・・・など、それぞれの札によって運ばれていきます。
   又花月は、茶席への入り方、足の運び、立ち居振る舞い、点前の流れなど
   それぞれに決まり事もあるのです。

   そして、どんな札があたるか、引くか、まったく分かりませんよね。
   花月のお稽古には、人生も心構えを怠りなく。という諭しと教えが含まれているのですね。
   しかしながら、全てを記憶し、お道具の扱いにも心配りをしながら・・・は、何年経っても至難の業!
   あっと言う間に時が流れてしまいました。

   「濃茶付き花月」
   お濃茶とお薄の二種を頂き・・・お稽古は和気藹々と滞りなく楽しく終了致しました。
  

       

   掛け軸は「流水腐らず」 亡くなられた「根来藤作」会長の直筆です。
   (りゅうすいくさらず) 常に流れている水は、淀んで腐ることがない。
   常に活動している者は、沈滞したり腐敗したりすることがないということの喩えだそうです。

   そうだ!私もまだまだ・・・転がる石であろう・・・!
   と、身を引き締めて帰宅致したのでありました。

   はい。今日はこんな日でした。
   皆様ご訪問ありがとうございました・・・・・・