
「せぬところがおもしろき」 世阿弥「花鏡」の一節だそうです。
せぬ・・・とは「余白」のことであり、言葉少なであるといった意味合い。
それはとても「おしゃれなこと」だと思います。
皿にちょっぴり置く
懐石料理を想像すると・・・なるほどと合点が行きますね。
日本画にしても背景を埋め尽くして描くということはあまりありません。
余白を生かす。
それは日本独特の文化ではないでしょうか。
見出しの 涼しき 風の声
風とは関係のない「金魚」です・・・でもそこに風を感じていただけないでしょうか?
少なく添えた言葉・・・暑さのお見舞いに、という意を感じて頂けないでしょうか?
説明も理屈もいらない・・・「絵文」の世界!へようこそ!
そんな思いです。
今日も暑い一日でした。
本日ご訪問いただきました皆様ありがとうございました・・・・・・


