清水寺の本堂屋根・・・50年ぶりに葺き替えられるそうですね。
檜皮葺・・・50年も持つとは。驚きです。
またまた、調べてみました。
檜皮葺(ひわだぶき)とは、屋根葺手法の一つで、檜(ひのき)の樹皮を用いて施工する。
日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法である。
多くの文化財の屋根で檜皮葺を見ることができる。
檜皮を1.2センチメートルずつ、ずらしながら重ねて葺いてゆき、竹釘で檜皮を固定する。
軒先を厚く見せて重厚感をかもし出し、軽快で優美な屋根の曲線を作ることができる。
なるほど・・・確かに美しい技法です。
が、ここにも時代の波
樹齢70年以上の充分な樹径のある檜の減少。
原皮師(もとかわし)と呼ばれる檜皮採取の職人の減少などの課題がある。そうで、
今回も十分な檜の皮を集めるまでに8年を要したそうです。
檜皮葺の屋根
檜皮葺の知恩院大方丈
最近の竣工例。和歌山電鐵貴志川線・貴志駅駅舎
猫の「たま」が駅長に任命されて話題の駅ですね。
いまは二代目「二たま」・・・になっているそうですが。
「木」の国日本。
気候風土に合った建築技法の一つ。
守り受け継ぎ残していきたいものです。
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・