中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 788 弥生のお手本描けました!

2017年02月17日 18時53分08秒 | 絵文
   お手本は二枚・・・毎月用意します。
   描き方を説明しながら、まず生徒さんの前で描いてみます
   
   耳をすませば 春まだ浅いと 山の音

   二枚目は
   
   かたまって あわき光りの すみれ想(草)
   渡辺 水巴の句であったと思います・・・
   渡辺 水巴は結句を「すみれ哉」と詠んでいたと思いますが
   私流にかえました・・・

   スミレは、遠く万葉の時代から野に自生していたようですね。
   山部赤人の詠んだ
   春の野(の)にすみれ摘(つ)みにと来(こ)しわれそ野をなつかしみ一夜(ひとよ)寝にける
   万葉の頃は「濁点」がありませんね。
 
   春の野にすみれを摘もうとして来た私は、野があまりにも懐かしいのでここで一晩寝てしまったよ
   そう言った意味でしょうか。
   「すみれ」は現在のスミレの花のことで、花や若葉を食べることが出来たのだとか。


   どんな味?
   頂いてみたいけれど、綺麗すぎて頂くには勇気がいりそうです。

   

   
   この歌の歌碑が奈良市鹿野園町のケアハウス和楽園の入り口にあるとか。

   最後に私のネタ帳「10冊に」なりました。
   まだまだ続く私の歴史・・・まだまだ増えますようにと念じつつ。

   
   
   

   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・
コメント
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