この週末は、実家の大掃除をしました。積年の埃にまみれたオヤジの書棚から発見した"LYON"の三脚です。セルフタイマーでのスローシャッター撮影には欠かせない一品ですが、60年代の製造品と思います。カメラ固定部が鉄製でずっしりと重くクロムメッキが施された質感のすばらしさは「さすが60年代!」と思わせてくれます。恐らくオヤジは愛用していたペンタックスSVに135mmの望遠レンズをつけて子供時代の管理人を写しまくっていた事でしょう。
カメラ固定部をズームアップすると赤い文字で"LYON"とエングレーヴされています。同じようなサイズの”KENKO"の現行品も所有していますが、固定部や、滑り止めの設置面の構造などは仕上げがとてもきれいで重厚な感じです。カメラはCONTAX G1です。60年代の高度成長期、やっぱり良い時代だったのでしょうね。