四万十・十和のVW帝王KAZUさんは、自分と同年代でVWはじめギターやらカメラやらいろいろ趣味が同じでいつも刺激をいただいております。最近もスマートフォンや「オリジナル」のデニムやら同時期おんなじものを購入したりで因縁すら感じます。でも似ているんだけどお互い拘りがあるのです(笑)。「オレはバスの世界へは行かん!」と言い切っていたKAZUさんが、68のヤナセモノのバス(右ハンドル)を購入したのは皆さんご存知のとおりです。現在,イケノウエさんで大がかりなレストアが行われていることはKAZUさんのブログで紹介されていますよね。
さて,このレストア中に欠品パーツがいろいろ出て来たらしく,おまけに68年というこの年式が曲者でレイトバス初年度にあたり特殊パーツが多いのだそうです。自分の67年式はアーリー最終で一応完成を見た年式ですが,その翌年でVW社も試行錯誤だったのでしょうかねぇ???
10月23日だったかな?自分のスマホに「PCに詳しい内容送ったのでみてね!」という怪メールが届きました。帰宅して開けてみると68バスの欠品パーツの海外取引の依頼でした。日頃からお世話になりっ放しでなにか貢献出来ることはなんて考えていたので、ある程度のリスク覚悟で引き受けました。オークションではないので,こっちからメールを送りバイヤーからの返事を待つと言うスタイルの取引です。海外取引はリスクもありますが,この円高を利用し旨く行けばかなりお得ですよね。そんなこんなで、この週末に依頼のものが全て到着したので、もし問題があれば早期にクレームをと考えてKAZUさんに許可をとって開封させていただきました。結果は大成功,いい取引でした!(やった!!!!)
第一弾はワイパーアームです。この年式のみのレアパーツらしいです。これは米国シアトルでしたから英語で普通にやれば行けそうということで簡単に取引成立。パッキングも完璧で曲がりのない良品のようでした。
第2弾のオランダからの68バスオンリーのルームミラーが心配でしたね。最初のメールのリスポンスが遅かったこともあり,半ば諦めかけていたのですが、一旦連絡がつくとメール交換もスムーズで取引成立いたしました。表示価格がオランダ国内消費税(19%)も含んでいたことがわかり、この分がディスカウントされ大阪で関税/通関料が700円かかったのですが思わぬ安値でゲット出来ました。パーツはNOSらしい重量感と鈍い光沢をもった金属部分がとても美しいルームミラーです。ミラー部分もパーフェクトに美しいです。さらに、このオランダのショップからはカレンダーとデカール,やや大きめの絵葉書まで同梱されていました。ヨーロッパのビンテージVWシーンの雰囲気を感じるいいプレゼントですね。今回は代行でしたがこんなサプライズがある海外取引はうまく行けば最高にハッピーです。
海外取引は違ったものが来たり,ボロボロのパーツが届いたりってこともありますからとりあえず良かったです(ふぅー!)。自分のオーダーなら諦めがつきますが,他人の代行は責任との戦いで厳しいです。皆さん,海外取引は自己責任でがんばってくださいね!