50数年も生きていると県都高知市の変遷もずいぶん見て来たなぁって思います。高知市って言うのは自分の生まれた街からは40KM弱、東に位置しています。小学生の頃は、年に1−2回しか訪れることのない高知県最大の都市です。中学入試で高知市の某中学に通うことになったので繁華街もよく通ったものです。この繁華街に京町って言う商店街がありますが、はりまや橋からワンブロック北の交差点を西に向かって高知大丸までつづくアーケード街です。この中に、VANを扱う鳩家がありました。中学校で通い始めた頃は、現店舗ではなく商店街の南側にあったと記憶しています。小遣いをためてBDシャツをはじめVAN製品を買いに通ったものです。その鳩屋が明日をもって閉店だと言います。やはり、不景気と郊外大型スーパーと安売りファッションの影響ですよね。昔は、中学・高校生がVAN製品を購入するのはそれなりに高価で結構勇気がいることでしたね。画像は28日の高知新聞の記事です。最近は自分も店内に入ることはなかったですが、やっぱりサプライズです!当時の隆盛を知っているものにとってはさびしいかぎりです。そういえば最近は若い奴がショップに群がっているのもみないしね・・・。VANの紙袋をもった高校生も見かけないし・・・。高知市内では地方都市にめずらしいと言われていたルイヴィトンの路面店があったのですが、この撤退も決まっているようです。景気や消費が改善している要素は全く感じない年の瀬ですね。