67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

南国のアメカジ名店“オリジナル”

2011-02-12 19:22:21 | ファッション

自分の職場に出入りしている高校の後輩Sクンが紹介してくださった南国のアメカジショップ”オリジナル”に行って来ました。といっても今日が2回目です。一回目はぶっつけ本番の訪問でした。というのも週末しか走らす機会が少ないキャンパーの強制ドライブが主な目的です。ここんとこミルズさんばかりお邪魔していたので,「キャンパーで行ってやれ!」という感じで高速&下道で約1時間のドライブで行きました。キャンパーでの訪問がよかったようで、オートアップの記事を見てくれていたこの店のオーナーTさんが快くお相手してくれました。一回目は偵察ということでいろいろ話しをさせていただき、氏のアメカジとの関わり方をお聞きし,また訪問しようと心に決めておりました。

でもって本日2度目の訪問です。入り口前にデイリードライバーの66BUGを駐車させていただき,撮影させていただきました。 店舗入り口のタイプ1リアフードが迎えてくれるのがVWファンには嬉しいですよね。オーナーのTさんはバス釣りが趣味だそうでとても気さくな方でした。もともとは「ジーパン屋やき・・・」と言われるだけあって多くのミシンがおいてあり、ジーンズの修理もOKだそうです。商品もオーナーの眼鏡にかなった一流の銘品がズラリです。なんでも出て来るミルズさんは圧倒的ですが,オリジナルさんの見やすいディスプレイ,広い駐車場も魅力的です。最近増殖して来たブーツ類のメインテナンスにということで100%馬油という"MUSTANG PASTE"を購入です。指でケアするというTさんのお話を聴き,暇をみつけてやってみようと思っています。


フィルソンと言えば・・・

2011-02-09 00:06:30 | ファッション

70年代後半のアウトドアスタイルが最近復刻、また流行の気配を感じているのは自分だけでしょうか?アウトドア好きなら誰でも知っているブランドがシアトルのFILSON GARMENTではないでしょうか?個人的には30年前の神戸/三宮ガード下商店街の一店で購入したのがこのダブルマッキノークルーザーです。フィルソンと言えばこれというぐらい有名な商品がコレだと思います。現在も輸入元ゴールドウィンから発売されていますが,当時は恐らくアメリカからポツポツとは行って来た商品をこういった小さなショップで売られていたものだろうと思います。30年前に購入したものは40でしたが、最近のメタボ体型では若干きつい感じで新たに入手した42を愛用しています。まったくスタイルを変えていない定番商品ですが,当時から5万円前後するお値段もまったく定番プライスなのです。ご存知のように,この赤黒のバッファローチェックが最も有名ですが青x黒,無地も存在します。上半分と袖が2重でとってもヘビーですが,暖かさに関してはパーフェクトな一品です。ペンドルトンのジャケとともに今年の寒い冬,最も愛用した上着でした。

さて最近入手したのが,このバッファローチェックのトートです。勿論,ジャケットと同じウール製なので、いわゆるコットンのトートのような無骨さは有りません。重いものを投げ込むと変形してしまうしなやかさです。把持する部分には上等な革が使われていて存在感抜群です。ジャケットとあわせて使うのも良いですが,単独でも使用出来るお気に入りバッグになりそうですね。


80年代,LLBEAN製RUG

2011-02-08 05:10:50 | 輸入住宅

最近は結構な円高で日本経済は沈滞気味ですが、輸入製品が好きな方には円高は助かりますよね。たしか1980年代にもこういった円高時期が有りましたよね。この時も1$80yen前後だったように思いますが管理人はこの時期に集中的に輸入製品を買った時期が有りました。このソファにかけたLLBeanのRUGもそうです。元々,SDのベッドカバーに使っていたものですが使用頻度が減り倉庫の肥やしと化していました。今やLLBeanも各地にショップが出来簡単に入手できますが、購入した80年代は電子メールはないし,アメリカから送られて来るカタログから選んでせっせとファックスで注文を出していたのを思い出します。

先日、2回にある倉庫を掃除しているとこのRUGが出て来たので書斎のソファにかけてみました。ソファ自体も購入して15年前後の北欧製の革張りなのですが革が艶を引いてみすぼらしくなっったのでこのRUGは助かります。ちょっとアメリカンな雰囲気を演出出来るし,これに腰掛けてジャズ聴いたり,アコギをかき鳴らしたり、ますます自宅が好きになって出不精になりそうです(笑)。


少し古いですが、シンプル&コンパクトのコンセプト

2011-02-07 00:00:15 | Weblog

携帯電話って言うのは,スマートフォンの出現で行きつくところまで行ったのかも知れません。電話機そのものがどんどん高機能になって行きますが,車での通勤5分に住んでいて休暇もあまりない管理人には電話が鳴って簡単なメールが出来ればことが足ります。

今までソニーエリクソンのカメラ主導のような携帯電話サイバーショットを使っていました。それも2代(機種数で行くと3台)も・・・。ところが使った全機種とも『気が付いたら電源が落ちていて,コールが受けられない!』状態が起こっていました。修理に出すことトータル5回。保険に入っていたので一銭もかかりませんでしたが・・・。最後の故障なんて凄かった。ハッと気が付いたら液晶画面が消えています。『また電源落ちか~・・・・?』。ところが今度は電源が入りません。勿論充電はフルです。5回目の修理は基盤と液晶交換。3日間で帰って来ましたが,再び『電源落ち』です。

電話機の分割払いも終っていたので、もう仕方なく機種変更です。よく考えてみると電話とメールしかしないからシンプルで良いのです。当然,機能は少ないからコンパクトにできます。でもって、少し古い機種ですがIIDA Lottaにしてみました。まあ,これでも機能的には充分です。前機種に比べてあまりに軽くて小さいのでポケットの中を探しまわることがしばしばです・・・(涙)。

南北戦争ジャケのJAYE P. MORGAN

2011-02-06 08:03:27 | jazz & vocal
Jaye P. Morgan Up North/Jaye P. Morgan
(MGM E3830)

Jaye P. Morgan Down South/Jaye P.Morgan
(MGM SE3867)

アメリカ建国の歴史において,南北戦争は重要な意味をもった内戦でした。 The Civil Warと定冠詞を付けて呼ばれるほど、有名な内戦です。ご存知のように奴隷制度と綿花の貿易が背景に有った訳ですが,日本の内戦,戊辰戦争とは少し意味合いが違いますよね。これがほぼ同時期って言うのも面白いですね。

さて,本日は南北戦争を題材としたアルバムをアップします。白人女性シンガー,ジェイPモーガンの2枚です。ボーカルファンにはお馴染みの"Down South"と"Up North"の2枚です。ジェイPのアルバムはRCAやVERVEのモノが知られていますがこのMGM盤も溌剌とした歌唱でなかなか好感が持てる2枚です。演奏は北はレイ・エリスのオケ、南はO.B.Masingillのオケが担当しています。マーチングバンドで使われるスネアのサウンドがシビルウォーの雰囲気を盛り上げてくれます。演奏曲は別に軍歌にこだわったというよりは,トラディショナルご当地ソング集という感じです。南では"Won't You Please Come Home?", "Joshua At The Battle Of Jericho" "St. Louis Blues", "Alexander Ragtime Band", "Oh! Susanna", 北では"Battle Hymn Of The Republic", "Chicago", "When Johnnny Comes Marching Home", "Indiana", "Lullaby Of Broadway"等が知られた曲かと思います。

所有盤はノースがMGMモノラル盤,サウスがステレオ盤です。雰囲気タッブリの両軍兵士の制服とジェイPの対比が面白いし,やはり2枚揃えて所有したいですよね。

メルの旨さが光るアトランティックのライブ録音

2011-02-05 06:39:58 | jazz & vocal
Mel Torme At THe Red Hill/Mel Torme
(Atlantic 8066)

シナトラのような絶大な人気には及ばないにしろ,メル・トーメもファンが多いシンガーの一人です。メルと言うとコーラル,ベツレヘム,ヴァーブに優れたアルバムが多くアトランティック盤は結構軽視されがちなアルバム群なのかも知れません。本日は,そんな中からニュージャージー,レッドヒルインでの実況録音盤をアップしたいと思います。エンジのジャケが印象的な一枚でもあります。

伴奏がJimmy Wisner Trio(Jimmy Wisner(p), Ace Tesone(b), Dave Levin(ds))というピアノトリオというのも個人的にはポイントが高く大きな編成の豪華絢爛たるオケよりも,よりメルの良さを引き出すのに貢献しているように思えます。更にメルは"Love For Sale", "It's Delovely", "Mountain Gneenery"の3曲でピアノを自ら弾きながらの歌唱を聴かせてくれます。これがなかなかのスウィンギーで,"Mountain Gneenery"では"Count Basie"などと叫びながらそれ風に弾いてみせるところなど一級のエンターテナーであることがわかります。勿論,ボーカルの旨さは言うにおよばずですよね。スキャットを交えた歌唱も良いですが,A面の"In Other Words"やB面の"Early Autumn"の情感溢れるバラードを聴くと一気にメルンファンになってしまうこと間違いなし。こういう味はシナトラの声ではなかなか出せないメルの個性だと感じますよね。

所有盤はアトランティックのピンク/パープルのモノラル盤です。コーティングが美しいカバーも魅力ですね。

ジョアンの爪と小気味よいバチーダの関係

2011-02-03 23:04:35 | jazz & vocal
Joāo Gilberto/Joāo Gilberto
(Odeon MOFB3202)

この前のミルトン・バナナ、更にその前のカルロス・リラとボッサのオリジナル盤が連続しましたが、更にボッサの法王と異名を取るジョアン・ジルベルトのオリジナルオデオン盤を今回はアップします。ご存知のように,ジョアンのオデオン3部作は1959、1960、1961と一年ごとの録音で3部作となっているようですが,オリジナルのリリース枚数が最も少ないのがこの第3作であるといいます。既に再発盤が出たり,「ジョアン・ジルベルトの伝説」と題された集大成的3枚組や米アトランティック盤”Boss Of The Bossa Nova"で音源については良く知られているでしょうが,オリジナル盤となると結構希少です。所有盤は以下のような緑/白のオデオン星ラベルのブラジルモノラル盤です。

前述のように61年の録音で、ジョビンの伴奏のセッションとワルター・ワンダレイとのセッションを収録したものです。A面冒頭の”Samba Da Minha Terra"から切れの良いバチーダを繰り出すジョアンのギターと甘いボーカルでとろけそうになりますよね。A面で好きなのはこの冒頭曲とA-4の“Saudade Da Bahia"です。冒頭の”Samba Da Minha Terra"とともにバイーア出身の名作曲家Dorival Caymmiの作品です。B面ではカルロス・リラの”Vocé E Eu"が最高です。B-5のジョビンの”Insensatez"も有名曲ですよね。

ジャケットは大写しのジョアンの横顔,何とも言えず哀愁を感じる良いカバーですが,注目はジョアンの右手。それも強烈なバチーダをはじき出す爪の状態です。親指では指腹側からみて約1mmで切りそろえられ、index finger, middle fingerでも丸く尖った格好に手入れされているように感じます。ボッサギター弾きには興味深い点かもしれませんね。

2枚のミルトン・バナナ・トリオ

2011-02-01 00:50:36 | jazz & vocal
Balançando/Milton Banana
(Odeon MOFB3466)

ちょっとメインストリームジャズからは離れるところに位置するボッサのアルバムをカルロス・リラに続いてアップです。本日は,あの有名な"Getz Gilberto"でドラムを務めたミルトン・バナナの1966年の作品です。この前のカルロス・リラの作品もそうでしたが,ボサノバ隆盛期に最も登用されたドラマーだったのかも知れませんね。

本日はミルトンの1966年のリーダー盤です。トリオの演奏でピアノはCid. ベースはMάrioとクレジットされてますが詳細は不明です。全12曲からなる構成で,演奏は2分前後と短いですがアドリブをほとんどやらすに,次から次へと展開する名曲の数々は聴きっぱなしにもってこいです。真剣に対峙する必要なく,美しいメロディと乾いたミルトンのドラミングに身を任せる,それだけでいいのです。特にA-6のMarcos Valleの作品”A Resposta"やB-3のCarlos Lyraの”Aruanda"の美しいメロディにはやられっぱなしです。

(いずれも右側がオリジナルです。)

topにアップしたのがオデオンのモノラルオリジナル盤のカバーです。例によってブラジル特有のビニルカバーが付属しており鮮明度に欠けるのはこのためです。このアルバム購入には思い出が有り,あるブラジルのセラーがこの2枚のアルバムを同時に売りに出していたのですが、このモノ盤を頼んだ筈だったのに送られて来たのが再発盤でした。再発盤は特有のビニルカバーもなく,ジャケがえらく鮮やかな作りでした。そして何と言っても違うのがバックカバーでした。オリジナルは写真なしで解読不能なポルトガル語のみが書かれています。結局,ブラジルまでメールでやり取りしオリジナルを送っていただきましたが、再発盤もとっとけ!てことでいただいちゃいました。良いブラジル人セラーで助かった思い出の一枚でもありますね。