Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

我が家の庭で 1月

2013-02-02 06:40:39 | のんびり歩いて

我が家の庭で  1月

センリョウ ( 千蓼 / 千両 ) は センリョウ科の常緑小低木である
冬場に赤い果実をつけ美しいので栽培されている
日本では南関東・東海地方~九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自生しているという
名前が目出度いのでマンリョウ(万両)とともにお正月の縁起物とされているのです

ところで赤い実をつけた植物は 古来お正月の縁起物としてもてはやされたのですが
万両・千両・百両・十両・一両の実については その違いが難しい

万 両
ヤブタチバナ / ヤブコウジ科
センリョウより沢山の実がつくことからマンリョウの名前がついたそうな
千 両
草珊瑚( クササンゴ ) / センリョウ科
花は黄緑色で小さい 果実は球形で赤く熟する
百 両
唐橘( カラタチバナ ) / ヤブコウジ科
江戸時代のタチバナは非常に高価で 百両以下では手に入れることが出来ないことから「 百両金 」と呼ばれたそうな
十 両
藪柑子( ヤブコウジ ) / ヤブコウジ科
古くは赤い果実を山のミカンに見立てたヤマタチバナ山橘の名前で知られていたそうな
一 両
蟻通( アリドウシ ) / アカネ科
腋に鋭い長いトゲがある 葉の付け根から出ているトゲが蟻をも刺し通すということだそうな
『千両 万両お持ちでも このアリドオシがないと「 千両 万両 有り通し 」にはなりません』ということなのです

        これは “千両”です