てぬぐい(手拭)とタオルの区別ができる人も、
少数派になってきたかも。
今はチョットしたご挨拶にはタオルなのですが、
半世紀ほど前には、
「てぬぐい」を頂くことが多かったのです。
会社名入りだったり、
子どもの出生祝いには1反頂いたりもしました。
時に木綿の布が必要になるので、
処分せず残してもあります。
綺麗な絵てぬぐいは色々に使えます。
食卓のセンターにもね。
てぬぐいの端は切りっ放しなので、
ほつれを極力取り除いて。
(透明マニュキア処理とか)
日差しの強い日には、
姉さんかぶりで日よけにもなります。
タオルより涼しくていいのです。
なおタオルだと切り裂くことができませんが、
てぬぐいは、
ハサミがなくても切り裂けるので、
緊急時の包帯代わりになったと、
聞いたこともあります。
風呂敷・和紙・てぬぐい・・・
日本の伝統文化、
なくならないでね。
(下の絵てぬぐいの画像はネットからお借りいたしました)