風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

フランスパンをパクリ②

2006年10月05日 | 食(食材 料理の効能etc)
R市の手作りパンの店に、やっとたどり着いた。
客がせいぜい7人ほど入ればいいほどの小さな店だった。
ちょうどお昼時ということもあり、若い男女や主婦などが列を作っている

ガラスケースの陳列ケースには、調理パン、菓子パンなどがズラリと並んでいる。
その上には、バゲット、黒米(古代米)入りパン、ライ麦パン、天然酵母の食パン…。

あれこれ目移りして、きめかねている娘と私
若いスタッフが忙しく立ち働いている。
オーナーの奥さんらしき女性も出てきて手際のよい接客ぶり…。
「何になさいますか?」
次々とお客がそれぞれ好きなパンを買っていく

オープンキッチンから、コック服姿のオーナーが出てきた。
話しかけてみる。
仕事もひと段落ついたのか、気持ちよく応対してくれた。
娘と私が、天然酵母のことやイーストのこと、パンの種類のことなど質問。
丁寧にこたえてくれる。
業界のこと、身体にいいパンを提供するための努力をしていること。
そのために研修会に参加していること、パンの普及にも力を入れていることなど…。
パンへの熱い思いについても話してくれた

楽しいおしゃべりをさせていただいたあと、バゲットや調理パン、天然酵母パンなどを買い求めて、店を出た。
このような温もりのある「街のパン屋さん」が増えるといいなあ~と痛感したのだった。

長いフランスパンをナイフで切らないで、そのままパクつく娘
「こんなふうな食べ方もいいね」
ワイルドに…。