二〇二三年十月二十日(金)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
午前中。何本かの色鉛筆が行方不明。ソファの下を探ってみるとぞろぞろ出てきた。シリンジをどこかへもぐり込ませてしまうと今度は色鉛筆を取り出してきて遊ぶことを覚えたようだ。形は、まあ、似ているといえば似ている。もしタマが野良のままだったらシリンジや色鉛筆の代わりに何を追いかけていたのだろう。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。elekingでも紹介されているようにエヂ・モッタはブラジルのアーティスト。しかしeleking評とは別に個人的にブラジルから登場する音楽家に注目するには理由がある。精神医療との関係。二十世紀終わりから一世風靡したラカン派精神分析が精神医療の現場とは異なる他の分野を含めた様々な領域で最も読まれ語られたのはどこか。発祥地フランスを別にすれば日本とブラジルとが突出している。他の分野というのは例えば日本の建築家・磯崎新がラカン「鏡像段階論」に言及していることは有名。だからといってエヂ・モッタの音楽が難解かといえば全然そんなことはない。相変わらずリズム&ブルースやソウル主体。さらに今作は一九八〇年代日本のあちこちで聴かれたシティ・ポップ調の楽曲が入っていて面白い。その2。