新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

トイレからの脱出 (第4章)

2009-02-26 20:36:23 | トイレからの脱出

ずいぶんと間隔が開いてしまいましたが、2月12日の「トイレからの脱出(第3章)」のつづきです。
  

【前章までのあらすじ】
欧州出張でロンドンに到着した徒然煙草、ホテルの自室に入ると、まずトイレに入り用をたした。
そして、トイレから出ようとすると、なんと、ドアノブが空回りしてドアが開かない!
トイレから脱出すべく、策を練った徒然煙草は、トイレの中で大騒ぎすることで、周りの人に異変に気づいてもらうことにした。
しばらく手のひらで壁をバンバン叩くうち、誰かが異変に気づき、ホテルのスタッフが駆けつけてきた。
ホテルのスタッフたちは、難なく部屋の鍵を開け、ドアチェーンを突破し、トイレのドアまでたどり着いた。
しかし、ドアノブをガチャガチャいじくっても、ドアノブの周りにドリルで穴を開けても、肝心のドアは開かない。
ついに、ホテル側はトイレへの「強行突入」を決断した。

  

【ここから第4章の本編】
We'll break the door. Please stay away from the door. (ドアを破るので、離れててくれ)」とのホテル・スタッフの言葉を受け、どういう待ち方をしていたら良いのかな?と考えた結果、おとなしくバスタブの縁に腰掛けて待つことにしました。いかにも冷静っぽいでしょ?
で、ドアに体当たりする音が響き始めました。そして、何度かドアに体当たりする音が轟いたのち、ついに、ドアの枠が派手に飛び散りドアもろともオッサンたちがバスルームに飛び込んできた~ぁ

  

こうして私は無事にトイレから救出されたのでありました。
バスルームから出てみると、男女4~5人のホテル・スタッフが集っているは、床には、ドリルが転がっているは、ドアチェーンを切る道具らしい「やっとこ」みたいな工具が転がってるはで、まさしく「現場」の風情が漂っています。
ここでオバチャン(ネームプレートには「Security」と担当分野が刻まれていました)が、「We're ready new rooms for you. Which do you like a small room or a large one? (別の部屋を準備するけど、狭い部屋と広い部屋のどっちがいい?)」と、聞くまでもない質問です。
もちろん、「I prefer a large room. (広い部屋がいい)」と答えると、ここでまたもや「Do you like beer? (ビール、好き?)」の質問。
これまたもちろん、「I like beer. (好き)」と答えると、「We'll save beer in your refrigerator tomorrow. (明日、冷蔵庫にビールを用意しておくから)」とのこと。

ようやく、理解できました、さっきからのKYな質問。

  

こうして無事に救出された後の話はまた後日。
写真は、現場となったホテルからの眺めです。

Photo_2

左側のドームはRoyal Albert Hall、右側の尖塔は「V&A」ことVictoria and Albert Museum、真ん中遠くに当時は世界最大の観覧車だったLondon Eyeが見えます。
このどこにも行っていないせめてV&Aだけでも行きたかった…。


つづき:09/03/12 トイレからの脱出 (第5章=第1部完結編)

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自宅からの眺めが激変

2009-02-26 07:29:34 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜の帰宅中、自宅の隣まで来て異変に気づきました。
なんだかス~ス~する感じです。ふと、見上げると、あらら、今朝までは隣のお宅の敷地から歩道にはみ出るように茂っていた木々が無い そして、ミニ竹林も無くなっている
どうやら隣の家の方が大々的に庭の整理を敢行したようです。
0107_2 自室に入って、さっそくベランダから外を眺めると、昨夜まではてっぺんが見えるか見えないかくらいだった近所の高層マンションがしっかりと見えています。これじゃ、道路から在宅・不在が丸見えだな、と戸締まりをしっかりと確認して寝ました。

右は「資料画像」。7年前の眺めです。

そして、夜が明けて、改めて外を眺めると、ありゃ~、目の前には夕べ感じた以上に空間が広がっています。
これまでひっそり暮らしていたのに、急に白日の下に晒されたような気分。ちょっと落ち着きません(Googleのストリートビューの撮影後で良かった…)

木々や竹が刈られた後がどのように使われるのかも気になりますが、それよりもとりあえず、今の眺めに慣れなければ…。

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