「大阪でビバった旅行記 #2-4」のつづきは、「#2-3」で挙げた京都鉄道博物館の3つの特徴のうち、二つ目、
車両だけでなく、システムとしての鉄道の仕組みと歴史を観られる
の観点からふり返ります。
どうしても鉄道というと車両にばかり注目が集まりがちですが、車両だけでは鉄道は成立しないわけで、京都鉄道博物館では、車両以外の部分に関する展示がすんごく充実
しています。
例えば、「駅員の一日」を紹介するコーナーでは、
駅員さんの一日の業務がパネルで紹介されているのに加えて、知る人ぞ知るこちらの装置の展示も…
寝ている人を、無音で目覚めさせる「自動起床装置」です。
ふとん乾燥機を、局所的に強化したようなもので、周りで寝ている人の邪魔にならないようにしつつ、特定の人だけを起こしてしまう装置でして、こんな風に起こしてくれます。
個人用に簡易版が販売されているようで、商品名は「やすらぎ」。
約10万円と、決して安くない商品ですが、ぜんぜん安らげない
というオチがついてきます
続いては、駅でお馴染みの券売機。
意外にデカいんですなぁ
JRのチケットの地紋は、JRマークは共通ながら、会社によって微妙に違っていまして、例えば、JR東日本はEastの「E」、JR西日本はWestの「W」、JRバスはBusの「B」、JR東海は、Centralの「C」(JR東海の英文呼称は「Central Japan Railway Company」)ということは知っていたのですが、、、
JR北海道が「H」ではなく「北」だったとは知りませんでした
結構トリビアでしょ、このネタ
きょうはかなり周辺部から「鉄道」を眺めましたが、次回では、もうちょいと鉄道そのものに近づいた話を書きますね。
つづき:2017/06/02 大阪でビバった旅行記 #2-6