5月27日・28日の両日、鹿児島の仙巌園で開催された「Misia Candle Night 鹿児島・仙巌園」のことを書きます。
仙巌園で「Misia Candle Night」が開催されると聞いたとき、まず思ったのは、「仙巌園にライヴをやるような場所があったかな…?」ということでした。
2011年のゴールデンウィークに仙巌園に出かけたこと記憶を引っ張りだしても、なかなかまとまった平地を確保できそうな場所を思い出せない…
初日は、ちょっと早めのシャトルバスに乗って、仙巌園には開演2時間前の17時ちょい過ぎに到着し、
仙巌園の中をブラブラと散策しながら、会場を「下見」しました。
ほぉ~、ここですか
この写真では雄大な桜島の姿が圧倒しますけれど、観客席から桜島は見えないのではなかろうか? なんて思ったら、案の上、私の座席(初日14列目、2日目10列目
)から桜島はまったく見えませんでした
もっとも、写真を撮った場所からでも、ライヴの時間になれば暗闇に包まれて、桜島は見えっこないのですが…
私が今回のライヴで聴きたいと思っていた曲が2曲ありました。
まず、映画「SING/シング」で、ゾウのMeena(MISIA)が歌っていた「Don't You Worry 'Bout a Thing」で、もう1曲は、MISIAが鹿児島でlyricを書いたという「逢いたくていま」(こちらの記事をご参照方)でした。
「Don't You Worry 'Bout a Thing」の方は、事前にリクエストが募られていた「Misia Candle NightでMISIAに歌ってほしいカバー曲」でダントツでしたし、映画「SING/シング」公開後初めてのライヴだし、きっと聴けるだろうと思っていましたが、「逢いたくていま」を聴ける可能性は半々かな…
程度の予感でした。
そして、、、、と、ここで2 daysのセットリストが登場
単発 2 daysのライヴにしては、曲の入れ替え
が多くて、おぉっ
なんですが(冒頭の曲が違うなんて
と2日目はビックリでした)、私が期待していた2曲は両日とも聴くことができました
なんともうれしかったのですが、「逢いたくていま」については、TVドラマ「Jin -仁-」
の主題歌を制作して歌うことを依頼されたところから、構想を練り、知覧に出かけたこと、そして知覧で衝撃
を受けたことなど、裏話を披露した上で歌ってくれたのは、私だけでなく、聴衆の心を打った
のではないかと思います。
そして「Don't You Worry 'Bout a Thing」。
これまた凄かった…
「SING/シング」を観た人たちに強烈
な印象を残したっぽいこの曲を、MISIAが生で、サウンドトラックそのままに披露してくれるなんて、もう、うれしすぎる
この曲が尾を引いてしまって、きょうになっても、私の頭の中では日本語歌詞(=MISIA Ver.)の「Don't You Worry 'Bout a Thing」がずぅ~っとリフレインしています。
この2曲だけでなく、「Misia Candle Night 鹿児島・仙巌園」2 daysのMISIAは、全快&全開で、ホント、うれしかったし、Supporterの一人として誇らしかった
こんな「人間国宝
」級のSingerのライヴ・グッズに、こんなお茶目なのがあるのもまた、良いと思います
それにしても、ライヴ中のMISIA、楽しくってしようがない って感じで、観ている方もうれしくなってしまいます。
そして、相変わらず不思議に思うのは、あのMISIAの声、どうしてあれほど正確かつ美しくかつ深くかつ予想外のフレーズを奏で、そして、響くんでしょ
少なくともPAのマジックの仕業でないことは、「明日へ」ラストの「生声」を聴けば明らかで、声帯だけでなく、MISIAの全身が、突き抜けてデキの良い楽器になっているような気がします。
MISIAの次のライヴ・シリーズは7月の「MISIA Summer SOUL JAZZ 2017」で、いつもとは違うバンドでJAZZするようです。
バックがMISIAバンドでないことに心配や不満も漏れ聞こえておりますが、私としては、JAZZに挑戦するならば、バンドを入れ替えてみるくらいの覚悟が必要だと思っています。
いつもと違うバンドをバックにJAZZするMISIA、どんな化学変化が起こるのか、楽しみでしようがありません
「Misia Candle Night 鹿児島・仙巌園」2 daysの振り返りとしては、細部の、それも一部に偏っている気がしますけれど、事細かに全体を書こうとすると、いつ完結できるかまったく読めませんので、この辺にしておきます。