「台風に邪魔されながらの関西旅行記 #3-1」のつづき、ついに旅行記完結編です。
閑散とした三条通りを歩いてJR奈良駅まで戻って来た私は、ホテルから荷物を引き取り、昼食として車内で食べるべく「柿の葉寿司」を購入して(結局本宅で食べた)、大阪(伊丹)空港行きのリムジンバス
に乗り込みました。
私が乗ったリムジンバスは、定刻だと空港到着が14:26で、フライト
までは約2時間の余裕
があります。1本遅いバス便でも1時間弱の余裕
があったのですが、この私の意図については後ほど…
バスは、奈良・生駒市内のバス停
で乗客を拾った後、第二阪奈道路⇒阪神高速13号東大阪線⇒東大阪JCT⇒近畿自動車道⇒吹田JCT⇒中国自動車道⇒豊中ICというルートをきわめて順調に進みます。
Googleマップほかで調べたところ、「鶴見はなぽ~とブロッサム」という「大阪鶴見花き卸売市場」とした旧三井アウトレットパーク大阪鶴見(昨年3月に閉館)の複合施設でした。
「月下美人の花のイメージを表現した外観」だそうですが、大阪らしいといえば大阪らしい外連味たっぷりの建物です。
三井アウトレットパークが抜けた跡はどうなっているんでしょうか
ここから10分ほどで、中国道から太陽の塔が見えました
そして、15分もかからず、定刻前に大阪(伊丹)空港到着しました。
空港に着くと、まずはトイレに入り最後のTシャツ
交換
今回の旅行には、2泊3日にもかかわらず、替えのTシャツを5枚持ってきていました。
1日2枚の勘定です。
過去の旅行では、旅行先でTシャツを購入
したことが何度かあったという経験を活かせたわけで、大正解
でした
夏の旅行には、Tシャツとハンドタオルを「多すぎるかな?」と思えるくらい持って行くのがお勧め
です。どちらもそれほど嵩張りませんし。
さて、なぜ私は余裕がありすぎるくらいのタイミングで空港に行ったのか、ということです。
今年1月、JALがマイレージプログラムを改訂しました。
このおかげで、ながらく「JALカードSuica」を使ってきた私には、今年2月に「さくらラウンジ」の年2回の利用権がやって来て、4月にはステータスが上がったことで、利用権が年6回に増えました
私は、さっそく今年 4月の「MISIA 25週年星空現場Ⅻ:Starry Night Fantasy」台湾公演への遠征で羽田空港のさくらラウンジで朝食をいただこうと楽しみ
にしていたのですが…
それから半年近く経ち、東海道新幹線の運休という思いがけない展開から、さくらラウンジを使うチャンス
が巡ってきたというわけです。
Tシャツを着替えた私はバッグと傘を預けて、セキュリティチェックを無事通過すると、まったりするべく、さくらラウンジへ向かいました。
この行動は、あとで後悔することになります
久しぶりのさくらラウンジで、まずは、柿の種を摘まみながらビール
やはり、この落ち着いた雰囲気は良いなぁ~
喫煙室もあるし…
と思っていたら、ラウンジに入ってきた人が手に提げていた「551 HORAI」のペーパーバッグが目に入りました
私も豚まんを買って帰りたいと思ってスマホで調べると、大阪(伊丹)空港の551 HORAIの店は、セキュリティチェック前だったぁ~
これは失敗しました
飛行機は定刻から若干遅れて離陸しました。
始めのうちは、万博記念公園が見えたぁ とか、
琵琶湖が見えたぁ とか、
眺めが良かったのですが、すぐに厚い雲
の中に入り、また、気流の状況が良くないということで、飲み物サービスは冷たいもののみ(私はいつもコンソメスープなんだけど…)になってしまいました。
航路を見ると、かなりいびつなもの(逆S字形)で、やはり静岡県上空は相当に状況が悪いようです
再び地上が見えたときは、すでに千葉県上空でした(真ん中に見える緑地は陸上自衛隊習志野駐屯地)。
そして、TDRの近くを通過した飛行機は、
北東側から羽田空港B滑走路に無事着陸しました。
羽田空港から本宅までは、待ち時間は1時間半近くもあるけれど、楽ちんな空港リムジンバス
を利用しました。
やはり旅行用のバッグを連れて電車を乗り換えるのは大変ですから。
私の場合、電車で帰ろうとすると、最低2回の乗り換えが必要で、中でも品川駅での京急⇒JRの乗り換えが最悪
だと思っています(JR⇒京急はまだマシ)
土曜日の夜なら、首都高速も空いているだろうな と思ったら、案の上、渋滞どころかスローダウンもなく、定刻より15分
ほど早く、自宅最寄り駅前
に到着
さいたま市は土砂降りで、傘からはみ出すバッグは10分たらずの間にびしょ濡れになりましたが、ここまで来れば問題無し
ということで、台風10号には邪魔されたものの、
村上隆展
、
興福寺国宝館
、
ホテル日航奈良の朝食
、という三大タスクをコンプして、関西旅行を終えたのでした。
めでたしめでたし…。