新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

MISIA @ OPUS in Ginza

2013-02-14 22:32:55 | MISIA

きょう2月14日から銀座ソニービルで、「MISIAベストアルバム発売記念特別イベント」が始まったようです。


130214_2_01


2BCフロアでは2月20日に発売されるベストアルバム「MISIA SUPER BEST RECORDS -15th Celebration- 」の全曲を試聴できるようですし、


Super Best Records-15th Celebration-(初回生産限定盤)(DVD付) <nobr>Super Best Records-15th Celebration-
(初回生産限定盤)(DVD付)</nobr>
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4Aフロアではこれまた2月20日に発売されるBlu-ray Disc Box「THE TOUR OF MISIA BOX Blu-ray 15th Celebration」の一部が、「液晶テレビ〈ブラビア〉KDL-46HX850、ホームシアターシステムHT-SS380を使って上映されるようです。


THE TOUR OF MISIA BOX Blu-ray 15th Celebration <nobr>THE TOUR OF MISIA BOX Blu-ray 15th Celebration</nobr><nobr>
価格:¥ 25,000(税込)
発売日:2013-02-20</nobr>

さらに、8階のOPUSでは、


130214_2_02


だそうな
「96kHz/24bitのハイレゾレーション音源」MISIAの歌を聴ける
こりゃ行かなきゃなるまいってヤツです


「『96kHz/24bitのハイレゾレーション音源』って何?」という方は、こちらの記事でリンクしたこちらのサイトをご参照くださいませ

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マイクは何本?

2013-02-14 06:06:49 | ニュース

以前から不思議に思っていたことがあります。
それは、例えばこの写真をご覧ください。

130214_1_01

お隣の困った「国」「国」の体を成していないと思うのだけど…)の国家元首:金正恩さんが演説されている姿です。

気になるのはキムさんの前にズラリと並ぶマイク

同じ形のマイク6本並んでいます。
別のときの写真を見ても、

130214_1_02

やはり、同じ形のマイク6本並んでいますナ。

それでは先代の金正日さんはどうだったかといいますと、

130214_1_05

またまた同じ形のマイク6本
どうしてこんなに多くのマイクが必要なのでしょうかねぇ?

ちなみに、わが国の国会・本会議場はといいますと、

130214_1_09

ありゃ、同じく6本のマイクがある…

でも、メインは2本で、ほかは違う形のマイク(一つには「NHK」と書かれています)がバラバラと突っ立っています。
マスコミが自分たち専用のマイクを立てた気配ですな。

では、米国の議会はどうでしょうか?

130214_1_10

あれま シンプルに1本だけ
もっとも、米国でも基本は2本のマイクを使っているようではありますが…。

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それじゃぁ、北朝鮮の大事な庇護者(だったはずの)中国はどうでしょうか?

130214_1_08

北朝鮮と同様に同じ形のマイクが並んでいるのですが、その数は、、、、5本

もしかして、中国に対する北朝鮮ささやかな抵抗なのでしょうか?
もっとも、初代の金日成さんの頃はこんなものではなくて、

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10本も並んでいます
でも、これはかわいい方で、こちらなんか、

130214_1_12

少なくとも12本のマイクが、電線に停まるムクドリよろしく ズラリと並んでいます。
正直、バッカみたい…
こんなところで威厳を示そうという習性をお持ちのようです、あの「国」は…(マイクが壊れていて大事なお言葉を拾えなかったら自分の命が危ないという恐れから、音響技術者が何重にもフェールセーフを施したのかもしれませんケド…)。

例えば、将軍たちの勲章

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着けてる本人たちはご満悦なんでしょうけれど、傍から見たら、「バッカみたい…」としか言いようがありません。

まったくもって、理解を超越する困ったお隣さんです

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キッチンのカレンダー

2013-02-13 05:42:22 | MISIA

またまた横道に逸れます
とはいっても、身も蓋もないほどの逸れ方でもありませんのでご容赦を


今年もうちのキッチンにはJALのアートカレンダーを架けておりまして、時折、「これ、生で観たと、勝手に盛り上がっているわけですが、今年の10月はこちらです。


130213_1_02


なにやらやんごとなさそうな場所舞楽が演じられています。


これは、こちらほかで書いた東京国立博物館(東博)所蔵の重要文化財「洛中洛外図屏風(舟木本)」の一部


実は私、「洛中洛外図屏風(舟木本)」で観たことはございませんで東博ミュージアムシアターで観たVR「洛中洛外にぎわい探訪 舟木本屏風を歩く???京のごちそう???」と、東博のミュージアムショップで販売中の実物大&高精細レプリカくらいしか観たことがございませんデス…


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このレプリカ「洛中洛外図屏風」、希望小売価格300万円(税込)のところ、東博の開館140周年を記念して、今年3月末までは特別価格250万円(税込)でお願いしますTVショッピング


お値段もさることながら、6曲1双のこの屏風を飾れる家なんて、そうそうあるものではないと思うのですが…


逸れたネタで、更に話が逸れてしまいました…


今年のJALのアートカレンダー10月を、更にカメラを引いて写しますと、こんな風になっています。


130213_1_01 下半分に、点々となにやらワンワールド・アライアンスロゴっぽいものが見えますな。
右下のJAL鶴丸ロゴの右にあるのはワンワールド・アライアンスロゴ(但しモノクロ)なのですが、ほかの青い丸は違います。
実はこれ、恒例お手製「カレンダー・シール」です
印刷原稿はこんな具合


130213_1_04_2 そう、MISIA星空のライヴ -15th Cellebration-のスケジュールを表すシールです。


そんでもって、今月のカレンダーがこちら


130213_1_05 今月の作品「金銅小幡残欠」白鶴美術館蔵)も、いかにも飛鳥ぁ~ステキですが、それよりもなによりも、いよいよ来週、MISIAのデビュー記念日2月21日(木)から、横須賀公演を皮切りに、MISIA星空のライヴ -15th Cellebration-ツアーが始まります


130213_1_06


楽しみだぁ~~

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東博で山本作兵衛さんの炭鉱記録画(レプリカ)が観られます

2013-02-12 05:30:15 | 美術館・博物館・アート

シリーズの途中ですが、割り込みトピックスをお伝えします。


東京国立博物館(東博)で開催中の特別展「書聖 王羲之」を観ようと平成館に入ると、大講堂前のラウンジで何かをやっていました。
どうやらパネル展示のようで、特別展「書聖 王羲之」を観たあと、覗いてみました。


すると、これが、山本作兵衛さんの炭鉱記録画の展示でした。レプリカとはいえ、精巧なもので、「原画です」と言われたらあっさりと信じてしまいそうなものが約30点


山本作兵衛さんの炭鉱記録画は、一昨年の記事「5月25日は『《記憶》の日』かもしれない」で書いたように、日本で初めて世界記憶遺産に登録された作品群です。
そのうち何点かは、教科書や事典TVなどで見たことがありますが、で拝見したことは一度もありませんし、レプリカにしても、これほど大量に観るのは初めてで、かなり興味深く鑑賞できました(撮影禁止)。


130212_1_01 そして、東博に所蔵・展示されている作品たちとはまったく縁の無かったに違いない、地の底で働く人々の姿に衝撃を受けました 金または権力にものを言わせて最高の素材・技術・技能が昇華した美術品や調度や衣類を誂えたり収集した人たちがいた一方で、地底の奥底で真っ黒になりながら命がけの仕事をしていた人たちがいたこと、現在だってそんな人たちがいることを忘れてはならないと思います。


ちなみに、右に載せた写真は、東京・丸ノ内に立つ日本工業倶楽部会館のてっぺんを飾る坑夫と工女の像(小倉右一郎・作)。この建物のオリジナルが建てられた大正年間を代表する二大工業、石炭と紡績を象徴しているのだとか…。


ところで、東博でこんなイベントが行われているなんて、行ってみるまで私は知りませんでした。


私が出かけた2月9日(土)の午後には大講堂でシンポジウムも開催されていた様子(受付ができていた)だったというのに、東博のHPを見ても載っていません

「東京国立博物館ニュース 2013年2-3月号」を見ても、


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載っていません


ググると、毎日新聞の筑豊版に記事が載っていたようです


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記事によれば、


 田川市世界記憶遺産活用活性化推進委員会(会長=有馬学・福岡市博物館長)は、ユネスコの世界記憶遺産に国内で初めて登録された山本作兵衛の炭坑記録画展(レプリカ)とシンポジウムを2月に東京都台東区の東京国立博物館で開く。「作兵衛ブーム」を持続させようと、中央で作兵衛を広くPRし、田川への観光客誘致などを図るのが狙い。
 シンポは9日午後1時半から。作兵衛の紹介ビデオの上映に続いて、日本ユネスコ国内委員会の青柳正規・記憶遺産選考委員長や有馬館長が、世界記憶遺産の意義などについて講演。同3時10分からは「世界記憶遺産の保存と活用」について、炭鉱労働史に詳しい田中直樹・日大名誉教授や安蘇龍生・田川市石炭・歴史博物館長ら4人の専門家が意見交換する。
 会場ロビーでは、シンポに合わせて5~17日にレプリカ約30枚を展示。シンポやレプリカ鑑賞は無料だが、東京国立博物館の入館料(大人600円など)は必要。シンポの聴講希望者は23日までに市石炭・歴史博物館へ申し込む。


だとか。
同じくググってヒットした田川市石炭・歴史博物館のサイトでは、「転居先不明」だし…


それでもキャッシュページを見ると、フライヤーをダウンロードすることができました。


130212_1_04どうしてシンポジウムもレプリカ展も「有名」でないのでしょうかねぇ。私、東博に出かけるたび、フライヤーはチェックしているはずなのに、このフライヤーにはまったく気づきませんでした

主催者」には、田川市世界記憶遺産活用活性化推進委員会(長く、くどいお名前…)、田川市石炭・歴史博物館と共に東博だって名前を連ねているのに、この扱いはどうしたことでしょうか


ちなみにこちらのフライヤーはすかさずgetしてきました。


130212_1_05 「東京タワー開業55周年記念」と銘打って、東京タワー1階特設会場にて、3月16日~5月6日山本作兵衛展が開催される由。


こちらは有料(一般が当日1,200円、前売1,000円)ですが、「秘蔵の原画五十九点」が展示されるようです。


くどくなりますが、今週いっぱい、日曜日(2月17日)までなら、東博・平成館1館でレプリカをご覧になれるはずですよ。


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東博・東洋館も見どころ満載(朝鮮編)

2013-02-11 09:44:40 | 美術館・博物館・アート

「東博館内では梅が満開」のつづきは、約1ヶ月前に新装オープンした東京国立博物館(東博)東洋館(アジアギャラリー)で観た名品をご紹介します。


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「東博館内では梅が満開」で書いたように、今回はエレベーターで最上階に上がり、階段を降りつつ各フロアを鑑賞しました。
そんなわけで、まずは朝鮮で造られたお宝の数々からご紹介


まずは用途不明の青銅器、「獣文飾板」(伝韓国慶州出土、BC3~BC1世紀)。


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説明板によれば、


犬と鹿が描かれています。鹿の1頭には槍が刺さっており、狩猟の場面と思われます。このような金具は革袋の飾り、または、方を覆う鎧の一種とも考えられていますが、確かな証拠はありません。朝鮮の鋳胴技術の高さを示す青銅器です。


とのこと。
角の立った蕎麦を連想するような、くっきりした線が見事です。これが「BC3~BC1世紀」に造られたものとは…


そして、こちらの鬼瓦(韓国慶州四天王寺跡出土、7~8世紀)とか、


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こちらの菩薩半跏像(朝鮮、7世紀)とか、


130211_1_04 朝鮮が飛鳥~白鳳期の日本に与えた影響が偲ばれます。


また、こちらなんてどうでしょうか


130211_1_05 金銅八角舎利塔(伝韓国光陽出土、8~9世紀)は、鮮やかな側面の線刻もさることながら、私がしたのは、舎利塔のてっぺん


正座しています


約2年前の記事「東博の平常展は秋真っ盛り (その4)」で紹介した、


膝を少し開き、上半身を前屈みにしています。大和坐りと言われる珍しいもの


じゃありませんか?
なんとも珍しいものを拝見いたしました。


   


「珍しいものを拝見」といえば、朝鮮の「官服」も初めて観るものでした。


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手前(団領)お役人さんの服だと想像がつきましたが、奥に見える朱袖の服は、てっきり女官の服だと思ったところ、


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「戦争時や夜警の際に武官が着用した服だそうな
これは意外です。
それを知った上で見ても、やはり「戦闘服」とは思えませんなぁ…


一方、「戦闘とは正反対の優雅な調度も興味深く拝見できました。


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左から煙管(朝鮮時代・19世紀)、煙草入(朝鮮時代・19~20世紀)、帽子(黒笠)(朝鮮時代・19~20世紀)。
白い服を着てつば広の黒い帽子をかぶり、長ぁ~い煙管で煙草をくゆらせる…なんて様子が目に浮かぶようです。


このつば広の黒い帽子、写真で見たことはありましたが、現物を見るのは初めてでした。上の写真でもなんとなく判るとおり、メッシュ素材でできています。

説明板によれば、


馬毛と竹を細くしたものを使って作られており、黒漆を塗っています。階級によって青糸や緑糸を織り込んだり、朱漆を塗ったりしたものもみられます。


とのこと。馬の毛? と思ったところ、もう一枚の説明板では素材が「馬尾」と書かれています。なるほど…、馬の尻尾なら納得です


また、1mを優に超える長さの煙管、説明板によりますと、


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細い竹製の管の両端に、金属製の雁首(がんくび)と吸口が付いています。17世紀初頭に始まった喫煙は朝鮮王朝時代の風俗に欠かすことのできないものとなり、煙管は長ければ長いほど、両班(ヤンバン)の富を象徴するとされました。


これほど長いと、管(羅宇)のお手入れが大変そう…


   


ここで再び時代をさかのぼりまして、cuteな仏像を2体


130211_1_10 幼児体型のこちらの仏様は、「毘盧遮那仏立像」(9~10世紀)。

銅造・鍍金の毘盧遮那仏といえば、東大寺大仏様を連想しますな。

それにしてもこの毘盧遮那仏、どうして智賢印(左手をこぶしに握って人さし指だけ立て、それを右手で握る印)を結んでいるのでしょうか?(東大寺の大仏様が結んでいるのは「施無畏与願印」

よく判りませぬ…


こちら誕生釈迦仏立像(7世紀)なんですが、


130211_1_11 お釈迦様が、摩耶夫人右脇から生まれるや、七歩歩いて右手で天を指し左手で地を指して「天上天下唯我独尊」と話した故事を表しているはずなのですが、失敗してあちゃ~となっているようにしか見えません…


   


朝鮮編最後は、なんとも見事耳飾りと、逆にシンプル極まりない水滴


130211_1_12 「太環式耳飾」(新羅・6世紀)だそうで、細工が細かい、細かい


一方、こちらの水滴は時代が再び下って19世紀のもの。


130211_1_13 説明板には、


実用に加え、文人たちの嗜好によってサランバン(舎廊房)に置かれた書架や机を飾る役目もありました。陶磁器のほか、金属製のものもみられます。朝鮮時代の水滴はどれも愛らしく、安らぎを与える小品ばかりです。


とありますが、まさしく、観てほっこり、使ってほっこり水滴だったのではないでしょうか。


ということで、朝鮮の文物の展示は、古来日本が受けた朝鮮の影響の大きさと、その後の日本と朝鮮(韓国)がそれぞれ育んだ文化の違いを感じ取れるものでした。


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本館(日本ギャラリー)&平成館(考古展示室)だけじゃなく、東洋館(アジアギャラリー)を観ることは、日本文化の成り立ちを考える上でかなり有意義なことだと思ったしだいです。


つづき:2013/02/17 東博・東洋館も見どころ満載(中国・書画編)

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東博館内では梅が満開

2013-02-10 12:32:02 | ニュース

きのうの東京国立博物館(東博)では、午後1時ちょっと前に東博についた私は、こんな順路を辿りました。


東洋館地下1階でミュージアムシアターの観覧を申し込み⇒東洋館最上階から観覧⇒ミュージアムシアター「アンコール遺跡バイヨン寺院 尊顔の記憶」を観覧⇒ゆりの木でこの日2度目の昼食平成館特別展「書聖 王羲之」を見物⇒本館2階で総合文化展「日本美術の流れ」を観覧


東博を後にして家路についたのは、閉館時刻(17:00)ちょい前でしたから、約4時間ほど東博に滞在したことになります。
これだけの時間が費やされたわけですから、ブログで書きたいネタがたっぷりと仕込まれてしまいました。


きのうの記事「いったい何度『永和九年…』を観ただろうか」につづいては、本館2階「日本美術の流れ」からご紹介


130210_1_01


今、本館2階「日本美術の流れ」では季節柄、満開
多くの梅をあしらった陳列作品から3点だけ載せておきます。


まずは、梅+水仙まだ浅い春にふさわしいこちら。


130210_1_02 「梅水仙蒔絵軸物箱」(江戸時代・17世紀)。
やはりこの季節にぴったりの絵を収めていたのでしょうかねぇ
少なくとも、お経とか仏画を収めていたことはないと思います。


次は、最近、プーチン大統領からネコを贈られて喜んでいらっしゃった佐竹秋田県知事のご先祖:佐竹義躬の作品。


130210_1_03 「紅梅椿図」(江戸時代・18世紀)です。
説明板を転記しますと、


梅と椿は、寒雪に耐え、百花にさきがけて咲く花である。義躬は秋田の角館城所預(ところあずかり)という役職であったが、小田野直武に学び、秋田蘭画と称される洋風画を描いた画家のひとりである。寒中の花を鮮やかな色彩をもちい、陰影法などの西洋画技法によって描き出している。


そういえば、東博構内では椿がキレイに咲いておりましたっけ…


130210_1_04 最後は、大好きな鈴木春信の浮世絵「風流四季歌仙・二月水辺梅(みずべのうめ)」(江戸時代・18世紀)です。


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娘「ねぇ、その梅を採ってよ」
男「あいよ


なんて会話が聞こえてきそうです。
ちょいとツンとした感じの娘さんがよござんす


130210_1_05 ちなみに、うちの梅こちらの記事をご参照方)はこんな状況です。
先週からの進捗ははかばかしくないようで…
先週は(今週末も)寒かったですからねぇ。
近々開花宣言をお伝えできるとよいのですが…。


   


「梅」とは関係なく、久しぶりにこちらを拝見しました(前回の記事はこちら)。


130210_1_07 「熊毛植二枚胴具足(くまげうえにまいどうぐそく)」(江戸時代・17世紀)で、説明板は、


兜から胴、袖、草摺(くさずり)、佩楯(はいだて)にいたるすべてに黒熊と思われる毛を植えた当世具足。兜の革毎 [一文字です](しころ)と面頬の垂は、金小札に紺、紅、白の糸で色々威としており、総体に異様な雰囲気を与える。この種の具足は徳川家康所用のものや片桐且元所用とされるものなどに類例がある。


と、初心者にはかなり難しいもの。草摺、佩楯、革毎 [一文字です]、面頬(めんぽお)、小札(こざね)、色々威(いろいろおどし)と、テクニカルターム続出です。
それぞれが何を指すのかは、Wikipediaの記述をご参照ください。
こんなのに慣れていたら、今年の大学入試センター試験の国語に出題された小林秀雄の「鐔(つば)」に向き合ったとき、ちょいと精神的に優位にたてていたかもしれませんゾ


というところで、昨日の東博・本館の探訪記はお終いです。
ちなみに、東博訪問記はまだつづきます


つづき:2013/02/11 東博・東洋館も見どころ満載(朝鮮編)

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いったい何度「永和九年…」を観ただろうか

2013-02-09 22:35:04 | 旅行記

2008年8月、私はMISIAを追いかけて台湾遠征を決行しました(こちらの記事をご参照方)。
そして、THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA 台湾公演の当日(2008年8月30日)、私はMRT路線バスを乗り継いで、台湾が誇る故宮博物院に行ってきました。


130209_1_01


この故宮博物院に隣接して、っつうか、附属施設として「人の息吹を感じさせる宋代庭園の景観を再現」したという至然園があります。「至然園(しぜんえん)」ググると、私のブログが一番上に来るのはどうしたことでしょう
それはさておき、至然園の中に、こんなのがありました。


130209_1_02


「『羲之書換籠鵝』の像」で、


東晋の書法大家である王羲之の逸話に基づいた塑像です。ガチョウが大好きだった王羲之は、道士が飼っていたガチョウを自分の書法と交換して手に入れたと言われており、文人の個性が充分に表れています。


とのこと。
「文人の個性が充分に表れている」かどうかは別にして、王羲之「ガチョウが大好きだというのは気にかかります。ペットとして好きだったのか、はたまた、食材として好きだったのか…


Wikipediaの記述にはこの逸話が書かれていまして、


彼は鵞鳥欲しさに張りきって道徳経一巻を書きあげ、それを持参して行って鵞鳥を貰い、ずっと可愛がったという。


だそうですから、ペットとして好きだったということのようです。


至然園には王羲之絡みの趣向がもう一つありました。


130209_1_03 一見、ただの中国風の四阿(あずまや)ですが、ちょっとアップしますと、


130209_1_04 「蘭亭」と書かれた篇額が見えます。


故宮博物院のサイトの説明を引用しましょう。


東晋の永和九年(353年)、王羲之、謝安などの名士が酒を飲みながら詩を詠み、「蘭亭集序」を完成させました。「蘭亭」には円卓と腰掛け、中国式の朱雀銅灯があり、風雅な集いには最適です。


そう、あの「蘭亭序」「蘭亭」です


ということで、この記事のタイトル、「永和九年…」になるわけでして、きょう、行ってきました、東京国立博物館(東博)で開催中の特別展「書聖 王羲之」


130209_1_05 このブログで何度も書いていますように、私、書と茶がイマイチでございまして、観て楽しめるのかな?と不安でした。


その不安が的中


展示されている作品がどうこういうよりもさきに、そもそも観客が作品に密集していて、作品が見えない

作品めがけてズラリと行列が並ぶのは仕方ないにしても、列の進みが極めて遅い 遅すぎる
最前列を歩きながら観る人は皆無で、みんな、作品の前に立ち止まってぢぃ~っと見つめています。


人混みの少ないところを観ようとしても、そんな場所は、肝心の王羲之の書(の模本や臨書、拓本)ではなく、その作品を所蔵したり鑑賞したセレブたちが書いた跋文なんですから…
もう、私は会場序盤でくじけそうでした。
一応、最後まで「歩き」ましたが、高揚感満足感とかまったくありません


この展覧会、よほど空いているタイミングを見計らうか、ひたすら根気強く作品の前に立つことを待つしか楽しむ方法はなさそうです。


『書聖 王羲之』を観に行ってみようかな…」と、ぼんやりとお考えのあなた
心してお出かけした方がよろしいですゾ


【追記】この記事のタイトル「いったい何度『永和九年…』」を観ただろうか」について舌足らずかもしれませんので、下世話ながら追記します。

こちら王羲之筆の「蘭亭序」北京・故宮博物院所蔵の模本:「書聖 王羲之」展には出品されていません)。


130209_1_06


「書聖 王羲之」展では、この「蘭亭序」の模本・臨本・拓本が20点以上も展示されていて、「第二章 さまざまな蘭亭序」では、ひたすら「永和九年…」だったのでありますよ
眼を持った人が観ればワクワクドキドキなんでしょうけれど、門外漢の私には… でありました。
(2013/02/10 09:25)


つづき:2013/02/10 東博館内では梅が満開

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楽しみですなぁ~?

2013-02-08 23:27:05 | MISIA

きょう、CLUB MSAから届いたメルマガに、


■MISIA SUPER BEST RECORDS -15th Celebration- 60秒スポットアップ!
ベストアルバム60秒スポットをRhythmedia Channelにアップしました!
ぜひ、お楽しみください!


と、ありました。
さっそく観てみましょう



う~む、楽しみですなぁ~


Super Best Records-15th Celebration-(初回生産限定盤)(DVD付) <nobr>Super Best Records-15th Celebration-
(初回生産限定盤)(DVD付)</nobr>
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価格:¥ 4,200(税込)
発売日:2013-02-20</nobr>

このMISIA SUPER BEST RECORDS -15th Celebration-の収録曲のなかに、「MAWARE MAWARE」があるのですが、これって「オリジナル Ver.」なんでしょうかねぇ…


というのも、きょうの帰りに買ってきたこちらの雑誌記事によれば、


SOTOKOTO (ソトコト) 2013年 03月号 [雑誌] <nobr>SOTOKOTO (ソトコト) 2013年 03月号 [雑誌]</nobr><nobr>
価格:¥ 800(税込)
発売日:2013-02-05</nobr>

MISIAが、今年初めのセネガル訪問の際、「セネガルの人間国宝でもある、音楽家のドゥードゥー・ンジャイ・ローズさん」と遭遇して意気投合し、


翌日の夕方、早速スタジオを手配し、ドゥードゥーさんが率いるバンドのメンバーとレコーディングを行った。曲は、10年に南アフリカで開催されたFIFAワールドカップの公式アルバムに収録された「MAWARE MAWARE」だ。


とあるのですよ


Listen Up! the Official 2010 Fifa World Cup Album <nobr>Listen Up! the Official 2010 Fifa World Cup Album</nobr><nobr>
価格:¥ 1,468(税込)
発売日:2010-06-01</nobr>


このバージョン、聴きたい


ところで、ちょいと調べたところ、このドゥードゥー・ンジャイ・ローズさん、2011年秋の叙勲で、旭日小綬章を受章されていたようです。


130208_1_01


へぇ~~ ってヤツであります、まったく…

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ついに「その日」がやって来た!

2013-02-06 23:21:53 | タウンウオッチング

今朝の記事「こいつぁ~春から…」の最後で、


なんとなく大雪にはならなそうな気配で、きょうはクルマで出勤しようかな


と書いたように、きょうはクルマで出勤しました。


結果は、と言いますと、JR東日本間引き運転酷い目にあった多くの方々には申しわけないのですが、往路・帰路とも、これまでにないほど快適・快速ドライブになりました


所要時間は、首都高速東名高速を使った往路(通勤)が1時間10分で、一般道(R246⇒環八笹目通り)だけを使った帰路(退勤)1時間20分と、片道で2時間50分かかった一昨日の往路(記事はこちら)よりも短い時間で往復できました


「『成人の日』のとき以上の大雪の可能性」なんて予報が出ていたものですから、初めからクルマの使用を控えた人が多かったということなんでしょう。
いつもなら高島平(場合によっては戸田南)の辺りから渋滞にはまる首都高速5号線が、スイスイと制限速度+αで走れました。


職場に着いて、道路交通情報を見ると、


130206_2_01


なんじゃこりゃぁ的な状況

渋滞箇所皆無


首都高速だけではなく、一般道も似たような状況でした


130206_2_02


正月ならともかく、平日の朝7時台だというのに、こんなこともあるんですねぇ…


   


朝がこんな状況なら、夜も同様だろうと想像するわけですが、


130206_2_03


予想どおり、17:25時点の東京23区の一般道は、ほとんど渋滞無し


そして、こんな非常識な道路状況のなせるゆえか、ついにその時がやって参りました


ずっとパーフェクトを続けてきた「いつも赤信号な交差点」筆頭土支田交差点ノンストップで通過できたのデス


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大きな地図で見る


帰宅の途中、赤信号で停められる交差点をメモり始めてから約4ヶ月半、いつだって赤信号で私の前に立ちはだかっていた土支田交差点が、ついに青信号で私のクルマを通してくれました


1月12日の記事「2012年4Qの『いつも赤信号な交差点』ランキング」で、


注目(?)は、①土支田の「いつも赤信号」はいつまでつづくのか、


と書きましたが、「土支田の『いつも赤信号』」は、今夜をもって連続45回でストップ


それでも、壮絶連続記録であります…

土支田交差点は、また明日から連続記録の更新を目指して「赤信号」を灯らせることでしょうな、K.I.T…

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こいつぁ~春から…

2013-02-06 05:50:41 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜、帰宅して、このブログへのアクセス状況を見ていたところ、コチラの記事に、「こりゃ春から縁起がいいわえ」キーワードに検索してたどり着いた方がいらっしゃいました。
たしかに、2月4日立春を迎えて、「暦の上では春」ってヤツですからねぇ


それはともかく、この「アクセス」ドキッとしました。


というのも、きのうの昼前、ケータイに「Suicaポケット受付:モバイルSuica」というタイトルの、身に覚えのないメールが届きました。
何だろ… と思いながらメールを開くと、


130206_1_01 キャンペーン期間中に、ファミリーマートでモバイルSuicaをご利用いただきありがとうございました。抽選の結果、「Suicaチャージ(10000円分)」にご当選されましたので、案内に従ってチャージを上記受取期限内にお受け取りください。ご当選おめでとうございます。


ですって


わぉ 実質的に1万円が当たりました


「ファミリーマート×Suicaキャンペーン」って、応募したような記憶があるような、ないような…。
過去に受け取ったメールを捜すと、見つかりました。


130206_1_02 ほぼ2ヶ月前に受け取った「☆キャンペーン実施中☆ファミリーマートにてSuicaでお買い物すると、10,000円分のモバイルSuicaチャージなどが当たるチャンス!!」長ぁ~いタイトルメールによりますと、


★Suicaで1回500円(税込)以上のお買い物をされた方★
抽選で1,000名さまに、500円分のファミリーマート店舗で使える割引券をプレゼント


★モバイルSuicaで1回500円(税込)以上のお買い物をされた方★
抽選で100名さまに、10,000円分のモバイルチャージをプレゼント


500円毎を1口として、買えば買うほど当たるチャンス!!


ですと。「抽選で100名さまに」の1人私が当たったということのようです


いやぁ~、ラッキー
ありがとね、JR東日本さん


感謝ついでに、JR東日本にお願いです。
どうか今日はにへこたれることなく、列車を運行してくださいませ


と思ったら、昨夜のうちから間引き運転を宣言してる…


なんとなく大雪にはならなそうな気配で、きょうはクルマで出勤しようかな

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