ついに「メアリー・ノートン」の小人シリーズ全5巻を買ってしまいました(^^)。この出版は、これから公開される宮崎アニメ「借りぐらしのアリエッティ」に便乗した出版(新版)だとわかりつつ、2巻までしか読んでいなかったことに気づいて、買ってしまいました。「川を下る小人たち」は3巻にあたります。ちなみに・・・。
①床下の小人たち
②野に出た小人たち
③川を下る小人たち
④空を飛ぶ小人たち
⑤小人たちの新しい家
・・・以上です。おそらくアニメ映画は、この全巻を描くのではないでしょうか?それでアニメを観る前に全部読んでしまおうという魂胆です(^^)。
以前は人間の家の床下で暮らしていた身長15センチほどの小人の一家。父親はポッド、母親はホミリー、主人公の少女が「アリエッティ」です。人間の暮らしの近くで生きることが小人にとっては1番生きやすいのです。わずかな食料、衣類の端着れ、さまざまな小さな道具などなどを、ちょっとだけ頂ければ暮らしてゆけるのですが、人間にみつかってしまい、ねずみのように追い出されるのでした。「アリエッティ」が暗く埃っぽい床下で夢見た野の暮らしは小人にとっては困難なことでした。彼らは魔法が使えるわけではないのですから。そして、1人で生きている自由で知恵者の小人少年「スピラー」は、この家族をよく助けてくれるのでした。
1度は森番の家の壁穴に住んでみましたが、この家には誰も住まなくなるということで、一家はまたまた家を出るのでした。出口のない家では「スピラー」の誘導のもとで、下水管を通って川に出たのでした。さてやかんの舟から「スピラー」の舟で、川の先にはなにがあるのでしょう?
すでに、小人の存在を知っているジプシーの男、舟を漕ぐ櫂が「編み棒」であることに気づいているかつての家の人間・・・・・・。小人たちの生きることの困難さが増すばかり。
(岩波少年文庫・2010年・新版第3刷)
①床下の小人たち
②野に出た小人たち
③川を下る小人たち
④空を飛ぶ小人たち
⑤小人たちの新しい家
・・・以上です。おそらくアニメ映画は、この全巻を描くのではないでしょうか?それでアニメを観る前に全部読んでしまおうという魂胆です(^^)。
以前は人間の家の床下で暮らしていた身長15センチほどの小人の一家。父親はポッド、母親はホミリー、主人公の少女が「アリエッティ」です。人間の暮らしの近くで生きることが小人にとっては1番生きやすいのです。わずかな食料、衣類の端着れ、さまざまな小さな道具などなどを、ちょっとだけ頂ければ暮らしてゆけるのですが、人間にみつかってしまい、ねずみのように追い出されるのでした。「アリエッティ」が暗く埃っぽい床下で夢見た野の暮らしは小人にとっては困難なことでした。彼らは魔法が使えるわけではないのですから。そして、1人で生きている自由で知恵者の小人少年「スピラー」は、この家族をよく助けてくれるのでした。
1度は森番の家の壁穴に住んでみましたが、この家には誰も住まなくなるということで、一家はまたまた家を出るのでした。出口のない家では「スピラー」の誘導のもとで、下水管を通って川に出たのでした。さてやかんの舟から「スピラー」の舟で、川の先にはなにがあるのでしょう?
すでに、小人の存在を知っているジプシーの男、舟を漕ぐ櫂が「編み棒」であることに気づいているかつての家の人間・・・・・・。小人たちの生きることの困難さが増すばかり。
(岩波少年文庫・2010年・新版第3刷)