ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

ブンミおじさんの森

2011-03-12 00:00:35 | Movie
ブンミおじさんの森』 予告編


監督・脚本・製作:アピチャッポン・ウィーラセタクン
製作:サイモン・フィールド、キース・グリフィス、シャルル・ド・モー、アピチャッホン・ウィーラセタクン
撮影:サヨムプー・ムックディープロム
編集:リー・チャタメイティクン
音響:清水宏一作品データ

原題:Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives
製作国:2010年イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン合作映画

上映館の渋谷の「シネマライズ」はわかりにくい場所にあって、ネットで地図をプリントして持っていっても、わからない。
2度も道を訊ねて、やっと辿りつきました。
小さな地味は映画館でした。座席も半分くらいしか埋まっていませんでした。
あれほど話題になっているのに、不思議でした。平日の昼間だからかな?

この映画は、第63回カンヌ映画祭でタイ映画に初のパルムドール賞をもたらした話題作です。

感想と詳細は後ほど。眠い。


《追記》

ストーリーに関してましては「ブンミおじさんの森・オフィシャルサイト」をご覧下さい。
今日の大地震で、いろいろな思いが吹っ飛びました。子供や孫の心配で時間を費やしましたので、もう書けません。
なんとこの日(あ。もう12日ですね。この日とは11日です。)が孫の誕生日だったのです。わすれることのない記憶となるでせう。
気象庁始まって以来の大規模地震だったということも。

ただ一言だけ。
死者と生者との境界はありません。
これは素朴な民族ならば、どなたでも自然に内包された考え方です。
「死」というものは、生まれ出た母胎にもう一度還ることではないでしょうか?
「死」というものは平等に人間に訪れる。死者はいつでも生者のそばにいるのですから。

人間は空と大地をどこで区切りますか?
それは不可能なことでしょう。「生」と「死」も同じこと。
だから真実愛した者の死を取り立てて、美化したりすることはしたくはない。
生きている間に愛し、偽りなくかかわったのだとしたら、静かに「死」を受け入れることはできるはず。