富山からは再びあいの風とやま鉄道で東へ。立山連峰が続く。
新富山口のように見えたが新富山口だろう
次の下車駅は魚津
ここまでところどころ並走していた富山地方鉄道の新魚津駅もある。
魚津という名を知ったのもまた高校野球。子供の頃に読んだ本に魚津と徳島商業の延長18回の激闘の話があった。徳島商業の投手は板東英二、魚津は村椿投手。
海に向かって
魚津で有名なのは蜃気楼。時期的に見えてもおかしくないし、いい天気だっので条件は良かったが見ることはできなかった。それでもかなり蜃気楼目当てと思われる地元の方々もあつまっていた。
近くの魚津埋没林博物館へ。
木々が生い茂っていたところがなんらかの理由で土砂や海に埋まってしまい、数千年にそれが発見されたんだとか
埋没林
そのほか蜃気楼についての解説や現象が分かる写真も多かった。侮れない地方の博物館!
屋上からの景色
もう一つ、魚津と言えば米騒動発祥の地。それが海沿いのここらしい。
鐘はあると鳴らしたくなってしまう。御近所の方、すみません。
米騒動の地からは魚津駅より富山地方鉄道の電鉄魚津駅の方が近い。ちょうどいい電車があればこれで一駅乗っていこうと思って来て見たら10分後くらいにある。一時間に一本くらいのペースなのでツイている。
これが富山地方鉄道
次の新魚津で下車
地下道を通ってあいの風とやま鉄道側へ。それにしても「あいの風とやま鉄道」って書くのも言うのも長い。略称はないんですかね?どうですか?ミラたん。
ミラたんのミラはミラージュですかね。
ここで少し時間があったので駅前で軽く食べられるところを探したんだがなかった。でも旅行中ってお昼抜いてもそれほど苦じゃないんだな。
「きじ」かと思ったら「いくじ」
泊。ここで乗り継ぎ。
駅舎
まだ富山県内だけどここから新潟の第三セクターえちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン、一両編成。
車両は新潟だけどまだ富山県、ここが最後の駅
新潟に入って市振、デザインも変わった
親不知
ちなみに昨年、埋まっている親不知を抜いた。二時間の大手術だった。麻酔打ち放題でどうなることかと思ったが、患部がピンポン玉くらいに腫れるのが一週間続いただけで済んだ・・・と言っていいのか?
糸魚川、ここも新幹線止まるのでここで乗り換える手もあったが、もうちょっと頑張ろう。
えちご押上ひすい海岸駅。この辺りで降りて海を見る考えもあったが、もう疲れてた。
谷浜
そして直江津まで来て乗り換え。ここからはおなじえちごトキめき鉄道の妙高はねうまライン
上越妙高駅。1時間あったのでここで夕食・・・と思ったが駅前に店がない。孤独のグルメだったら五郎さん相当歩かないといけないよ。
仕方ないので駅のコンビニでおにぎり一つ。あとオレオを買って新幹線で食べよう。
この回、これで終わり。
金沢のホテルも朝食付き。お昼食べるタイミングがないかもしれないのでしっかりと。
お昼食べる時間が十分ありそうなときでも、ついついこのくらいは盛ってしまうが。
ごちそうさまでした。
GW後半初日だが早くも帰京。新幹線で一気にではなく、北陸の第三セクター鉄道を乗り継いで。
IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道~えちごトキめき鉄道
北陸新幹線が敦賀まで延伸し、北陸本線の敦賀までの区間も第三セクターが運営するようになった。福井県内は「ハピライン福井」。
こうしてみると各県工夫をこらしたネーミングなのに石川はどうなんだろう?決定権のある人があまり凝ったの好きじゃなかったとか?
金沢駅前のポスト
帰りは駅名板撮りまくります。
乗ったのは七尾方面への電車だったのでここ津幡で、後から来る高岡方面に向かう電車に乗り換え。
同じように乗り換えの人が多かった。その中で東アジア系女子二人組に声をかけられた。高岡方面行きたいらしいがどのホームか迷っているらしい。「ここでいいですよ」と教えた後、同じく東アジア系男子にも。どうやら彼は七尾方面に行きたいらしい。「今の電車だったよ!」。さすがにかっかりした表情。
買った切符はIRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道の一日乗り放題なので、改札を出て駅舎の写真を。
倶利伽羅、難読駅名だが文字の通りに読めばいいのか。ここまでが石川県。
デザインが変わった。富山に入って石動。字は簡単だけど難読。でも読めましたよ。石動高校って甲子園出たことあるでしょ。
富山にある福岡駅。
高岡で降りて寄り道コースへ。と言っても、一度降りてどうしようか考えているうちにドアが閉まって行ってしまったので。。。そうなれば寄り道するしかない。
JRの氷見線へ。
ここ雨晴で下車。
ここからの景色がいいという。
海と立山連邦を従えて氷見線が通るところがJRのポスターなどで使われるらしい。立山連邦は肉眼では見えるもののカメラとなるとぼんやりとしか。
駅に戻るときに振り返ったところ。ここも電車通るところ見たかったけどなぁ。
雨晴駅舎
高岡方面の電車を待つ人たち
雨晴駅で買った切符
高岡から乗ったのが終点の氷見まで行って折り返してきたのだな。
高岡に着いて富山方面の電車まで時間があるので改札を出てみると、駅ピアノを40代くらいのサラリーマン風の男性が弾いていた。赤いスイートピー(だったかな?)をジャズ風にアレンジしていた。弾き終わって仕事に向かうところ、一人でだけど拍手。あれだけ弾けると気持ちいいだろうなぁ。
子供のころピアノ習ってたときは男の子なんてほとんどいなかった。続けていれば希少価値だったな。でも今は男女半々に近いらしい。
富山行きだったので富山で降りてその先の電車まで時間がある。お昼時で軽く昼食にする手もあったが、市役所に展望台があるというので行ってみた。無料。
駅に戻るところ、レトロなお店。
チューリップフェア会場を後にして帰りは無料送迎バスで。メインのゲートを出ると広いバス乗り場があった。バスは駅へ戻るものではなく、イオンモールへ行く便。こちらは一時間に一本で、このバスの乗客は自分の他には老夫婦一組のみ。それにかかわる運転手さん一人、乗り場案内の女性係員一人。暑い中お疲れさんです。
10分程度でイオンに到着。イオンに買い物に来たのではなく、お目当ては砺波のもう一つの見どころ芝桜まつり。チューリップフェアを調べていた時に、見つけたのだった。
これですかね?誰もいないけど。
見渡す限りきれいな芝桜・・・
久しぶり、「俺だけの」芝桜まつり
ちょうど近くの小学校の下校時間らしく子供たちがいたが、みんな素通りでした。うーむ。
バスに乗ってるのが3人だったところで察しないと。
駅へ。こちらは朝降りたのとは反対側
高岡に行きが来る直前、ホームには大勢の人。おそらく芝桜まつり行った人はいない。
高岡に向かって駅を出たあと
向かうのは反対側、城端線の終点城端駅。そこから今日宿泊の金沢に向かうバスがあるとのことで。
ちょっと日が傾いてきた感じが出てきて
福光。金沢行きのバスはこの駅にも止まる。ここでバスを待ってもいいんだが、やっぱりこの路線の終点まで行きたい。
終点の城端。バスの出発までは数分しかない。
こんな写真を撮っていたら
盲腸線なので線路止めのところを見たくなった。そこに向かう間に金沢行きのバスが来たけど、こっち見る方を取ってしまった。
ということで、城端~高岡~金沢ルートを取ることになった。
バスだったら時間も運賃もだいぶ減らすことができたが仕方ない
線路沿いの田んぼにはこちらに向かってカメラを構えている人もいた。田んぼに車両がいい具合に反射するんだろう。
高岡からはあいのかぜとやま鉄道。城端線とは打って変わって近代的というか。
でも、下校時間帯で座れないほどの混雑。せめてこういう時間帯は本数か両数を増やしてあげてくださいよ。
金沢着。泊ったのはガーデンホテル金沢。金沢は観光しないで泊まるだけのつもりだったので、駅前の中から選んだ。ホントに駅近。
あとは夕飯食べるだけで、駅に隣接しているデパートのレストラン街へ。前に金沢来た時、ここの天ぷら屋さんに入っている。そこもよかったけど他のお店を優先して、こちらへ。
お昼はソフトクリームだけだったので、
カロリーオールスターズといった感じのにしてしまいました。ごちそうさまでした。
かなざわ
チューリップフェア内の風船コーナー🎈
アゲダの風船通りを思い出した。2018年だから6年前か。この年に小学校に入った子は中学生になっている。光陰矢の如しである。
ピアノ
周りに人が少なくなったスキに一曲弾いてきた。弾いた曲は「チューリップ」。しかも片手で。
前日とは打って変わっていい天気。国内旅行のいい点は、直前にいい天気の日を選んで行けること。
チューリップフェアのゆるキャラ。「チューリップくん」とか安易な名前じゃないだろうな。
調べたら「チューリくん」、妹がいて「リップちゃん」って、もう少しひねりましょうよ。
高いところから見る「チューリップ絵」の中に入ってみた。ほんとにどの花見てもきれいですよ。
残念だったのはこのソフトクリーム。先っちょが立っていられなかった。
5時間くらいいましたかね。もっと広ければもっといたかもしれない。
来年とは言わないが、数年後にまた来てみたいもんです。
ルートインはどこも朝食付き。典型的なルートインの朝食ともいえる。
お昼食べられるかどうかわからないのでしっかりめに。ごちそうさまでした。
駅前のコンビニでチューリップフェアのチケットを購入。
現地のチケット売り場が混雑しているとまずいから前もって買っておこうと。前日もトライしたのだが、どうやってもこのチケット購入画面まで届かず、店員さんに聞きたかったが「こんなおっさんがひとりでチューリップ見に行くのか」と思われるのも恥ずかしくて。ラストチャンスと思って機械の前に立ったら、「チューリップフェアチケット購入方法」の説明があった。やれやれ。
城端線。「しろはた」線か「じょうはた」線かと思ってたが、「じょうはな」線でした。
高校生が多く乗っていた。みんな教科書開いて。試験でもあるのかな?がんばれ若者たち。
割と混んでいたので駅名の写真がとれず、高校生たちが降りてからパチパチと。
「ゆでん」かと思ったが「あぶらでん」。予想と違う読み方なのも楽しい。
砺波到着。大勢降りるのかと思ったがそれほどでもない。
改札の前でボランティアの方が「割引券」を配っていた。「チケットはもう買ってしまった」と思ったけど、入場券ではなく中の売店で使う用でした。一枚いただいていきましょう。
駅前
無料シャトルバスがあるらしいが、歩いても10分程度。歩いていきましょうか。おじさんおばさんたちはバスを待つみたいだが、若い人は歩いて。自分は歩く人の最年長か。
googlemapはあるが、こういうのありがたい。
開園の10分ほど前に着いた。ちょっと待っていたら「少し早いですが開園します」と。それでもこの人出。これしか待っていないの?
(ほぼ)俺だけのチューリップフェアじゃないかと思った
これ、テレビで見た
この辺りで反対方向からたくさんの人が入って来るのが見えた。あっちがメインの入り口だったのか。
まだまだ人が少ないうちにタワーからチューリップで描いたチューリップの絵を見ることができた。
チューリップとかさくらとか分かりやすいのはいいな。
開催期間中、平日でいいお天気はこの日だけだったはず。
雲もいい具合にありまして
アルペンルートの雪の大谷を模した花の大谷
両サイドにチューリップの壁
郷土博物館で休憩
次の旅行はGWに少々。
今年のGWは前半と後半に分かれたような形。従来だったら真ん中は当然有休を取り、さらにフライング有休もとって海外(欧州)へ・・・というところだが、航空券の高騰(欧州系なら倍程度)や円安、ここ数年で日本の鉄道への興味もあって国内へ。
2月頃は、今年は桜の開花が早いということで4月中旬に弘前の桜をまた見ようかと思っていたが、どんどん遅れてしまってGWとかぶってきて人が多そうだし二年前に行ったしで脱落。浮上したのが砺波のチューリップ。いい天気の日を選んで出発。ただし出発日は雨。
前半と後半の間の平日3日間の真ん中の日のお昼前に家を出た。
新幹線+ホテルのパックではなく別々で。行きは新幹線で富山まで行くが、帰りは第三セクター鉄道乗り継いでどこかから新幹線に乗ろうとしていてどこから乗ろうか決めていなかった。
東京駅でお昼。平日とはいえ連休の合間のせいかどこも混んでいて、混んでいるどころか列ができているところも多い。なんとか入れそうなところを見つけてすかさず入って。
八重洲がわの地下には期間限定のピアノがあって、腕に自信のある方たちがこちらも列を作っていた。こういうところで弾けるようになるのはいつのことか。
北陸新幹線に乗ってあっという間に富山へ。
あいの風とやま鉄道に乗り換え
海の見える側からは青いライン
山が見える側からは緑のライン
高岡のホテルは駅前、お馴染みルートイン
高岡は前に来たことある。夕飯までちょいと散歩。雨はやんでいたが寒かった。
夕飯、駅周辺でさえそれほどお店が多くない。その地ならでは、というのに近いお店。駅に向かう地下道にあった食堂。お茶もお冷も出てこなくて手持ちのペットボトルの水飲んで待って。
これだけあれば満足です。おいしかったし。まぁいいでしょう。ごちそうさまでした。
東海道線を西に走って次の目的の吉原駅で下車。
その途中、丹那トンネルの慰霊碑が熱海の反対側にもあることをのちに知った。こっちも見ておくべきだったなぁ。次回の課題にしよう。
吉原から岳南電車に乗り換え。一日フリーきっぷを買って。
一両編成で乗客は10人もいなかった。銚子電鉄にはぬれ煎餅があるがあるがこちらには何があるんだ?
この近くの出身の知人が岳南電車のデザインが入っているペットボトルの水をくれたが、あまり流行ってるとも思えない。富士山の湧き水で澄んでいるのかもしれないが、岳南電車は工業地帯を走る電車。工業用水をろ過したんじゃないかとも思ってしまいそう。
よしわら
全駅のホームから富士山が見えるという触れ込み。しかし、この日は雲がほとんどない晴天なのに、そのわずかな雲が富士山の頂上付近にかかっている。
工業地帯の桜
ジャトコ前。
ジャトコってこの近くにある企業だろうが、セカンドネームではなく堂々の正式名。当初は違う名前だったりするのかな。
吉原本町
ほんよしわら
「吉原」が続く
がくなんはらだ
ひな
がくなんふじおか
すど
かみや
がくなんえのお、終点
折り返しの電車で戻るがそれまで周辺歩き
行き止まりの電車に乗ったらやっぱりこの風景を
見えにくいが新幹線が通りすぎるところ。富士山と一緒に撮れればよかった。
一緒に乗ってきたおばさま二人は駅前の地図を見てそれに出ていた見どころに行かれるようだった。
こっちは乗ってきた電車で戻ります。運転士一人客一人
そのまま吉原に戻るのもつまらないので途中下車して一駅歩くことにした。比奈駅で下車。
マンホールは富士山
隣の岳南原田まで。この立ち食いそば屋さんを見たかった。
NHKの「沁みる夜汽車」で取り上げられていた。一度は閉鎖の方向に進んだものの、利用者の強い要望で営業が継続し、店員さんが駅前の掃除とかもされているとかいう内容だったと思う。
ちょうどお昼時でおつゆの香りが鼻を刺激する。食べたくなってしまうがここはがまん。お昼が二階食べられる胃があれば。。。
電車来た
吉原到着
懐かしい伝言板・・・かと思っていたら、忘れ物の通知でした。昭和の風景。
とうとう富士山の雲は取れずじまいでした。
東海道線で東に向かい、沼津で下車してお昼。ちょっと歩いてこちらのお店へ。
ご飯が見えない天丼。ごちそうさまでした。
東海道線も丹那トンネルが開通するまでは沼津~国府津は現在の御殿場線のルートだったらしい。どのくらい違うのかを体感するために御殿場線で国府津まで行こうと考えていたのだが、早く帰りたくなってきてしまっていた。東海道線へ。
丹那トンネルを往復し、熱海で乗り換え。さらに国府津で乗り換え。そして湘南新宿ライン。
前職時代、根岸線上の客先から帰るときによく使った。その時は仕事で疲れたりホッとしたあと、横浜から乗り換えで座れるか座れないがギリギリだった。今回は始発の国府津から海側のボックスの進行方向向き窓側を余裕で確保。
途中、向かいの席に座ったのは40~50代の客先訪問から帰るところと思われる男女。男性が上司っぽい。今日の仕事の話、今後どうやっていこうかなどお話されていた。ご苦労さんです。
なんかこっちはリタイアして悠々自適な毎日を送っているかのような気分になってしまった。
初の青春18きっぷ利用、房総半島と今回でなかなか楽しませてもらいました。
夏もどこか行きましょう。
熱海の朝、
陽が上がってきて
中流の一人滞在にとっては十分すぎる広さ。普段は部屋に入ったときに写真を撮っておくのだが忘れていたみたい。
ホテルの朝食、いつものようなバイキング形式ではなく一人一人にメニューが渡される
オーロラソースってなんだ?
しばらくして到着
ルートインとかのバイキングのごちゃごちゃぶりとは違いますね。パンはお代わりできたのかな?聞けなかった。
風雅、チェックアウトのときはレセプションには機械しかなくてどうすればいいのか分からなかった。2~3分待ってたらホテルの人が来てチェックアウト。
下りだし途中に寄りたいところもあるので送迎は頼まず徒歩で
熱海梅園
そしてここが今回の熱海行きの一番の目的といえるか
丹那トンネルの殉職者慰霊碑
2月だったか3月だったか、吉村昭の闇を裂く道を読んで来たいと思っていた。丹那トンネル工事を扱った話。
救命石、本にも出ているが、工事中にトンネルが崩壊して普通なら生き埋めになるところ、その直前にこの石がひっかかって作業が進まないので対応していたため、生き埋めにはならずトンネル内に取り残された。一週間後に救出されたというが、一週間もよく耐えられるものなのか?
その場面を読んだとき、本当かどうかwikiで調べてしまった。
もしどこかでそんな目にあったときに(あったら困るが)助かるようにお祈りして
こちらは新丹那トンネル、新幹線用のトンネル。新幹線が来るのを待とう。
来たっ!
頭がタッチの差でトンネルに入ってしまっている。0.001秒くらい遅かったか。
こちらが丹那トンネル、新幹線と違って本数が少ないんですよね。電車まで待てずに
昨日は電車に乗った熱海までも今日は歩いて行こう。
海の見える病院 って観光地みたい
熱海からはもう少し西へ、もう一つの目的地へ。
熱海駅を出るとすぐに丹那トンネル
入るよ
入った
トンネルは8km弱。入ってすぐに出口の光が見えてそれほど長くないんじゃないかと思ったが、見えてから長かった。
殉職された方も含めて多くの作業者の想像を絶するご苦労のお陰でこんなに移動が楽になっているのだな。
春の青春18きっぷを2日残して房総半島一周を終えたあと、利用期間もあと2日となってはもう出かけるしかない。
朝から雨の日。しかもこれから強くなるという。もうちょっと遅く出てもいいのだが、雨がまだ傘でなんとかなるうちに出発。
4年半前までいた会社を退職後、通勤時間帯に電車に乗るのは数えるほどしかない。コロナ前と比べると電車も空いている感じがする。
新宿から湘南新宿ラインに乗り換え。仕事で客先に行くのに通勤時間帯にもたまに乗ったが、遊びで行くのは全然気分が違いますね。みなさん朝からお疲れさまです。
予報通りだんだん雨風が強くなってきて、とうとう大船で運転見合わせ。この先の橋が危険らしい。仕事の方々はいろいろ困るだろうが、のんびり移動の身としてはそれほどでも。お仕事のみなさんすみません。でも、ドアが開きっぱなしで軽く雨が入って来るし風でちょっと寒い。数十分たってドアを手動にしてくれた。自販機で買ってきた暖かいコーヒーを飲みながら待って待って待って。
結局一時間ほど待ちましたかね。ようやく出発。
乗った電車は国府津どまり。ここは御殿場線の終着でもある。
しばらく待って次の電車、小田原行きだったかな。
小田原で降りてお昼。いわゆる駅ビルの地下にあったお店へ。食べるお店がちょっと少なかった印象がある。お昼時で迷っていたらどこにも入れなくなりそうな気がしたので決断。
定番のメニューもあったが、この辺りにしかなさそうなわかさぎフライの定食。芦ノ湖のわかさぎかな。メニューの写真だともっとわかさぎが多そうだったが、そんなもんすかね。
さて乗り鉄再開。東海道線で熱海まで行ってそこから伊東線。どうやらこれはその先まで行く伊豆急行との乗り入れの車両みたいですね。
伊東
色が変わって青春18きっぷで乗れるのはここまでのようです。伊豆急行はこの地方になにがあるかを調べてまた今度。
伊東公園展望台というのが近くにあるので行ってみよう
午前中の風雨はさって時折陽はさすが、天気が悪かった形跡が残る雲
あとは海の近くまで行って帰り道
伊東にいくならハトヤ ハトヤに決めた
もうこのCMやってないのかな?
次が熱海という来宮駅がホテルの最寄り駅。送迎バンがあって午後の数時間の毎時45分。電車が着いたのが45分ちょっとすぎ。待っててくれないかなと思って降りたのだが何もなかった。
一時間後のに乗ったらもうこの日は終わりになってしまう。このまま熱海行こう。歩くか電車を待つかの選択は、あまり歩いていないはずだが午前の雨で体があまり活動的になっていなかったか、電車を選択。これも40分くらい待ったんだったかな。
熱海駅前の商店街、金色夜叉はここが舞台でしたか。
せっかく熱海来たので甘いものを
熱海と言えば今は熱海富士なのか
この時間の熱海駅、ホテルの送迎バスやバンがいっぱい。荷物持ったリクルートスーツの若者もいっぱい。新人研修的なやつですかね?そういうのまだあるのか。
夕飯はどうしようか。ホテルは丘の上っぽい。熱海で食べて帰ったらもう送迎サービスはないし暗くなっている。駅弁でも買ってホテルで食べよう。
これまた伊豆急行でしたか
来宮駅に戻って今度は送迎バンで。本来予約制だが、空きがあったので乗せていただきました。他はカップル1組と一人旅行の方。どちらも予約されていた雰囲気。
レセプションがなく機械で。ホテルの方がサポートしてくれた。
部屋はなかなかのビューですよ。
買った駅弁はコチラ
まぁ充実してますかね。
弁当は迷わなかったが、カップラーメンをつけるかカップのみそ汁にするか悩んだ。夜だし食べ過ぎ注意なお年頃なのでみそ汁にしておいた。
一駅分歩いて「地球が丸く見える展望台」へ。
丸く見えるといえば丸く見える。海に行くと水平線は明らかに直線ではなく弧を描いて見える。それを見ると地球はそれほど大きいものじゃないんじゃないかと思ってしまうんだが、飛行機乗るとかなり遠い。
犬吠駅を通って
犬吠崎へ
成田空港寄るつもりだったらざっと一周して駅に戻るところだが、この時は銚子からまっすぐ帰ろうという気になってきていたのでのんびりと。
犬吠崎はポルトガルのロカ岬と姉妹岬なんだという。姉妹岬なんて初めて聞きましたよ。
反対側
拡大図
海終わり 陸始まる
ロカ岬と同じようなことが書いてある。今度リスボン行った折にはまた行きたいなぁ。向こうに犬吠崎のことは書いてあるんだろうか?
土産物屋館に入ってソフトクリームタイム
そのあとピアノタイム・・・
とはならずに写真撮るだけ。いつになったらこういうところでも弾けるようになるかな。
犬吠駅に戻って、ここでお土産を物色。物色と言っても買うのは名物濡れ煎餅のみ。まずい棒もあったが、10本セットくらいで軽いんだろうが持つのが大変そう。
レジに向かおうとしているところで電車の音が聞こえてホームに出てみたら、銚子電鉄の新車両の試運転のよう。新車両と言っても新車両じゃなくてお古だろう。これは南海でしたっけ?大井川鐡道でも走っていた。
濡れ煎餅をお土産で4000円分くらい買っちゃいましたかね。銚子電鉄は一日フリーきっぷでも700円だからその5倍以上を濡れ煎餅に消費。一人あたりどのくらいお土産を買うのか分からないが、運賃収入より濡れ煎餅収入の方が多いでしょう。
一日フリーきっぷだし、終点外川に行く電車が先に来たしこれ乗っていこう。
この時刻、下りに乗ってこれから観光という人は少ない。ガラガラ。
もししたら戦前にできた駅か?
銚子電鉄の雰囲気を十分楽しんで終点銚子到着
JR乗り換え
この後、乗り継いで乗り継いで帰宅。この分だけでも1日分の元をとっている。
青春18きっぷは5日間使える。3日分使ったのであと2日。