ナイアガラからはニューヨークへ。目的地としてはクーパーズタウンという野球殿堂のあるところなのだが、ナイアガラからはバスが出ていない(当時の調査の範囲)。
クーパーズタウンの場所は
この地図でいうと「ニューヨーク州」の「州」の字のあたり。ナイアガラは「トロント」の下の2つの湖の間。拡大できるので興味あったら正確な場所を確認してみてください。如何に遠回りなのか分かる。でもそんな田舎町へのバスなんてそうそうありませんよ。
ナイアガラからのバスは夜行で朝にニューヨークに着く。このバスが混んでいて座れない。自分だけじゃなく、他に5~6人立っていた。グレイハウンドのバスに座れないなんて後にも先にもこの一回のみ。ましてや夜行バスで立っていくのか?
そんな不安の中バスは発車してアメリカに向かった。
すると30分くらいだったか後、バスを乗り換えるように言われた。そのバスは席に余裕があった。
その場所は分からなかったが、今考えるとバッファローだったんじゃないかと思う。
やれやれ、これで座ってニューヨークまで行けますわ。
ニューヨークからの乗り換え、クーパーズタウンへのバスは朝の7時と12時頃と午後の便があった。7時に乗れればこの日も12時過ぎくらいには着くことができ、この日も楽しめる。しかし間に合わなければ到着は夕方だ。夕飯食べて終わりだ。それも宿が取れればの話。トロントと違って都会ではないので、行って泊まるところがないなんてことだってありうる。
NYへ向かう道、明るくなって時刻と標識の距離を照らし合わせると・・・ちょっと無理だ。7時のバスは間に合いそうもない。行くならば12時頃のバスしかない。
(ニューヨークに泊って翌日行くってことも考えたんだったかな?NYだとホテル高いしどうだったか?)
案の定NY着は7時を回った。12時のバスまで時間をつぶそう。
これはNYのテレビ局NBCのスタジオ前。当時は朝はNBCの朝のニュース”TODAY"を見ていたので。
TODAYはMatt LauerとKate Couricですよ。番組中の二人を窓越しに見た記憶がある。
さて、クーパーズタウンの泊まるところを確保しなければ。当時はネット予約なんてできない。遠いところからどうやって探すかというと・・・
日本語の本屋さんですよ。旭屋書店だったかな~?
ここで「地球の歩き方 アメリカの魅力的な街編」(?)の中から探して。もしこの本が前日くらいに売り切れになってたらアウトでしたね。この本のクーパーズタウンのページに出ている宿泊施設の電話番号を覚えて(当時はこのくらいの記憶力があった)、公衆電話へ直行。いかにも20世紀な方法。
電話すると幸いにも部屋があった。予約して、これでクーパーズタウン行き決定。
この3年前の初の海外旅行、どしゃぶりの夜のNYに着いて一泊し、翌朝向かったのがクーパーズタウン。このことの記事をアップするときが来るか。
初回は不安120%だったが、この時は心の余裕もある。バスに乗るとなんとなく記憶がある風景が続く。特にアーミッシュ風の人たちの街は記憶がある。
クーパーズタウン到着。メインストリート沿いを歩いて宿を探す。1Fが土産物屋で2Fを宿泊施設にしているところだった。
寝るところもあって安心したところで夕食。前述の通り、3年前の初海外のときの海外初の夕食をとった中華料理屋さんへ。こんな田舎町で海外初夕食なんて、世界中探しても何人もいないんじゃないか。
この時は食べるものを撮る習慣なんてなかったので、何食べたか覚えてないな。