無事にかずら橋を渡りきって安心したところで癒しの滝があった。
そのあたりからみたかずら橋。
土曜日ということもあってか、そこそこ観光客はいましたね。
隣の橋からみたかずら橋
ここではモスタルのスタリモストの隣の橋からスタリモストを見た時を思い出した。
帰りのバスの乗り場は来るときに降りたところではなく、降りたところから見て川の反対側にあるこの土産物屋の駐車場。同じ電車・バスで来た人も同じように確認に来ていたのか、このあたりをうろうろしていた。
土産物屋の中にかずら橋の解説コーナーがあって、ここで「かずら」がどういう意味なのかを知った。
かずら
かずら橋から200mほど離れたところは川の高さまで降りれる。
ここではポンデュガールで川の高さまで降りたのを思い出した。
こんなにあちこち行ったところを思い出すんだ。来年は海外行こう。体力が前の通りあるかどうか不安だが。
一日に数本しか走っていないバスで大歩危駅まで戻ってきた。
電車も一日に数本。
しかし、ここから電車に乗るのではなく、次の小歩危まで歩こうという計画だ。
川を越えて
国道クラスの道を歩くだけで行けるはず
しかし暑い!日陰は少なくたまに川が見える程度。
駅からは2kmも歩かないところに道の駅があって
予定変更。ここで折り返すことにした。体力がなくなったのではなく暑さが予想外だったということにしておこう。
駅に戻ってきたらちょうど電車が来た。
どうやらさっき見た電車に乗るらしい。一両編成。
発車時刻を待っていたらお隣に観光列車。乗客を楽しませようと地元の方たちが旗とか振っておもてなし。
こっちにもちょっとおもてなしして欲しいな。こちらもそろそろ発車です。
三日目、前日が徳島から海沿いを移動したのに対し、この日は内陸ルートで徳島まで戻って帰京。土曜日なのでもう一泊してもよかったんだが、もう一日となると行程的に中途半端な感じがしていてこの日に帰ることにしていたのだが、それが結果的に正解。こんな酷暑の中では、もう一日いても食べる以外楽しめなかったかも。
朝食は別料金(確か1000円)でホテルで。お昼が食べられないかもしれないと思っていたので朝からしっかり食べようかと。
どのくらいしっかり食べたかというと、後から来た入ってきた数人が先に出て行ったほど。
数えられるものは2つ以上取ってしまう。ごちそうさまでした。
駅の近くのホテルに泊まったので朝はラクラク。
アンパンマンが止まってますね。
高知駅での急行電車の切符の買い方は去年習っている。なんなく買ってホームへ。
これもやなせ先生?傾向としては違う感じがするが。
なんとこのアンパンマン電車に乗るんでした。いい年したおじさんでも楽しいですよ。
出発して早々にアンパンマンのアナウンス。一人で乗ってる大人がこんなに楽しいんだから子供はなおさらでしょう。
後免までは昨日乗ったルート、ここから内陸コースへ。
ごめんなはり線のキャラクター勢ぞろい。
JR四国の特急に乗ったときのおなじみとなった二枚の切符の写真
山あり川あり土讃線。駅は多分全部無人駅。駅名板があるだけのようなところが多かった。
大歩危到着。10人くらい降りたかな。
お目当てはかずら橋。
二人くっついて座れるように真ん中が低くなっているらしい。くっついて座りたい人は高くなっててもくっつきますよ。
さすが急行が止まる駅、ホームが3つもありますよ。
大歩危駅からかずら橋は一日に数えられるほどのバスが走っている。バスは電車到着の10分後くらいだったか。合わせてくれてるんだ。
バスが来たけど出発までは5分ほどある。ちょっと駅前の店をのぞいてから駅に戻ったらちょうどバスが出発したところ。走りだしていたが、手を上げて止めてもらった。運転手さん、乗客のみなさんすみません。確かに出発時刻より前だったが、ここが始発ではないようでお客の乗降が終わったら出発するみたいだった。
バスはぐいぐいと登って行って、寄り道ルートでホテル前まで行ったりして(乗降なし)、かずら橋の最寄りバス停に到着。終点ではないがここでほとんどのお客が降りるのかと思ったが、半分以下。この先にも観光地があるのか?それとも地元の方々?
お客が降りでもすぐに出発しない。時間調整か。それだったら駅でもやってくださいな。
まだ空いていない土産物屋街を通って山道へ。
かずら橋のきつぷ売り場へ。去年、大井川鐡道乗りに行ったときの大井川にかかる吊り橋や、寸又峡の夢のつり橋はタダで自由に渡れたがこちらは有料。550円でしたか。
怖いけど渡りましょう。
怖い、ブルブル、大井川のつり橋はワイヤーでしかりとした作りだったけど、ここは植物のつるのようなもので結ばれている。
(だから「かずら橋」というのだが、この時はかずらの意味を知らなかった。地名かと思ってた。)
さほど揺れるわけではないが怖い、ヒザガクガク
欄干につかまりながらというかしがみつくかのようにして一歩一歩進む。とはいえ景色は素晴らしいのでカメラで撮りながら。
万が一旅行の途中でカメラなくしたりPCに落とせなかったりということを考えて要所でスマホでも撮るのだが、ここではスマホは出せたもんじゃない。
後で知ったがこれがかずら。これでワイヤーと同じくらいの強度があるんだろうか?
隙間が広い。靴は27くらいでギリギリだから子供なんかスポッと抜けちゃいますよ。
怖くて一歩ずつゆっくりゆっくりで、後からの人は抜かして行ってしまう。後ろ見てないけどどこにもつかまってないのか?怖くないのかな。
怖かった~と思うが、渡ってしまうともうちょっと長くてもよかったんじゃないとも思ったり。
かずら橋でした。
奈半利駅からごめんなはり線で高知へ。奈半利からの電車は一時間に一本というところだが、快速が多いみたい。この駅が高知の東端。室戸岬までつなげて欲しいけど、今日見てきた感じでは需要は見込めないんだろうな。
それにしても室戸岬を出たあたりから太陽が隠れてしまっている。雨雲レーダー見ると雨は降らなさそうだが、それがなかったらちょっと心配な雰囲気。
自販機があったので切符を買おうとしたが1000円札がなくて買えない。運転士さんに聞いたら整理券を取って高知で払ってくださいと。
モネの庭のCM車。駅からなかなかアクセスしにくいんですよね。
奈半利駅のキャラのなはりこちゃんですって。
車内は50%以上の乗車率。室戸岬から来たのは自分ひとり。他にこの辺りに見どころってなんだろうか?
次の駅にもキャラが。
どうやら駅ごとに駅名をもじったようなキャラがいるらしい。やなせたかし先生の作品か?
寅さんみたいだな。
安芸駅。駅前に阪神タイガースのキャンプ地みたいな球場があった。
和食駅。「わしょく」かと思ってたが「わじき」。
ごめんなはり線としては終点のごめん駅。ここから土讃線に乗り入れ。
高知駅に到着。アンパンマンが出迎えてくれる。
泊まったのは駅前の高知パシフィックホテル。去年泊まったときはチェックインの時刻にチェックインできなかったりで印象悪かったんだが、翌日も電車で駅近はここくらいしかなかったので。
今回はもう夕方だし前回のようなこともなく、スムーズに。
さて、夕方来て明日の朝にはもう出るので夕食くらいしか楽しみがない。前回の高知でカツオよりくじらと覚えた。カツオは東京でも食べられるがクジラはなかなかないし。
ということで、クジラずくしの定食。四種類のクジラが食べられる。特に竜田揚げ(?)
ごちそうさまでした
夜はご当地ドリンク・・・がなくて和歌山みかん&はっさくサワーになりました。
今度は高知の海岸沿いを走るバスに乗車。やっぱり1~2時間に1本程度。ここから乗るのは自分ひとりだけだった。
海沿いを走る。景色はいいんだがバスが揺れる。左右に。大丈夫か?パンクとかしてないか?乗り物酔いはしないタイプだから大丈夫だとは思うが。
途中、女子高生らしき人が乗ってきた。登校か下校かは分からないが、毎日乗っているんだろう。バスの定期代は電車より高いし、距離も長いし大変だなぁと思いながら景色を楽しんで。
行先案内板の室戸岬までの距離が一桁kmになってきたところで、韓国人女性二人組が乗ってきた。どこに行ったところだったんだろう。
バスが出す音で案内放送が聞き取りずらかったが、よく聞いてみると室戸岬へ行く人は次で降りるように聞こえた。広い駐車場に止まって運転手さんに聞いてみたら、やっぱりここで乗り換えてくださいと。小心者なのがここで活きた。降りるのは自分ひとりだけ、韓国女子は室戸岬行かないのか。一応聞いてあげるのが親切だったかなぁ。
室戸世界ジオパークセンター
修学旅行かな、中学生くらいの子たちが列を作って歩いて観光バスに向かっている。一人一人、このおじさんに「こんにちは」とあいさつしてくる。こちらも一人ずつ「こんにちは」。東京だったら中学生はどうか分からないが小学生(特に低学年)にこっちからあいさつしたら、市のアカウントから不審者情報としてtweetされちゃいますよ。
ちなみに、甲子園で試合終了後に三塁側のチームが先に引き上げるとき、選手一人一人が一塁側の監督選手に帽子を取って挨拶して、監督が一人一人に軽くお辞儀しているのを見て、このときのことを思い出した。
室戸岬へ向かう
室戸岬で下車・・・しかし観光地らしい雰囲気がない。
土産物屋があるわけでもなく、食べるところもない。海の家でお昼食べたとき、「せっかく行くんだから室戸岬でお昼たべようか」とも思ったが、食べておいて大正解。
去年行った足摺岬と比べると、交通の便はこれでも室戸岬の方がよいが、観光地らしさは足摺岬の圧勝だ。
観光案内所というか休憩所のようなところに展望台がある。せめてこれ登っとくか。
これを見に来たのか?
次の次(二時間後くらい)のバスで高知に向かおうかと思っていたが、次(一時間後くらい)のバスで十分だ。
室戸岬灯台というのが見えていた。あと50分近くあるし行けるか。徒歩20分と書いてある。
疲れていたが、坂を上り始めるとなぜか元気が出てくる。
20分と書いてあるところを10分で上った。まだまだ若い(と思うのがこういうとき)。
上りきって海の方向に歩いていくと
室戸岬灯台、恋人の聖地ですって。灯台の大きさも足摺岬の圧勝だった。
戻りの下りきろうとするところで山道を男性が一人上ろうとしていた。上り下りで唯一すれちがった。
もう満足してバスを待つ。
時刻通りにバスが来たと思ったら「回送車」と書いてあって行ってしまった。ホントに回送車だろうな。
数分経ってバスが来た。よかった。これも乗客は他に2人くらいだったか。
路線バスでありがちな、一筆書きではないルートだった。本線から室戸高校まで行ってまた本線に戻るようなルート。しかし、その寄り道では一人の乗降もなく。
今度は南側に海を見るルート。遠くに見える先っちょが室戸岬でしょう。
奈半利駅に到着、バスはここが終点ではなくまだ走る。運転手さん、ご苦労様。
コントに出てきそうな表情、衣装。