Blog About Nothing

小心者の旅行遍歴
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六日目(3)【カンザスシティ】

2021-04-29 17:02:00 | '97 米国滞在時の旅行

ニグロリーグ博物館からまた歩いて市街地へ。

もう一つ、できれば行きたいと思っていたのが、サチェル・ペイジ球場
前述の本「史上最高の投手は誰か」によると、伝説の投手サチェル・ペイジを称えようとして名付けたようだが、実際には公園に毛の生えたようなところで、著者も探すのに苦労したという。

事前に調べて「このバスに乗るんじゃないか」と思ってそのバスに乗るとき、運転手に聞いたらこれではないという。運転手さん、とても親切に教えてくれた記憶は残っている。でも、行ってしまうとナイトゲームまでの時間がなくなるかもしえないと思って断念。この運転手さんもそうだが、このカンザスシティ、親切にしてくれる人が多かった。


スタジアムへはシャトルバスで。

到着。このあたりでバスを降りたのかな?


どこの球場にも過去のスターを称える展示がある。




試合前のキャッチボール。右はジェイ・ベル。NHKのBS大リーグ中継が始まった直後はピッツバーグが強かった。その2番ショートで活躍していた。ピッツバーグの試合の中継も多かった。
その時期、球場では「SAVED BY THE BELL」の横断幕がよく映った。単に守備の上手いベルのことを言っているのだと思ったが、アメリカに住んでこの名の番組があるのを知った。


チケットはこの席。音がよく聞こえた。ボールを受ける音、ゴロのボールが芝生をたたく音、選手が走るときの地面を蹴る音・・・野球は耳でも楽しめる。

人工芝を自然芝にしたのはこの年だったかなぁ・・・?

20年以上前となっては、どんなゲームだったか覚えていない。




試合終了時は一塁ベンチ上へ。


ネット裏の席が13ドル!





帰りは「先にシャトル・バスが行っちゃってたりしたらどうしよう・・・」とか不安になったが、無事乗れてホテルへ帰還。

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六日目(2)【カンザスシティ】(ニグロリーグ博物館)

2021-04-13 17:31:38 | '97 米国滞在時の旅行

ホテルで一休みして出発。

夜はナイトゲームを見るつもりで、それまでは何をするか?カンザスシティではゲームより楽しみにしていたものがある。

ニグロリーグ博物館だ。

シカゴでも触れたが、この年は「黒人初の大リーガー」のジャッキー・ロビンソンがデビューして50年の節目の年。日曜日などは両チームがニグロリーグ時代のユニフォームを着用してのゲームもあった。

ジャッキー・ロビンソン以前は、「ニグロリーグ」という、いわゆる黒人だけのリーグでしかプレーできなかった。

「ニグロ」は本来は使ってはいかん言葉だが、固有名詞だからここは勘弁である。

このリーグを知ったのは、

この本の表紙の投手、サチェル・ペイジが死んだときだったか。新聞の社会面にも出ていた記憶がある。この著者、佐山和夫さんもこの新聞記事を読んで興味を持ち始め、現地に取材に行き本を出した。この本を見たとき、その数年前の死亡記事を思い出して買って、それをきっかけにニグロリーグに興味を持ったってわけですわ。

著者の佐山和夫さんも当時ニグロリーグなどは知らず、取材していくうちにこの(↓)本を紹介されて読むことになったらしい。

つられて買った。がんばって読んだ。

アメリカの歴史に少し興味を持ったのが、1991年、ワールドシリーズにアトランタが出場したときだと思う。アトランタと言えば「風と共に去りぬ」で、背景に南北戦争がある。大リーグ中継でおなじみのパンチョ伊東さんがそういう話をされて徐々に本などを読むようになったんじゃなかったか。

前置きが長くなってしまったが、当時の話へ。

目的の博物館、日本語のガイドブックもなくインターネットも普及していないなか、本屋で調べたのがこれ(↓)。

博物館へ向かう道と交差する通りのリストだろう。本屋に行ってアメリカ人向けのガイドブックを見て、少しづつ記憶しながら書いたのか?あるいは図書館で借りてまとめて書いたか?結構遠いじゃないか。

メモによると、バス停でおばあさんに時刻を聞かれ、答えたついでに博物館のアドレスを見せて行き方を聞いたがおばあさんは分からず、バスが来ておばあさんがその運転手に聞いてくれたとある。おばあさん、運転手さんありがとう。

こんな通りを歩いていって


これが博物館


別の角度から

写真は禁止で、もはや何が展示されていたのかなんて覚えていないんだが、じっくり鑑賞したのは覚えている。

当時から旅行中は自分の写真は撮らなかったが、ここでは撮りたいと思って土産物屋ならいいかとお願いして撮った写真

何か買ってますね。何買ったのかも覚えていない。。。
(髪の色は若気の至り・・・)

ここは仮の博物館だったようで、後に新しいのが近くに建てられた。そこにも行っている

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