バスターミナルはまだ開かないが、バスの前には人が集まっている。
マラガ行きに並んでいる人に聞いてみると、チケットはドライバーから
直接買うらしい。
しばらく待って乗車が始まった。荷物は自分でバスの脇の荷物入れへ。
バスは定刻より2分ほど早く出発。
8時でもまだ薄暗いというのは感じがつかめない。
走っているうちに陽も出てきた。
こんなところ走りました。
途中2~3箇所停車して
だんだん市街っぽくなってきて、9:40頃マラガ到着。
コインロッカーはアルヘシラスのバスターミナルと同じようにトークンを
買うシステム。
トークンを買うところで怪しげなオヤジが話しかけてきた。
駅などではよく見る輩だ。もう一ヶ所ロッカーがあったので、念のためそちらを利用。
13:00か14:00のバスでグラナダに行く予定。それまでマラガ観光だ。
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グラナダだ。
昨日のフロントのお姉さんは朝食はいつでもということだったので、
6:30に降りてみると真っ暗。爺さんが寝ていて、「朝食は?」
と聞くと指で「8」。8時からですかい。英語分からないみたいだし
爺さんでは埒があかなさそうなので、ここでの朝食はあきらめた。
二日連続で朝食込みのホテルの朝食権を捨てることになった。
HOTEL ARUNDAⅡ
まだ真っ暗な中でチェックアウト。ホテル代は、25ユーロにも満たないし、
爺さんのクレジットカードの操作もちょっと心配なので、キャッシュで
支払い。
ホテルはバスターミナルまで数十メートルなので行くのは問題なし。
しかし、ターミナルが閉まっているよ。8時の前に7時のマラガ行きの
バスがあるんで開いてるはずなんだが・・・
ホテルがダメならバスターミナルで朝食と思って来たんだが、それもダメか・・・
と思ったら、道路を挟んで駅よりのカフェのシャッターが開いた。
おばさんに入っていいかと聞くとOK。トーストとコーヒーを
注文。これで2ユーロはいいね。
出発まで少し時間があるのとコーヒーがおいしかったのでコーヒーもう
一杯(1ユーロ)。
店にあった看板↓。
街中にもこの看板があって、Nueboが目立つ。
ロンダといえばヌエボ橋、街をあげてヌエボ橋を宣伝しているのか。
ヌエボアイスとかいうのかな・・・とずっと思っていたが、Nueboは
「新しい」の意味、単に新発売ということか・・・とロンダを発つ
直前に気づいた(遅すぎ)。
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前回はバルト三国がとりあえずの本線だけど飛行機がなぁ・・・という
ところだった。その後・・・
バルト三国だけだと余りそうだ。ワルシャワ行ってみるか
↓(移動手段を調べて)
いや、ワルシャワは結構時間かかるぞ
↓(地図を見て)
サンクトペテルブルクがタリンから近いじゃん
↓
でもロシアはビザが必要だぞ
↓
うーん、飛行機も取りにくい
↓(カレンダーを見て)
5月の第一週も三日休めば一週間休めるじゃん
こっちのスケジュールで飛行機探そう
↓
お、トルコ航空が安い
トルコ行けるぞ。+バルト三国は?
↓
リガしか便がないよ。じゃぁサンクトペテルブルクも会わせてダメか?
↓
サンクトペテルブルクはトルコ航空で行ける
モスクワにも便がある
いつかロシアのビザとるんだったら今回とって両方行ってくるか
↓
トルコからだとルーマニア・ブルガリアも行けるな
どっちにしよう?
↓(今、この辺)
まだ持ち時間は二ヶ月ほどある
橋の向こう側にパラドール
戻ってパラドールの周辺をうろうろ。日没近し。
沈む夕陽・・・が見えない
暗くなるまではヌエボ橋周辺をあっちへいったりこっちへいったり
暗くなってきた。
お腹もすいてきた。ヌエボ橋近辺にレストランは何軒もあるが、この辺で
食べてると帰るころはどうなってるのか?最近は道に迷いがちだし、人が
歩いているうちにホテルに戻ろう。ホテル近くのレストランがあったし。
何とかメインストリートを見つけるとあとは安心。ホテル近くの見覚えある
ところまで来てさらに安心・・・しかし、レストランがないじゃん。バルが少し
開いているだけ。アバウトに覚えるとこういうことになる。
近くを歩いたらチャイニーズがあった。ここにしよう。
立派な店構えだが安い。昨年のランスの大聖堂前のチャイニーズを
思い出した。
注文はシーフードフライドライスとチキンとクラブのスープ。フライドライスの
味は普通だがスープは具がたくさんでおいしかった。ドリンクつけても7ユーロとは。
ごちそうさま。
水が欲しいのだが店がない。バスターミナルの自販機でと思ったが、
この日の便は終わったのか真っ暗。一つ部屋が開いていておばちゃん
二人が話している。売店かな。英語があまり通じずジェスチャーで。
ボトルを持って飲むポーズをしながらwaterいうと冷蔵庫から
水を取り出してくれた。1ユーロ。おばちゃん、ありがとう。
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下怖いよ
すごいな。橋のない時代はこの渓谷のおかげで敵の侵入を防いだという。
コンピュータのない時代、どのように計算されてこのような橋ができたのだろう。
橋を渡って右折。しばらく行くと公園があり、そこから降りてみた。
左に見えるのがパラドール。行った事がある方は、これで位置が分かるでしょう。
鐘楼などはまず上るのだが、ここはまず下る。ちょっと変な感じだ。
この谷はどこまで行けるんだろうか?
適当なところで引き返した。降り口のところの公園では、ギター弾きのおじさん
がいた。「アルハンブラの想い出」弾いてくれたらチップはずんだんだけどな。
階段ではなくしかも足元の不安定なところを上り下りしたので疲れた。ちょっと
椅子に座って休憩。その間ずっと向かいにいたのはお話中の仲良しのお姉ちゃんと
弟くんという感じの二人。近所の子供たちかな。
闘牛場に戻ってみたら
ちょっと覗かせてくれてた。しかし観客席しか見えず。
この日は日曜でフェスティバルのような感じの商店街。
ジェラート。おいしかった。
「柳井」とかじゃないよね。
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反対方向にある。駅から来たメインストリートを歩いていった。
メインストリートから左に折れると人だかりが見えた。
位置的に闘牛場のところだ。もしかしたら闘牛が開催されるのか?事前の調査では
この日は日曜日にもかかわらず、闘牛はなさそうだったが。
アルルでも闘牛もどきは見たが、衣装をつけた闘牛士がいる形式ではない。
できれば見たいがなぁ。売り切れっぽい。
ここがスペイン最初の闘牛場らしい。とはいえ、それほど大きな観客席はない。
貸し座布団のお姉さんも繁盛していそう。でもちょっと今は暇そう。
何やらパレードのよう。貴賓席で見るような人たちだ。
ではそろそろヌエボ橋へ。
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ロンダ行きのチケットを購入。自販機が2台あるのでこちらで。
マドリードもコルドバ(買わなかったけど)も、ここロンダも鉄道駅には
自販機が駅の大きさに合った数だけある。スペインの鉄道は窓口の長い列に
ならばないとイカンのかと思っていたが、全くの杞憂だった。
駅構内はこんな感じ。電車の案内が電光板に表示されているのだが、それが一時間に
一本とかそのくらいの少なさ。それを考えると結構立派な駅という気もする。
ホームは(一時間に一本だけど)4つ。行き止まりになっているので、ここが
終着じゃない場合は前後が入れ替わるのだろう。
電車はアトーチャ行き(15:03発)。aveよりはちょっと落ちる車両だった。
電車は海が見えるところを過ぎると
山の中ゆっくりとロンダへ向かった。
ゆっくりは予定通りなのだろう、定刻にロンダに到着(16:30)。乗る人が多い。
駅構内
駅前
駅舎
ホテルは駅からそれほど遠くないので荷物を転がしながら徒歩。
それほど大きい街ではないが、観光用の乗り物もあった。
ホテルは駅前のメインストリートから路地に入ってすぐ。10分はかからずに到着。
泊まったのはHOTEL ARUNDAⅡ。安いが評判のよいところで、翌朝バス移動なので
バスターミナルにも近いのでここにしたのだった。
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ロープウェイは無事下の駅に到着。あとは来た道を戻るか。結構距離がある。
事前の情報では歩ける距離だということで、バスなど全然調べておかなかったのは失敗だった。
おさーるさーんだよ
この日も絶好のジェラート日和だったんだが、ジェラート屋さんがまったく見つからない。
ジブラルタルにジェラートという文化はないのか?
再び滑走路を渡って・・・(後ろを向いて)
今度はスペイン入国。ジブラルタルに入るときは一応係員がパスポートを
チェックしたが、今度は昔の駅で客が定期を見せるようにするだけ。
帰りもタクシーで。タクシーで来てしまったので、バス乗り場も分からない。
ここもタクシーが数台待っていた。先頭の車に乗り込んで、アルヘシラスまで行ってくれ
と言って出発。出発後、運ちゃんに
このあとどこに行くんだ? と聞かれ
ロンダだ というと
ロンダまでなら120ユーロだが・・・ と打診された
ザグレブでも同じ会話があったな。一人じゃ高くて無理だが、意外と安いんだな。
帰りも30ユーロ。都市間の移動は値段が決まっているようだ。
アルヘシラスのバスターミナル到着。ちょっと遅くなったがお昼。
このあたり店はないのでバスターミナルのカフェで。
ナポリタンにパンとワンドリンクのセットで5.50なので安い。
パンの外側は3日くらいおいといたんじゃないかと思うくらいの硬さ。
がっついて食べたのはいいが、食後は周りが悲惨なことになっていた。
お掃除の方、スミマセン。
食べているとき、窓の外にジブラルタルまで乗っけてくれた女性ドライバー発見。
十数年前のDC滞在時の英語の先生に似てたんで気になってしまった。
食べ終わってもまだいたら声かけてみるか。
x
ロッカーから荷物を取り出して鉄道駅へ。
さっきのドライバー、車内でお休みしちゃってて声かけられなかった。
残念。安全運転してよ。
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大丈夫か?
怖い・・・けど、景色で気分を紛らす。
頂上についてようやく足が地に着いた。おサルさんたちがお出迎え。人間慣れしているのか、
それほど凶暴なのはいない。
ここからではアフリカは見えない。道があるのでとりあえず行ってみた。
アップダウンがきつい。途中まではどこかの国の壮年ご夫婦が近くを歩いていたが
いつのまにか一人になってしまった。ここまっすぐ行けば何かあるのかな?何しろ
地図がないので、行って何もないということも考えられるのだが・・・
あれの向こう側に行けばアフリカ見えるのかな?
ロープウェイとは反対側
何か見えてきたぞ
最後には有料の区域があった。ここでもポンド(3.5)・ユーロ(4)ともに可。
Top of the rockということはここが頂上か?
かすかに見えるあれがアフリカか。もうちょっとはっきり見えると
うれしかったが。
それではアフリカを見たことにして戻ろう。来るのが大変なら戻るのも大変だ。
ロープウェイ乗り場の近くに戻るとおサルさんがいっぱい。
彼らも下界に下りたいのか。ロープウェイの上に乗りたがっていた。ロープウェイが
少し下ったところで一匹乗っているのに気づき、一度乗り場に戻ったり。
再度出発。下りはもっと怖い。
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降りるとすぐそこに入国ゲート。パスポートの顔のページを少し見ただけで入国許可。
スタンプはなし。
英国風の電話ボックス。渋谷にもありましたかね?
ウィンストン・チャーチル通りだそうだ。
エロ好き・・・じゃないと思う。
ロンドン風二階バス。
何もないところになった。しばらくは正面のジブラルタルロックを見ながら
歩くのに専念・・・と思ったら、ここが噂に聞いていた滑走路だった。
残念ながら離発着は見られず。
ここでジブラルタルの地図を・・・と思ってかばんを開けたがそれがない。
キャリーバックに入れっぱなしだった。グーグルの地図を印刷しただけなので、
それほど戦力になるとは思わなかったが、それでもないと少し不安。
ジブラルタルでは、サ・ロックを怖いロープウェイで登ってアフリカを見て、
あとは時間があれば街中をゆっくりという予定だった。
ロープウェイ乗り場まではそれほど迷わないという情報だったが、
途中何度も道行く人に聞いた。何しろ地図がない。
特に、メインストリートに入るゲートの前で違う方向に行こうとしたときに
教えてくれた英国風の発音のおばさまありがとうございました。
入国時には1ポンドも持っていなかった。
この日は日曜、両替店は休み休み休み・・・
ロープウェイ乗り場も近づき困ったところで1件発見。
ここでの両替のために、うちで眠っていたドル札を持ってきたのだった。
入国ゲートから15分という情報をどこかで得て歩いてきたのだが、
もっとかかった気がする。バスとかで15分だったのか?
ともかくロープウェイ乗り場へ。値段表を見ると、ユーロでもOKでしたん。
日本風に言えばロープウェイなのだが、ドブロヴニクと同様「Cable Car」というようだ。
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