松本清張の「砂漠の塩」
最近の言葉でいうとダブル不倫の物語。
ふつうならまず読まないジャンルなのだが、エジプトが出てくるというので
図書館から借りてきた。
舞台が昭和40年代ということで、カイロまで行くのが大変。
主人公が乗った飛行機は、東京からアンカレッジ・ハンブルグで給油してパリへ。
そこからまたアテネで止まってカイロ。
その相手は南回りで、香港～バンコク～テヘラン（？）でそれぞれ休憩してカイロへ。
「３時間飛んで１時間休む」って、これじゃ海外旅行も大変！
今の時代でよかった。
言葉づかいも違う。不倫相手の男と話すのに
カーテンをお閉めになったら
とか
よろしいのよ。寒かったらあとでいただきますから
とか。
いやはや。これが普通だったんだろうか？
昨年のこの時期、人生初となる国内（関西）への単独旅行を敢行し、
なかなか楽しいものとなったので、二匹目のドジョウをねらって。。。
行き先はこっち方面↓↓↓
北のほうにも狙ってみたいんだが、この時期暗くなるのが早いので今年も西へ。
日本は時刻をもう一時間ずらして欲しいな。
昨年は新幹線で、今年は飛行機。一人で日本の飛行機乗るの初めてだよ
。
日本なのにアウェイ感がある。
何をもっていけばいいのか？「eチケットお客様控」ってのがあれば飛行機に乗れるのかな？
特筆すべきは価格。飛行機＋ホテル（２泊）で２万円ちょっとって・・・
調べたらホテルだけでこのくらいする。おまけにスイーツ系のクーポン二つという出血大サービス。
泊まるのは岡山駅前。しかし、ガイドブックは二冊とも岡山がない。
それほどの観光地でもないんすかね。
食後は坂を下って道路側・・・じゃなくてドウロ川へ。怖い座り方してる人一杯いる。
こっちは腰を引きながら手だけ伸ばして。
楽しげな船の中
ついつい足を止めて聞いてしまう
橋の車が走る低い段を渡っていると夕暮れのいい感じになってきた
前回のポルトのときは夕景の美しさを知らなかったんだな。もったいない。
定番の位置、角度
ホテル目の前のクレリゴスの塔が遠く小さく高いところに見える。
周りを見て楽しんで歩いてくるとそれほど遠くは感じないものなんだ。
アゼルバイジャンの夕暮れは～♪
ここはスマホのカメラでも撮っとこう
向こう側に大西洋、さらにその向こうにはアメリカ大陸
翌日も来るだろうけど、天気が悪かったらまずいのでスマホとカメラ両方で何枚も
坂を登って
修道院のところから。ここに来るのは初めて。
若い人を中心にたくさんの人が景色を楽しんでいる。
皆さんは景色だけじゃないか。
暗くなってきて、帰りはトラムが走る高い段を
夜のカテドラルの写真、青信号の右側のライトが明るすぎて拡散するので指で隠して撮った写真。
つめに何か塗ったかのように光ってる。
さすがにこの時刻、観光客はドウロ川に集まってしまって、
サンベント駅のアズレージョも人ごみから解放されている。
今日はここで電車運休から始まったんだ。この日の出来事を時系列で並べると
・電車が突如運休で一時間待ち
・地図に地名が表示されない
・乗ろうとしたバスがこなくてボン・ジェズス断念
・ギマランイスに行こうとバス乗り場行くが乗らずに予定変更
・ボン・ジェズスではバスの時刻を３０分間違える
・地図に地名が復活
・リゾット（のようなもの）がおいしいぃ！
・ドウロ川の夕景がステキぃ！
（おっさんの表現としてはどうなんだ？という声はおいといて・・・）
ホテルに戻って、赤枠が僕の部屋（多分）。夜はうるさいん
ですわ。
ポルトのサンベント駅に着いてからはまっすぐホテルへ。
ネットがつながるところで調べて、googlemapをなんとかしないといかん。
一度削除して再インストールしたら・・・文字出た
！
文字を出さない設定があって、誤操作でそうしちゃったとか？
何が悪かったのか分からないけど
、直ればどうでもいいか。夕飯行こう。
壁アート
今日の夕飯はちょっと狙っていたレストランへ。
google map先生も文字が出るようになって難なくハッケン！
夜の部が始まってすぐのようで、まだお客は２～３組しかいない。
お飲み物はコーヒー
リゾットを食べたくて、お店の前でメニューを見ているときに出てきた店員さんに
「リゾットはありますか」と聞くと「ない」というお答え。
「どうしようかなぁ」と躊躇していると、watery なriceがあるという。
「まぁ、それでいいか」とそれを注文して、割と早く出てきたのがコレ↓↓↓
えっ！？これ「リゾット」のカテゴリに入らないのか？それはともかく、すげぇおいしそう。。。
しかも食べでがありそうっ！
鍋に入ったリゾット（のようなもの）を少し深みのあるお皿に移して。
エビとホタテもたくさん入っていておいしいし、スープ（？）も絶妙な味ではないですか。ﾌｳﾌｳ
家でなら鍋からそのまますくって食べるところだけど、人の目もあるからね。
一口一口味わって。
いつものようにすぐ食べ終わってしまったらもったいない。ゆっくりゆっくり。
（それでちょうど標準的な速度、いやまだ速いか）
大満足です。ごちそうさまでした。
すると店員さん、「デザートいかがですか？」とメニューを持ってきた。
一人だと普段なら「いや、結構です」というところだが、リゾット（のようなもの）がおいしくて
このまま帰るのは無粋というか、もう少しこの場で余韻に浸りたいというか、そんな気になった。
お腹いっぱいだけど、メニューを見ると「フルーツ」なら安いし食べられそうだ。
それを頼むと「アップルかオレンジか？」ということで、「オレンジ」
出てきました。
こんな切り方のオレンジ食べたことないね。これもおいしい。
ごちそうさまでした（再）。
レシート切り替え時でした
お店からドウロ川に向かって坂を下ったところにあったのがコレ。
お目当ての店がなかったらココで夕食だったかもしれませんな。
バスはボン・ジェズス行きに乗ったところまで行くのかと思ったが、
レプブリカ広場のところでちょっと止まっている。時間調整かな。
場所も分かるしここで降りちゃおう。
ポルトにはバスで戻るか、電車で戻るか？
電車で来たんだからバスで戻りたいところ。しかし、バスのほうが時間がかかる。
と言っても電車も一時間に一本。両方とも予定していなかったので時刻調べていない。
所要時間の短い電車のほうがいいか。
ポルトの柳原加奈子ちゃん
今日の流れからして一時間おきの電車だったら50分くらい待つのかな？
と思いながら旧市街の門を出て・・・
もう見ることはないと思った駅へ。
着いてボードを確認するとポルト行きは20分後くらい。
今日の運的にはまずますというところじゃないか。
自販機はそれほど並んでいなかった。
前の人を見ると、チケットをかざしてから行き先指定してお金入れるみたいだ。
ポルトで買ったチケットを出して同じようにやってみたら買えた。
一人で買えるときもあるもんだな。
買った後はvalidation。
喉乾いたので駅の売店に行ってみたらLIPTON,LIPTON,LIPTON,LIPTON,...
駅の外にあったスタンドも探したけどNESTEAはないんだね
。コイツを
これが思いのほかおいしかった。
出発５分前に乗っると、席は少し空いている程度。結構混んでいる。
電車の中、さみぃ。。。ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ようやくポルトへ
気が変わって再度街中、そしてボン・ジェズス行きのバス乗り場へ。
バス、今度は20分ほど待つようだ。道の向こう側にパン屋さんがある。
軽く食べて待つにはちょうどいい時間かな。
ホントに軽い、クリームパンみたいだけどフォークとナイフがついてきた。
このお店。
会計を済ませて信号を渡るところでバスが来た。定刻より早いぞ！
手を挙げて「乗りますアピール」をしてギリギリ乗車。
午前も、もしかしたら定刻より早くバスが来て乗れなかったのか？
ギリギリ乗車だと思ったが、なんとここで運転手交代で数分待った。
ここでお役御免となった前運転手は自分の荷物をまとめて降りて行った。
バスは市街を抜けると上り坂。20分くらいだったか。
帰りは15:00のバスがちょうどよさそうだ。一応写真撮っとこう。
手持ちのガイドブック、見どころ度数が星の数で表されている。
ブラガに
はなく、ブラガからのエクスカーションとして紹介されている
ボン・ジェズスに。
ガイドブックで見た階段登って行こうと思ったけど、どこ行けばいいのか分からず、
バスを降りたところにケーブルカー乗り場があったのでこっちで。往復チケット。
上から見たところ。コレ見たら降りたくなったちゃった。
・・・というか降りないことには階段を見上げられない。
何のためにケーブルカー乗ってきたんだろう？今日はこんなのばかり。
眺めに行かないか天使の階段
ここまで降りてきた。
信仰心はないけどこの階段見上げたかったんだ。
（じゃあなんでケーブルを使ったのか？）
せっかくケーブルカーで登ったのに、そのあとこの階段降りて登って・・・
踊り場にはすべて噴水があった。
暑いので手を伸ばせるところは伸ばして手だけでも快適に。
ケーブルカーで降りようと思ったのに故障？乗ろうとする人もいない。
バスの時刻までに直るか分からないし、歩いて降りていくか・・・ﾅﾆﾔｯﾃﾝﾀﾞｶ
往復チケット買ったのに・・・
もう一度降りて・・・
さらに下って下ってちょっと時間がギリギリになってきて、
ようやくバス降り場から見たところへ。
間に合った。15:00のバスは・・・まだ来ていない。
そろそろかと思うが、カップルが一組待っているだけ。
時刻表を確認すると・・・
今日は土曜日、15:00はなくて15:30じゃないか（￣□￣；）！！
もうちょっと上でゆっくりしてくるんだった。もう一度登るには余力も時間もないか。
ホントに今日はやることなすことすべてダメ、時刻表すら読めない。
「売店」があるのでコーラ（高地価格の2ユーロ）
相変わらず文字が出ない
飲み終わったら周りを見るだけ。前の通りを91のバスが通った。
このバスでもいけるんじゃないか・・・と思いながら見逃して
（後でブラガ中心部でも見た）
ようやくバスが来た(1.60)
今日は朝からグダグダで全く予定通りに進まない。華やかな色を見て落ち着いて。
焼き栗を売っていたおばさん。この日は結構暑かった
。
こんな日の売れ行きは期待できないんじゃないかなぁ。
カテドラルだったかなぁ？？？
市庁舎前広場の
ペリカン噴水
ギマランイス行きの速いバス14:15までは時間がもたない。
ここでゆっくりお昼食べていく手も考えたが、適当な店が見つからない。
早い時刻のバスで移動するか・・・とバスターミナルの方へ向かった。
青空マーケットがある。そこで探したのが・・・
ブラガのブラ、ひそかに狙っていたショット
怪しまれるとマズいので、ファインダーは覗かずに・・・(ﾟｰﾟ;A
市場
ガイドブックに名前が出ていないのでなんという教会か分からないけど、その中
頼りになるはずのgooglemap先生は文字が出ない。
ガイドブックのコピーで目印になるものをたどり、
人に聞いたりしてようやくバスターミナルらしき建物が見えた。
すると、50代くらいの女性が近づいてきて英語で空港行のバスの場所を聞いてきた。
「いや僕も分からんです」
とこれまた英語で言うと、僕が手に持っていたガイドブックのコピーを見つけ
「日本の方ですか？」
となって、ここからは日本語。
なんでも、この近くでカヌーの大会があって、
その応援のついでにこのあたりを観光されたんだとか。
その行き先がかなりかぶっている。
ポルトはもちろん、あきらめたボンジェズスや明日以降に予定している
ヴィアナ・ド・カステロやサンティアゴ・デ・コンポステーラも。
ギマランイスの速いバスが一日一本というのもご存じのよう。
ここからバスでポルトの空港へ向かうらしい。
バスのチケット売り場も昼休み状態、なんかギマランイスに行く気が徐々に失われてきた。
お話を続けていると「ボン・ジェズスはよかった」とおっしゃっる。そっちに切り替えるか。
「じゃぁ、バスターミナルに何しに来たんだ」ということになるが、それは今日はもう気にしない。
カテドラル
このブラガでは、巡礼の地だというボン・ジェズスにも行ってからギマランイスに行くつもりでいた。
ボン・ジェズスへのバスは少ない。
それでもこの日は土曜、日曜よりはいくらか多いのでこのスケジュールにしたのだった。
ポルト7:45の電車ならバスのタイミングが合わなくても
余裕があると思っていたのに、乗った電車は一時間後。余裕なくなってきてるはず。
その後のブラガからギマランイスへのバスはあるが、大半は一時間ちょっとかかる。
30分かからないのが一日に一本あって、それが14:15。
ボン・ジェズスも行ってそのバスにも乗る予定だが、到着が一時間遅れて果たしてどうか？
土曜日のせいかお祭り的な雰囲気。
ボン・ジェズス行きのバスの時間を確認。一時間に２本という感じだった。
15分ほど待つようだ。来るまで待とうホトトギスで、それまでは周辺をうろうろ。
チャンカワイ、ポルトガルに進出か？
奥はサンタクルス礼拝堂？
バス時刻の２～３分前に戻ってみたものの、バスがなかなか来ない。
来ても違う番号のバスだ。
電車といいバスといい、どうなってんの？定刻から10分近く待っても来ない。
ボン・ジェズスはあきらめよう。。。（諦めよすぎじゃないか？）
駅へ。。。8:45発。今度こそ発車してくれよ。
一時間違うだけで乗客の数もかなり違った。
ドキドキしたが今度は無事にポルトを発車。
サンベントを発車しカンパニャンを出てからチケットチェック。これも無事に終了。
無事じゃないのはgoogemap。この表示だもん。
現在位置がわかってもコレ見てどのあたりか分かるほどこの辺の地理詳しくない。
今春に分かった現在位置表示機能（遅すぎ！）、
一年前だったらなんてことない状況だが新しいこと覚えちゃうとそれがないとオロオロする。
電源落としてみたりしたけどダメだった。
・直るのかなぁ(・・；)。。。
・タブレットはどうなってるかなぁ(・・；)。。。
・この旅行、ずっと文字なしgoogle map見るしかないのかなぁ(・・；)。。。
（見る意味あるのか？）
ローカル線で駅が多い。駅ごとに車掌さんがその駅から乗った人のところに行って「切符を拝見」。
ポルトを出たとき30%くらいだった乗車率も途中80%くらいに上昇。
ブラガ到着。行き止まりの駅だった。
これがブラガ駅。
ビルの中に入っていて、利便性はいいだろうが観光客はあまり楽しみがない。
検索業界では
・ブラがきつい
・ブラが上がってくる
でおなじみのブラガ。
ゆるい上り坂を歩いて５分ほどで旧市街入口の門（アルコ・ダ・ポルタ・ノヴァ）が見えてきた。
前日にチェックインしたときは「いい部屋だ」と思ったが・・・
夜中に騒音で起こされた
外を見ると、前の通りは若い人を中心に通る人が絶えず、かなりの騒がしさ。
クレリゴス教会から下る道の車の往来も多い。寝ているときもずっとこうだったんだろう。
後で調べてみたら近くにナイトクラブがあった。
そこから通りに出てくる人がひっきりなしだったんだと思われるが。
どこか窓が開いているのかと思って確認するも、一応閉まっている。
防音がまったくできていないようだ。かなわんなあ～～
部屋に耳栓があったのはこういうことだったか。。。
騒がしい中、支度をして出発。
この日はまずブラガへ。7:45の電車に乗るんだ。
朝食はブラガで食べよう。ホテル前
チケット売り場はまだ列ができていない。
チケット売り場の写真なのにアズレージョを目当てに撮ったかのようだ。
andanteカードとは違うカードが発行された。
早めに駅に着いたので時間がある。ドン・ルイス一世橋行ってみるか。
前日早めにホテルに戻ったのが功を奏したか、足が軽い。坂道もラクラク。
まだ穏やかな感じ。
駅に戻って
ブラガ行きのホームを確認して（上から二番目）
乗っている人少ない。土曜日の朝だし。
一番左がポルト、緑の右がブラガ、赤がギマランイス、黄がアヴェイロだったか。
定刻を過ぎたがまだ発車しない。待っていると同じ車両に乗っていたおばさんが降りた。
おかしいなぁと思いながら、車内をうろうろ
すると他の乗客も続々と降りて・・・
何？
つられて降りて掲示板見たら、電車がまだいるのに行き先の表示がなくなっている（左）
運休？
ポルトガル語の放送が分からなかったのではなく、何も放送がなかった。
そんなのアリ？？？
同じ電車から降りた人が続々とチケット売り場へ。やっぱり運休かね。どうするか？
ブラガ行きは一時間後。
ポルト～ブラガ～ギマランイス～ポルトの順で回ろうと思ったが、
ギマランイス（ギラマインスだと思ってた）行きは30分後だ。ギマランイス先に行くか。
チケット売り場に行って、ギマランイス行きたいと言ってチケットを渡すと
別途料金を取るというじゃないか。ﾏｯﾀｸﾓｳ。。。
仕方ない、一時間待つか。朝食はここで食べて行こう。駅前にカフェが並んでいる。
どこにしようかな。。。
パンを選んでジェスチャーで外のテーブルで食べたい意志を示すと、箱に入れてくれた。
それをもってレジに行き、コーヒー（with ミルク）を頼んで支払いをしようとすると・・・
1.90ユーロ。安すぎませんか？
テーブルに着いて、
もしかしたらコーヒーだけの値段を言われたんじゃないかなぁ。。。
と思った。そうなるとちょっと良心が。罪滅ぼし（？）にここでまた食べよう。
でも、パンも自分の前に置いておいたしなぁ。。。
パンもコーヒーもおいしかった。
朝食くらいじゃ一時間はもたない。近くをうろうろ。
この辺でアクシデント。
立派な建物があったので「ここはなんだろう・・・？」とスマホを開いて
google map先生に聞こうとすると・・・
地図だけで文字が出ていないぃ・・・
そんなのもアリ？
スマホではなくソフトの問題だろうな。昨日は文字もちゃんと出てたのに。
ホテル戻ってタブレットも持ってくるか？？？いや、そこまで時間はなくなっている。
ブラガ、ギマランイスはガイドブックのコピーでしのぐか。
