長い散歩から帰ってきた。
この日はポルトを出て、スペインに近づいてヴィアナ・ド・カステロへ。
そこからポンテ・デ・リマにもちょっと足を延ばす予定。
11:30のバスで行くつもりだったけど散歩が長引いてしまった。
あわただしくなるようだったら13:00の電車でもいいか。
ここは11:00にチェックアウトしなければならない。
それまでにオーナー(?)のお姉さんは来ないかもしれない。
カギをポストにでも入れておけばいいのかな?メールで聞いてシャワー。。。
出てきたら返事来てた。やっぱりそれでいいみたい。
11:00には戻るとして、まずは部屋からも見えるこの教会入ってみるか。
ホテルの廊下
前回は塔には上ったけど中には入っていない。
マリア様、上から失礼します。
塔の一番上からの景色。
今朝の橋や対岸からの景色を見てしまうとなぁ。。。
盛り上がりに欠けてしまう
朝から上り下りはしたくないんで、橋の向こうまで行ったらそのまま戻ろうと思っていた。
しかし、この霧にかすんだ景色を見たら迷いなく予定変更。下っていこう。
対岸に来ただけでは物足りず、どんどん歩いてきてしまった。
アート
結構な力作
google map先生が教会があるとおっしゃるので見に来てしまった。
若干もやがかかっている感じはするけど
こちら側はほぼ全開。リフレクションもはっきりしてきた。
おっと、ここでカメラの電池が切れた。続きは絵で・・・ウソウソ
残りが少ないのは分かっていたけど、散歩なら十分足りると思っていた。
こんなにいい風景が続いて写真撮りまくるとは思わなかったもんな。
ここからはスマホさんオンリーで。
橋まで戻ってきた。朝食は駅近くのカフェだ。どこかを登らないといけない。
だったらここで上の橋まで登って景色を見たほうがいいね。
来たときと比べるとかなり明るい。霧もまったくない。人も少しいる。
朝食は一昨日やたらと安かったサンベント駅前のお店へ。外の席はほとんど埋まっていたので中へ。
結構込んでいてお客も途切れない。人気のカフェのよう。
パンは違うけど、コーヒーと込みでこの日は4.50ユーロ。そんなもんでしょう。
一昨日の1.50はやっぱりパン代が抜けてたんでしょうね。スミマセン
第一夜、第二夜はうるさくてかなわなかったがこの第三夜はとても静か。
昨日会ったお姉さんの言ったとおりだった。
日曜の夜はさすがに騒がず、月曜からの仕事や学校に備えるってことなんかな。
恒例の散歩へ。いや、坂道の連続だからトレーニングか。
昨日の夜は向こうの丘から降りて登ってきたんだ。
今朝もちょっと霧がかかっている。
昨日の霧と違って少し明るくなっているせいか、いい感じに見えるじゃないか。
微妙に曲がっているんだな。
リベルダーデ広場を通って(何度目か数えられない)
サンベント駅のところを右折。
ここはかなり霧が深いぞ。川に近いからか?カテドラルが透明度30%。
橋の見えるところまで来た。橋の向こうはほとんど見えない。
橋の近くまで来たけど、まだ橋の下が見えない
俺だけの霧のドン・ルイス一世橋(多分)、橋が最後まで見えない
雨降ったワケじゃないけど濡れている。霧のせい?
ここまで来れば修道院もはっきり見えるはずなのに、ぼんやり見えるだけ。
上流(東)側の日の出前、これはいいぞ!いつもこうなの?
ずっと見ていたら太陽が出てきた。これ以上肉眼で見続けるのは無理だ。
振り返ると反対側もかなりいい感じじゃないか。
朝の散歩でこんなに盛り上がるの(ひとりだけど)初めてじゃないか!
鳥もこの景色を楽しんでいる
とにかく足が前に進まない。
カメラで撮ったりスマホで撮ったり肉眼で見たり・・・を繰り返し
霧が徐々に抜けていく。出番を終えた演者が舞台袖に引くかのよう。
ときどき通勤通学客は通り過ぎるけど、観光客と分かるのはほかにいない。
みなさん、これを見ないなんてもったいないよ。。。と一人興奮
むしろ霧でこんなに盛り上がるほうがおかしいのか?
霧がこんなに好きだったとは知らなかった。
散歩だけなのに一記事で終わらない。続きます。
二日続けて夕飯に大満足して幸せな気分でドウロ川へ今日も。
橋が見えてきた
今日は上のトラムの橋を渡って
対岸へ
坂を下りて、昨日よりちょっと遅い時刻にして違う感じの風景を見ることができた。
定番のアングル
今度は下の橋を渡って旧市街側に戻っていつものヤツやってみた。
夜やるのは初めてかもしれないが、はっきり映っている。
ロープウェイ近くの階段を上ってみよう。結構キツイ傾斜だ。
一気にいけるかと思ったが、途中で少し休まないとダメだった。
いける体力があっても振り返らないともったいないね。
ポルトって平坦なところがほとんどない。橋の上とドウロ川両岸だけじゃないか?
だからポルトでは「散歩」ができない。みんな「トレーニング」になってしまう。
最近は連泊することが少なくなった。この旅行ではこのポルトだけ。しかも三連泊。
数少ない連泊は旅行の最後にすることが多いので、最後の夜感が出てきて名残惜しい。
サンベント駅からホテルにはすぐに戻らず反対側の坂を登って・・・サントイルデフォンソ教会
クレリゴス教会が見える。いいカメラだったらもうちょっとはっきり見えるかな?
いや、カメラじゃなくてウデか。
お店のディスプレイも気に入ると撮ってしまう
リベルダーデ広場で、失敗のピンボケ写真なのにそれさえ
これいい感じじゃないか!
気に入ってしまう高揚感。
撮り直し
気分よくホテルに戻ったポルトの最後の夜でした。
またまたポルトの旧市街。傘じゃないけど何かの飾り。
展望台(ちょっと人気薄)
やっぱり対岸から見たほうがカテドラルはあるしクレリゴスの塔はあるし。。。
エンリケさんの頭の上に鳩
今日も一日よく歩いておなかすいた。夕飯だ。
どこにしようかと適当に坂道を上っていると、昨日見た中華料理屋が見えた。
ということはこの通りをもう少し行けば昨日のレストランか。
海外では一度気にいるとまた行ってしまうタイプ。
「手堅い」「堅実」ともいうが、「冒険心がない」ともいう。
一日三回の食事(朝食を除くと1~2回)、ハズレを引くのはいやだし
もう一度入っちゃおう。
前日、rice絡みのメニューの内容を教えてもらっていて、
この日はリゾットじゃないのを頼もうとした。でもそれ、with cheeseって書いてある。
ご飯にチーズってのはどうなんだ???
と思って、おいしかったし今日もリゾット(のようなやつ)にしよう。ハズレはいやだし。
飲み物はteaを頼んだら・・・LIPTONだった。なんか浮気してる感じがする。。。
NESTEAゴメン、そうとは知らなかったんだ・・・。やっぱりキミが一番美味しい。
今日も来た~
お皿は昨日と違って深みがない。スプーンですくいにくい。鍋から直接食べたいが・・・
とはいえ今日もおいしいぃ~ ハフハフ
これ、日本のどこかで食べられないかなぁ。。。
ごちそうさま
今日は昨日よりおなかに余裕があるぞ。すくいにくい分、食べる速度が鈍ったのがよかったか。
それにお昼まったく食べてないし。ってことは・・・昨日と同じようにデザートを勧められて・・・
チョコレートムースだ!
きたっ!コレですねっ!
(もっとおいしく見えるように撮れっ!)
おいしいぃぃぃっ・・・
のはいいが、なかなか食べきれない。器が水入れるコップと同じだ。下げ底?
やっぱり世界一・・・と言いたいところだが、普段チョコレートムースなんて食べない身だ。
ターキッシュの機内食のデザートくらいか。
今日は右の頬を落として、さらに左の頬を落としてバランスがいい。
オナカいっぱい、二日続けて満足な夕飯でした。
駅に到着
待合室
ここを通る電車は一分違いばかり。単線なのでここですれ違うんだろう。
来た時もそうだった。電車間違えたらエラいことだぞ。
この踏切、おばさんが遮断機を手で操作していたように見えたが・・・
アヴェイロ到着。接続時間は4分。
ポルトから往復切符買ったけど、ピッが必要なのかな?探して探してピッ。ホームへダッシュ。
割と席が埋まっている。アゲダで少しお話した女の子と同じボックスで向かい合うことになった。
来るときは一人で外も真っ白の中だったが、帰りは天気もいいし話し相手もいる。
ポルトガル3泊で、ブラガ近くでのカヌー応援の他、リスボン、ポルト、アヴェイロ、コスタノヴァ、アゲダとハードなスケジュールのよう。
ポルトも着いたらあまり時間もなく空港へ行くそうだ。
そしてポルト泊はアルマス礼拝堂の真ん前、部屋からアズレージョが見えたらしくその写真を見せてもらった。前の通りは人は多いが防音がされているらしい。
うらやましい。
僕の部屋の近くが夜うるさいことを話すと、
「金曜土曜だからうるさいんで、今日は大丈夫じゃないですか?」
とおっしゃる。そうだといいんだけどねぇ。。。
カンパニャン駅でスイッチバック。
向かい合って座っていたが、ここから前向きとなるように彼女の隣に移動。お子ちゃまだなぁ。
サンベントに向かう途中のドウロ川もよく見える!朝は真っ白で見えなかったぜ。
サンベント駅到着。
彼女、空港行くのにここからメトロだと乗り換えがあるし、もう少し街中見ておきたいので歩いてボリャオン駅まで行きたいと。
サンタカテリーナを歩いて行くのがいいでしょう。流れでお供して。
ホテルの場所も教えてくれた。ホントに真ん前だ。今度ポルト来たらここ泊まるか。
でも、川までちょっと遠いなぁ。。。
ボリャオン駅でさようなら
普段は天邪鬼というかへそまがりのくせに旅行中は人が変わってしまうようだ。
浮かれて同じような写真何枚も撮ってしまう。
たのし~~~(日常生活ではまず使わない単語)
模様の傘も
ちょっと離れたところでも
斜めにして
場所さえあれば傘
おじさんは踊る
お姉さんも踊る
お兄さんは足を上げる wo-wo-wo-夢は57セント
レストラン入口も傘
フロントガラスにも反射
空に向かって1
空に向かって2
窓のリフレクション
壁に
ガレージには絵
コスタノヴァから同じように移動してきた女の子が向こうから来た。
日本人かな。気分も上がり切っていて、迷わず声かけてしまった。
「日本の方ですか?」
「はい」
「晴れてよかったですね~」
「ホントですね~」
ヨーロッパに交換留学に来ていて、そこから旅行でポルトガルに来ているらしい。
「後輩がカヌーの大会に出るので応援でポルトガルに来たんです」
「えっ?あなたもカヌー?」
前日に、カヌーの応援に来た人に会ったことを話すと、日本選手も数人参加していたらしい。
コスタノヴァより滞在時間は短かったけど十分楽しんだ。そろそろ電車の時間。
戻らないと。
次の電車だと二時間近く待たないといけない。
また風船のところを通って
風船は知らなかっただけに、一粒で二度おいしい感じ。
去りがたい
晴れ(アゲダ)と曇り(コスタノヴァ)で気分も楽しさも全然違う。
撮った写真の枚数も、載せる数も全然違う!
アゲダ。手持ちの8年前のガイドブックではまったく出ていない。
しかし、最新のでは表紙を飾るアゲダのアンブレラ・スカイ・プロジェクト。
いわば、赤丸急上昇の地だ。
google mapではどこでやっているのかわからない。駅前に地図がある。
これ写真とっておくか。駅からは少し歩くようだ。
・・・しかしわからない。途中の広場でフリーマーケットやっている。
そこにいる人に「アンブレラ」とか単語を並べてもなかなか通じない。
同じ電車で来た人たちはさっさか歩き始めたのに、写真を撮った分出遅れていた。
しかも、その写真がまったく利用できていない。皆さんについていけばよかった。。。
3人目くらいでようやく分かってもらって方向を教えてもらって・・・
会場に向かうところもカラフル。心わくわく(おっさんだけど)
傘を予想していたところ、まずバルーンが出迎えてくれた。
これも結構すごいぞ。おっさんでも心躍り始めた。人ほとんどいないけど。
割れたら取り換えたりするのかな?
影にも色がついている!曇ったままだったらこんなの見れなかった。
階段もこんな
到着!これかっ!
午前中と盛り上がりがぜんぜん違う!(一人で歩いてるけど)
気分はこんな感じ
僕は毎日見てるよ!
ベンチは浮き輪?
窓にも傘
なんかよく分からないけど
ヨーロッパでは商店街に傘掲げてるところあるけど、ここまで多いのは初めて。
つづく
アヴェイロのんびり見すぎたか。チケット売り場に列ができている。間に合うか?
間に合わなければ車内で検札の時に買うしかないが、ペナルティとかあるのか?
コスタノヴァから同じバスに乗った日本人風女性が5人くらい前に並んでいる。
彼女もバスはアヴェイロ旧市街で降りていた。
午前中にコスタノヴァ行ってこの時刻にチケット買おうとしているんだから、
リスボンやポルトに行くのではなくアゲダに行く可能性が高そう。
しかし、一緒に買ってくださいとも言えず、待つばかり。
しばらくしたら進みが速くなって、どうにか発車前にホームへ。
落書き一杯の電車へ。すぐに出発
アヴェイロ~アゲダ間のローカル電車、結構駅が多い。晴れてくれ~
ん?ちょっと外が明るくなってきた気がする(窓にピントあってるけど)
青空が見えてきたぞ
青空優勢
リードを広げた!
ほとんど青空ではないか!
乗車時とは雲と青空の比率が完全に逆転してアゲダ到着。いいぞ!
見事な日本晴れ、いやポルトガル晴れではないか!
アヴェイロに戻るバス乗り場に行くと、若い女性が先着していた。
日本人ぽいけど・・・?
アヴェイロの観光地は駅から1kmくらい手前でバスの通り道。
こんな天気だし、バスの窓越しから見ればいいかな・・・と思ってたけど、
降りる人が多く、つられてやっぱり降りちゃった。ここから駅も歩けるし。
運河が目玉のアヴェイロ
運河を船に乗って楽しむ人も、晴れているときと比べたら楽しさ50%減くらいだろう。。。
この橋には両側に銅像があった。どなた?
折り紙
少し太陽が見えた。アゲダだけでも晴れて欲しい。そのあと土砂降りでもいい。頑張ってくれ!
カテドラル
ミサ中
ポルトからの電車を降りたアヴェイロ駅は近代的だったが、こちらは旧アヴェイロ駅。
アズレージョがあって
駅行こう。アゲダへ