起床して「今日は散歩しよう。橋の真ん中辺までは行こうかな」と思って外を見たら雨。。。それほど強い雨ではないが、ちょっと気分がダウン。
昨日しとけばよかった。
旅行先が米国→欧州に変ったときから朝の散歩をし始めた気がする。元々早起きだったので、米国時代も散歩してもよさそうなものだが。やはり人が少なく、いわば休んでいる状態の旧市街を歩くというのが好きなんだろうな。そのためにホテルはロケーション重視。
それでも(壊れかけの)傘をさして駅へ。まだそれほど人はいないケルン駅。
大聖堂
朝飯前でも中に入れる
ホテルに戻って朝食。本来なら7時かららしいのだが、フロントに「準備はできてるから食べてもいいよ」と言われて少し早めに。8時過ぎの電車に乗りたいのでありがたい。時間に追われることなく食べられる。
バリエーションがないので昨日と同じ
雨やみそうもないな。
「ホテルの窓から」朝バージョン
チェックアウト。フロントはおばさんに代わっていた。
「昨日も朝食とった?」と聞かれた。「何でそんなこと聞く?まさか有料?」レシートを見ると朝食代で5ユーロづつとられてる。
おばさんにはにこっと平静を装って旅行の調べものでもするふりをして、狭いロビーでタブレットでホテルの予約を確認すると・・・確かに朝食代はホテル代に含まれてませんでしたわ。
さて、ケルン駅へ。
この日は、ケルンから
アーヘン(ドイツ)~
マースリヒト(オランダ)~
リエージュ(ベルギー)
と三カ国の観光。一日で三カ国というのは初めてかもしれない。
ドイツとベルギーは国旗は同じ色で縦横の違いだと思っていたが、順番が違うんだな。オランダは国旗としては赤白青だが、オレンジのほうがオランダっぽい感じするのでオレンジで。
ルクセンブルクに行ってみたかったのでルートを調べると、ドイツのコブレンツ経由かリエージュ経由で行く方法が見つかった。リエージュは東京五輪のボツロゴのネタ元(?)になった劇場があり、さらにカール五世が戴冠式を行った古都アーヘンに寄れる。アーヘンからは三国の国境が近いというので、満場一致にてリエージュ経由となったのだった。
今日も寒いなぁ ブルブル
乗った電車はアーヘン行。終点で降りるというのは乗り過ごしを気にしなくていいから気分的に楽だ。
途中、もくもくの工場があったが大丈夫か?
アーヘン中央駅到着
ケルン 8:15
↓(7.70euro)
アーヘン 9:07
【教訓】
ホテル代は朝食込かどうか事前に確認しておこう
分かるが。長時間の移動が効いてるのかな。
さて、ホテルで休憩後はケルンのラストスパート。
無印良品みっけ
夕飯どうするか。駅の近くはあまりレストランぽいところが少ない。
駅の中はファーストフード中心。その中で選ぶとすると・・・お昼と同じところ。
疲れているときは食べなれているものを欲するのかな。今回はチキンをつけて
WOK
お昼も夕方もかなり繁盛していた。
それではライン川越の大聖堂を見に行こう。小雨が気になるな。日本から持ってきた
壊れかけの傘でなんとかしのげるだろう。
橋にかかる南京錠、この「ABUS」が目立った。この会社、この橋のおかげで大儲け
だろうな。
かなりの密度。それでも大聖堂から遠ざかるとまだ鍵をかけられるスペースがある。
小雨が降る中の景色
それほど対岸に来る人はいないようだった。
暗くなるまで待って、ようやく控えめなライトアップ。
戻って大聖堂。もっと光れば対岸に戻ろうかと思ったが、そうはいかんざき。
夜のケルン駅
「ホテルの窓から」夜バージョン
シャワー、夜はすぐにお湯出た
遮断機のない踏切
コーヒー休憩
昨夏、スペインで安くておいしいコーヒーを飲んだせいか、ドイツのコーヒーは
それほどでもない感じがしてしまった。
この辺で日差しが復活した。サングラスかけよう。
曇りになるとコートに挟むのでそこを探るが・・・ない!ポケットにも
カバンにも入ってない
ボンで少しサングラスは使ったのでホテルに忘れてきたわけじゃない。
どこかでなくしちゃったか・・・?
旅行前に買ってわずか1日(それも合計で1時間ちょっと)の使用でなくすとは・・・
しかも、予備を持っていない。さらに旅行はこれから続くというのに・・・
トホホな気分で大聖堂へ
塔に登りたかったが時間切れ・・・(続・トホホ)
京都通りを探しにいって(帰国後調べたら京都とケルンは姉妹都市らしい)
ホテルに戻って休憩・・・とホテルに入ってフロントを通り過ぎるところで
さっきのおばさんに呼び止められた。「これ、アナタのじゃない?」と言われて
持っていたのは・・・サングラス!ありがとうぅっ!ホテルで落としてたのか。
まさに「ホテルの窓から」
いつの間にかあの番組終わってるんだな。結構好きだったのに。
ライン河の中州にある。
チョコレートを中心として甘いもの好きなので、この博物館訪問はケルンでは必須だった。
思ったより遠いな。
この橋を渡って
これだ
入場料を払うとチョコレートくれる。おいしかった。
さっそくの展示はチョコレートの型を取るやつかな。
これはチョコレートの消費量の上位の国だったと思う。がんばれニッポン!
チョコレート工場にありそうな機械が並んでいる。実際あるんだろう。
この辺からチョコレートのにおいがしてたまらん。
ガラスの向こうでは実際に作っている。
第二のサービスはウエハースにチョコをからめて。これもおいしい。
ビール工場の見学もしたことあるけど、やっぱチョコレートの方が好き。
最後はお土産コーナー。いろんなチョコレートがあったけど、旅行二日目で荷物になる
のでチョコは買えませんでしたが。帰りの空港ではよりどりみどりでしょう。
幸せな一時間あまりだったな。
【教訓】
チョコレートはおいしい
臨んだものの戦力不足だ。
旅行前に調べた予想気温ではコートが必要なのは朝の散歩のときだけ。言い方を変えると
朝の散歩のために持ってきたコートだが、こんなに活躍することになるとは。額面通りに
受け取ってはいけないのだな。
ボンの駅の近くには結構お店があったのでマフラーを調達しようと思って探してみたが、
・春っぽくておしゃれの(暖かくないし似合わない)
・太い毛糸で編んでかなりかさばるの(荷物になる)
・サッカーを見るときに使うチーム名の入ったの(日本でいつ使う?)
しか見当たらない。我慢するか。
歩いていれば体も温まるだろうと思いながら、もう少しボンをぶらぶら。
ライン河に行く途中にあった教会だからレミギウス教会と思われる。
ライン河。これでデュッセルドルフ・ケルン・ボンとライン河沿いの三都市をを遡ったことになる。
雲が厚いなぁ。
駅に戻る
ボンのトラム
帰りの電車の切符を買おう。。。次の電車は特急的なヤツで、少し高い。
しかも15分くらい遅れるらしい。その情報も自販機に出てくる。
その次の電車は普通電車のようだ。こっちでいいな。
帰りの電車もボンで席は全部うまった。進行方向に向かう席がとれた。
大聖堂が見えてきて
ケルン下車。1時も過ぎてるしお腹すいた。駅構内にはファーストフード的な
お店がいっぱい。その中で選んだのが・・・やっぱりアジア的食堂。ベルリンで
見た緑の看板でおなじみのasian gourmetだ。
WOK
これだけなら3ユーロくらい。
いったんホテルへ。駅から1分未満なのでらくちん。
確認のためにシャワーの水を出したら2~3分待ってもお湯にならない。
また壊れたかと思って水を出しっぱなしにしてフロントへ。フロントは
おばさんに代わっていた。昨日壊れた話は聞いていたようで、すぐに
話は通じた。部屋まで来てもらったら・・・お湯出てた。
おばさんごめんなさい。おばさんも「いいわよ」という感じで、
フロントに戻っていった。温和な人でよかった。
それにしてもお湯になるの遅すぎるぞ。
【教訓】
GWのヨーロッパ、予想気温だけで気候を判断してはいけない
出たところに像があった
ボンと言えば旧西ドイツの首都。こじんまりとは聞いていたが、それでも
天下の西ドイツの首都なんだからもう少しにぎやかなんじゃないかと思ってた。
お目当てはベートーベンハウス。それほどクラッシックフリークではない
のだが、ミーハーなので歴史的人物が絡むところがあれば逃さない。
その前にミュンスター寺院
ベートーベン先生はマルクト広場にいらっしゃる。
お目当てのベートーベンハウスへ
残念ながら中は写真禁止。写真がないと覚えているのは
二階はみしみしいってうるさかったことくらい。
何しに行ったんだか。
さすがに疲れてたのか、三度寝までして気が付けば7:00。朝食の時刻だ。
散歩は後回しで朝食を先にしよう。
部屋からは駅とカテドラルが見える。
朝食会場はフロントの横にある食堂。最低限のものはあるというところだ。
以前はお腹一杯以上に食べて、お昼は抜いてもいいように思っていたが、
最近は食べ過ぎないように、お昼もおいしいものがおいしく食べられる
ようにと思っているので、食べ過ぎないように。
それでもオレンジジュースやコーヒーは二杯づつ行ってしまう。
そのまま散歩へ。徒歩1分未満の駅で、明日のアーヘン行きの便を調べた。
印刷もできるのはありがたい。
昨日はちらっとだけ見た南京錠橋。相当な重さだ。電車一本分くらいの
重さはあるんじゃないか?
ライン河対岸から大聖堂。
ホテルに戻って
最後のMがカテドラルになってますね。
シャワー直してもらった。
それでは今日はまずボンへ。ボンまでは割と頻繁に電車が出てるようだ。
電車は割りと人が多く、運が悪ければ座れなかった。
30分くらいで到着。
ホテルにチェックイン。エレベータは荷物があると一人しか乗れない狭さ。
それでもヨーロッパのホテルのエレベータとしては速い。
窓から顔を出すと、部屋から駅越に大聖堂が見える。しかも一番大聖堂側の部屋だ。
かなりいい立地だ。
洗面所で顔だけ洗って観光へ。お湯にならないのが気になったが・・・
またしても狐の嫁入り。その後ちょっと強めの雨になったりと天候不順のようだ。
大聖堂の前からケルン駅。ちょっと前、移民政策に反対する人たちがここで抗議してたな。
ホーエンツゥオルレルン橋の南京錠は端っこだけ見て
明日もケルンだし疲れてるしで、まだ明るいけどホテルへ。
ホテルでシャワー・・・と思って入るが、水しか出ない。
お湯が出るまで少しかかる場合もあるが、待ちくたびれた。服を着てフロントへ。
部屋のシャワー、水しか出ないんだけど
2~3分待ってみてくれないか
もうそのくらい待ったけど出てこないよ
うーん、じゃぁこの部屋空いてるからこの部屋のシャワー使って
もうちょっと会話は長かったと思うが、こんな感じで別の部屋のシャワーを借りることができた。
空いてる部屋がなかったらどうなってたのか?
明日直してくれよ!
【教訓】
★★★ホテルでもお湯が出ない部屋はある
駅まで来た道を戻るのは芸がないので違った道を行くと・・・日本のお店がいっぱい
さすがに日本で買うよりは高いが海外在住者にとってはありがたいんだな(経験あり)
在住したことのあるDCやミシガンにはクリーニング屋はなかなかなかった。
駅のロッカーで荷物を引き出して
ケルン行きの切符を買おう・・・
次のケルン行きは3分後くらい。切符はスムーズに買えるかわからないし、乗るのはその次だなと思いながら自販機へ。
ドイツの鉄道の自販機では行き先を打って買う。KOLN(Oはウムラウトして)と打つやいなや、後からお兄さんが突然声をかけてきた。
あんた、ケルン行くのか?
う・・・うん、そうだけど・・・
(自販機の操作を続けて)ケルンだと12.5ユーロ(?)だ。
グループチケットがある
???
安いんだ。彼女も一緒だ。(後に女性が控えている)
あ・・・そう・・・
行こう
半ば強引だったが、悪いやつではないという印象だった。
この男女二人と急いでケルン行きのホームへ。急いでいたのでホームの写真がない。
結構電車混んでる。
こっちは荷物があったので先に二人が電車に乗り込んで席を取ってくれて
こっちこっち
彼には言われるまま11ユーロ払った。女性も払っていた。
彼ら結構話しかけてくれる。
日本から来たというと、女性は来週土曜に彼氏のいる日本に行くという予定だといい日本のことを聞かれた。
男性は途中の駅でここに大きな薬工場があるとか、先週雪が降ったなどガイド役を務めてくれた。
なごやかな雰囲気のままケルン到着。
階段を降りるところで男性が「それじゃ」と先にいってしまった。
女性に「彼はあなたの友達じゃないの?」と聞くと彼女も「私もデュッセルドルフで声かけられた」んですと。
ドイツじゃとりあえずグループチケットってやつ買って同じところに行く人に声をかけるってのはくあることなのかな。
女性は大聖堂方面に行くということなのでここでお別れ。
泊まるホテルは駅の真ん前(Breslauer Hof Am Dom)。
【教訓】
知らない人についていってはいけない・・・が例外もあるようだ
入国審査、荷物を受け取って市街へ。電車が便利のようだ。
駅まで15~20分くらいだったかな。
デュッセルドルフ駅コンコース。ロッカーがある。料金は2パターンあった。
・1時間1ユーロ(延長1時間当たり1ユーロ)
・1日3ユーロ
だったと思う。2時間で戻ることはないだろうと、後者を選択。
成田からは長袖シャツと厚めのパーカを着てきた。
デュッセルドルフもこのくらいでいいと見込んでいたんだが寒い。
さらにコート(中の薄いダウンは抜いてきた)を追加。持ってきてよかった~
お天気雨になってきた。雨がちょっと強くなったので、アジア人向け食料品店に避難して待った。
ヨハニス教会
ケーニヒスアレーの運河を越えて
ハイネの家(ハイネなんて読んだことないけど)
ほらっ、この二人も冬の装いだ
デュッセルドルフは世界一長いバーカウンターが有名らしいが、実際はお店が長く連なっているだけのよう。
市庁舎
ライン河、この上流にケルンがあるはず
市場って何も買わないけど見るの好き。イチゴとかばら売りしてくれれば買うんだけど。ヨーロッパの市場関係者のみなさん、ご一考いただければ。
そろそろ駅戻るか・・・というところで、お腹空いてきた。成田経ってから5食もしてるのに。成田のおにぎり+そば入れれば6食だ。
簡単に食べられるもの、冒険はできずに東南アジア系の人が店員のお店で焼きそば。
結果から言うと、この旅行では相当焼きそば食べた。WOKという名前が付いている。ということで、
WOK
豚の貯金箱もあるお店
このお店
【教訓】
GW時期のヨーロッパ、まだまだ寒い日がある