熱海の朝、
陽が上がってきて
中流の一人滞在にとっては十分すぎる広さ。普段は部屋に入ったときに写真を撮っておくのだが忘れていたみたい。
ホテルの朝食、いつものようなバイキング形式ではなく一人一人にメニューが渡される
オーロラソースってなんだ?
しばらくして到着
ルートインとかのバイキングのごちゃごちゃぶりとは違いますね。パンはお代わりできたのかな?聞けなかった。
風雅、チェックアウトのときはレセプションには機械しかなくてどうすればいいのか分からなかった。2~3分待ってたらホテルの人が来てチェックアウト。
下りだし途中に寄りたいところもあるので送迎は頼まず徒歩で
熱海梅園
そしてここが今回の熱海行きの一番の目的といえるか
丹那トンネルの殉職者慰霊碑
2月だったか3月だったか、吉村昭の闇を裂く道を読んで来たいと思っていた。丹那トンネル工事を扱った話。
救命石、本にも出ているが、工事中にトンネルが崩壊して普通なら生き埋めになるところ、その直前にこの石がひっかかって作業が進まないので対応していたため、生き埋めにはならずトンネル内に取り残された。一週間後に救出されたというが、一週間もよく耐えられるものなのか?
その場面を読んだとき、本当かどうかwikiで調べてしまった。
もしどこかでそんな目にあったときに(あったら困るが)助かるようにお祈りして
こちらは新丹那トンネル、新幹線用のトンネル。新幹線が来るのを待とう。
来たっ!
頭がタッチの差でトンネルに入ってしまっている。0.001秒くらい遅かったか。
こちらが丹那トンネル、新幹線と違って本数が少ないんですよね。電車まで待てずに
昨日は電車に乗った熱海までも今日は歩いて行こう。
海の見える病院 って観光地みたい
熱海からはもう少し西へ、もう一つの目的地へ。
熱海駅を出るとすぐに丹那トンネル
入るよ
入った
トンネルは8km弱。入ってすぐに出口の光が見えてそれほど長くないんじゃないかと思ったが、見えてから長かった。
殉職された方も含めて多くの作業者の想像を絶するご苦労のお陰でこんなに移動が楽になっているのだな。
春の青春18きっぷを2日残して房総半島一周を終えたあと、利用期間もあと2日となってはもう出かけるしかない。
朝から雨の日。しかもこれから強くなるという。もうちょっと遅く出てもいいのだが、雨がまだ傘でなんとかなるうちに出発。
4年半前までいた会社を退職後、通勤時間帯に電車に乗るのは数えるほどしかない。コロナ前と比べると電車も空いている感じがする。
新宿から湘南新宿ラインに乗り換え。仕事で客先に行くのに通勤時間帯にもたまに乗ったが、遊びで行くのは全然気分が違いますね。みなさん朝からお疲れさまです。
予報通りだんだん雨風が強くなってきて、とうとう大船で運転見合わせ。この先の橋が危険らしい。仕事の方々はいろいろ困るだろうが、のんびり移動の身としてはそれほどでも。お仕事のみなさんすみません。でも、ドアが開きっぱなしで軽く雨が入って来るし風でちょっと寒い。数十分たってドアを手動にしてくれた。自販機で買ってきた暖かいコーヒーを飲みながら待って待って待って。
結局一時間ほど待ちましたかね。ようやく出発。
乗った電車は国府津どまり。ここは御殿場線の終着でもある。
しばらく待って次の電車、小田原行きだったかな。
小田原で降りてお昼。いわゆる駅ビルの地下にあったお店へ。食べるお店がちょっと少なかった印象がある。お昼時で迷っていたらどこにも入れなくなりそうな気がしたので決断。
定番のメニューもあったが、この辺りにしかなさそうなわかさぎフライの定食。芦ノ湖のわかさぎかな。メニューの写真だともっとわかさぎが多そうだったが、そんなもんすかね。
さて乗り鉄再開。東海道線で熱海まで行ってそこから伊東線。どうやらこれはその先まで行く伊豆急行との乗り入れの車両みたいですね。
伊東
色が変わって青春18きっぷで乗れるのはここまでのようです。伊豆急行はこの地方になにがあるかを調べてまた今度。
伊東公園展望台というのが近くにあるので行ってみよう
午前中の風雨はさって時折陽はさすが、天気が悪かった形跡が残る雲
あとは海の近くまで行って帰り道
伊東にいくならハトヤ ハトヤに決めた
もうこのCMやってないのかな?
次が熱海という来宮駅がホテルの最寄り駅。送迎バンがあって午後の数時間の毎時45分。電車が着いたのが45分ちょっとすぎ。待っててくれないかなと思って降りたのだが何もなかった。
一時間後のに乗ったらもうこの日は終わりになってしまう。このまま熱海行こう。歩くか電車を待つかの選択は、あまり歩いていないはずだが午前の雨で体があまり活動的になっていなかったか、電車を選択。これも40分くらい待ったんだったかな。
熱海駅前の商店街、金色夜叉はここが舞台でしたか。
せっかく熱海来たので甘いものを
熱海と言えば今は熱海富士なのか
この時間の熱海駅、ホテルの送迎バスやバンがいっぱい。荷物持ったリクルートスーツの若者もいっぱい。新人研修的なやつですかね?そういうのまだあるのか。
夕飯はどうしようか。ホテルは丘の上っぽい。熱海で食べて帰ったらもう送迎サービスはないし暗くなっている。駅弁でも買ってホテルで食べよう。
これまた伊豆急行でしたか
来宮駅に戻って今度は送迎バンで。本来予約制だが、空きがあったので乗せていただきました。他はカップル1組と一人旅行の方。どちらも予約されていた雰囲気。
レセプションがなく機械で。ホテルの方がサポートしてくれた。
部屋はなかなかのビューですよ。
買った駅弁はコチラ
まぁ充実してますかね。
弁当は迷わなかったが、カップラーメンをつけるかカップのみそ汁にするか悩んだ。夜だし食べ過ぎ注意なお年頃なのでみそ汁にしておいた。
一駅分歩いて「地球が丸く見える展望台」へ。
丸く見えるといえば丸く見える。海に行くと水平線は明らかに直線ではなく弧を描いて見える。それを見ると地球はそれほど大きいものじゃないんじゃないかと思ってしまうんだが、飛行機乗るとかなり遠い。
犬吠駅を通って
犬吠崎へ
成田空港寄るつもりだったらざっと一周して駅に戻るところだが、この時は銚子からまっすぐ帰ろうという気になってきていたのでのんびりと。
犬吠崎はポルトガルのロカ岬と姉妹岬なんだという。姉妹岬なんて初めて聞きましたよ。
反対側
拡大図
海終わり 陸始まる
ロカ岬と同じようなことが書いてある。今度リスボン行った折にはまた行きたいなぁ。向こうに犬吠崎のことは書いてあるんだろうか?
土産物屋館に入ってソフトクリームタイム
そのあとピアノタイム・・・
とはならずに写真撮るだけ。いつになったらこういうところでも弾けるようになるかな。
犬吠駅に戻って、ここでお土産を物色。物色と言っても買うのは名物濡れ煎餅のみ。まずい棒もあったが、10本セットくらいで軽いんだろうが持つのが大変そう。
レジに向かおうとしているところで電車の音が聞こえてホームに出てみたら、銚子電鉄の新車両の試運転のよう。新車両と言っても新車両じゃなくてお古だろう。これは南海でしたっけ?大井川鐡道でも走っていた。
濡れ煎餅をお土産で4000円分くらい買っちゃいましたかね。銚子電鉄は一日フリーきっぷでも700円だからその5倍以上を濡れ煎餅に消費。一人あたりどのくらいお土産を買うのか分からないが、運賃収入より濡れ煎餅収入の方が多いでしょう。
一日フリーきっぷだし、終点外川に行く電車が先に来たしこれ乗っていこう。
この時刻、下りに乗ってこれから観光という人は少ない。ガラガラ。
もししたら戦前にできた駅か?
銚子電鉄の雰囲気を十分楽しんで終点銚子到着
JR乗り換え
この後、乗り継いで乗り継いで帰宅。この分だけでも1日分の元をとっている。
青春18きっぷは5日間使える。3日分使ったのであと2日。
銚子駅に戻って銚子電鉄へ。JRの改札のところで切符を買おうとしたが売っていない。駅員さんに聞いてみたら車内で買うんですって。出発駅でも売っていないのか。なので改札は駅員さんもいないけど素通りで。
電車に乗る前に切符を売っているわけではなく本当に車内で。電車が走ってから車掌さんが一人一人に切符確認したり売ったりしている。大変じゃないですか?この日は春休み中とはいえ平日。それでもそこそこ座席が埋まる程度の人出。自販機はコストがかかるのかな。
車内で銚子電鉄の一日乗り降り自由券を。
この銚子電鉄、車内アナウンスは観光名所だったり駅の案内だったりで多め。
駅名もいわゆるネーミングライツなものが多い。パールショップともえ/なかのちょう。
金太郎ホームって、これは不動産会社?
本銚子
アナウンスがあるまでは「ほんちょうし」だと思ってたけど、「もとちょうし」。
「上り調子 ほんちょうし」
自転車置き場がホームにある駅?
髪毛黒生しか書いていないけど、これが駅の正式名?
もはや従来の駅名が脇に追いやられている
綿谷岩雄って個人名になってる
地元のいばったじいさんを想像したが、ググってみたら銚子電鉄の元専務で名物のぬれ煎餅のアイデアを出した方なんだとか。
かなり年季が入っている。昭和の時代からメンテがされてなさそう。
同じ駅でもネーミングライツの方は新しい
終点ありがとう駅
本名はとかわ
この駅舎もいつ頃できたんだろうな。
行き止まりに来たらこれ見ないと
歩けばすぐ港
海の近くなのでさかなを食べたくてお店も調べていたのだがちょうどお昼時。並んでいたので第二候補へ。
豚丼でしたかね。
なぜかアズレージョ
房総半島三日目、この日は電車を乗り継いで銚子まで行って観光、そのあとまた電車を乗り継いで帰宅。もし時間があれば72時間に取り上げられた成田空港近くの公園に寄って帰ろうかと。三日間で一番電車に乗る時間が長い日。
ホテルの内部。フロントや大浴場もあるけど、やはりこれはホテルとして泊まっている人より住居として使っている人の方が多いんじゃないか?
朝の散歩で海の上の朝陽。
「ホテル」外観
勝浦駅へ。駅前のコンビニのパンとヨーグルトが朝食だった。電車が来るまでホームの椅子に座りながら。
乗ったときは空いていいたが徐々に混んできた。
大原駅。ここは去年、小湊鐡道~いすみ鐡道を乗り継いだときに来ている。
このあたりから千葉県中心部への通勤圏内か。座り切れなくなってきた。白いブラウス・黒いスーツ・黒い鞄の若い女性が目立ってきた。新入社員でしょうね。昨日は初出勤お疲れさまでした。まだまだ緊張するところですかね。一方、男子はあまり見当たらなかった。
この方たちは二回目の出社、こちらはまだ一回しか出社していないので早くも追い抜かれた。
大網で乗り換え、東金線へ
この東金線もスーツ姿の若い人が多い。
と思ったら、求名駅でほとんど降りた。「ぐみょう」と読むらしい。
終点の成東到着。さらにの乗り換え。
ここから総武本線。
ほとんどJR東の緑のラインの入った駅名板だったが少しレトロなのもあった。
銚子到着
醤油も有名だった
勝浦から3時間以上かかりましたかね。
銚子電鉄に乗る前に時間があるのでちょっと駅近くへ
銚子商業坂下の交差点から坂を上がって
銚子商業
甲子園優勝経験高!