二日目、この日は徳島から南下して鉄道とバスが切り替えられる阿佐海岸鉄道に乗って室戸岬、そこから東に向かって高知まで。
それが公共交通機関だとなかなか難しい。なにしろ本数が少ない。
徳島から牟岐線に乗って終点の阿波海南まで行ってそこから阿佐海岸鉄道に乗るつもりでいたのだが、阿波海南まで行く電車は徳島9:30ころまでない(その前5時台)。それじゃ室戸岬も素通りじゃないかと思って調べて、終点近くの牟岐駅からバスがあってそれで阿波海南にどうにか行けることが前日に分かった。これなら大丈夫。でももうちょっと前、せめて東京にいる間に調べておこうよ。
そのルートにピッタリな四国みぎした55フリーきっぷというのがあるのだが、有効期間が三日。帰りが徳島空港なのでこのルートを往復するんだったらかなりお得になるが、生憎、高知からは内陸を通って徳島に戻る予定を立てている。普通に切符を買っていくことに前日決めていた。
東横インは朝食付きだが6:30から。電車は6:45なので食べていたら間に合わない。ダメ元で前日に朝一で軽く朝食を詰めてもらえないかと聞いてみたら、それはできないがパンとコーヒーなら6時から大丈夫とのこと。ありがとうございます。
これだけ頂いて出発。その頃にちょうど朝食が用意されていた。
徳島駅にもアンパンマン
牟岐線は左の緑。
四国の路線は「高徳線」とか「予讃線」とか路線の両端を表すものが多いが、この牟岐線は牟岐を通るから。大きな範囲の伊予+讃岐と徳島の一部分が同等とは牟岐の力が大きいのか。何か深い意味や経緯があるんだろう。
乗車率は30%くらいですかね。通学の高校生や通勤の方に一目で観光客と分かる格好で交じって出発。
「なかた」「なかだ」でもなく「ちゅうでん」
電車はどんどん混んできて座れない人も多くなってきた。徳島駅が徳島県の中心と考えて下り電車だと思うんだが、ちょっとこれは予想外。
これ乗りに行くんだ。
阿南、ここでどっと降りた。一転して車内ガラガラになった。大きな工場や高校があるのか?
こんな森の中を走る。ブダペストの子供鉄道を思い出した。
ぶれてるけど阿波福井。徳島なのか福井なのか。高知は「土佐○○」が多く愛媛は「伊予○○」、徳島は「阿波〇〇」。
香川は「讃岐〇〇」ってあまり見なかった気がするんだが。
「へんがわ」じゃなくて「へがわ」
終点牟岐に到着。ここで降りる人は10人もいなかったんじゃないかな。
待合室はエアコン効いてない
調べたバスまでは30分ほどある。駅員さんにバス乗り場を聞いたら100mくらいのところにあるらしい。ありがとうございます。
東京オリンピック(1964年の方)のときに、聖火がここでリレーされたのを記念したものだったかな。
バス乗り場すぐわかりました。長距離バスのターミナルでもあるっぽい。
これに乗るみたい。うろちょろしてたらエンジン掛けてエアコンを入れてくれた。ありがとうございます。じゃぁ乗って待ちますか。
乗ったのは自分ひとり。それでも停留所で何人か乗ってきた。
阿佐海岸鉄道に乗るところに一番近い停留所が海南病院前という停留所。ここで降りたが運転手さんにも乗客にも病院に用があって降りるとは思われなかったでしょうね。