ケーブルカーでサンジュストの丘とは違う丘に行けるという記憶があった。前回はケーブルカーは見たけど時間がなくて乗れなかったんだ。天気は残念だけど乗ってみよう。大運河を渡ってもう一度駅近くへ。
前に来たときにケーブルカーを見ている。乗り場はこの辺じゃなかったかな~というところを探してようやく見つけて待つが・・・
時刻表らしきものもないのでどのくらいの間隔で来るのか分からないまま10分くらい待っていたら、地元らしき人に声を掛けられた。どうも英語が得意ではないようで、ジェスチャー交じりで
No...No...Car...
もしかしたら、もうケーブル走ってないのか?ありがとう、青年。よくケーブルカー待ってると分かったな。
仕方ない。もう一度イタリア統一広場のほうへ。途中の建物、いかにもオーストリアっぽい。
これはセビリア正教会だったかな・・・いやセルビアだ。
夕暮れの埠頭、夕陽が見たいなぁ
アゼルバイジャンの夕暮れは~
は今日はお休みだな~
夕陽を待っていたが、もう雲に隠れた陽も沈んだと見た。
昼飯は遅かったがそれでも小腹が空いてきた。何か軽く食べるか・・・
気軽に入れるお店はそれほど多くなかったし、お昼の店の感じがよかったのでもう一回行ってみよう。
パスタも美味しかったが、食べきれるかな?ピザ(マルゲリータ)が安い。安いってことはそれほど大きくないのかな?お昼にもサーブしてくれたおばさんが注文をとりに来た。
このピザってどのくらいの大きさ?
普通の一人前よ。このくらい(手で示す)
それなら食えそうだ。それにしよう。
食べ物屋で量が少ないのを心配することはあっても多いのを心配するのは珍しい。
ポテトチップスとコーラでピザが来るのを待っていたら・・・
(昼より寒いのになぜコーラにしたのか・・・思い出せない)
来たッ、でかいッ!。これは食いきれないよ!
頑張って食べ始めてみるが、案の定、食いきれなかった。90度くらい残したかな。こりゃパスタの方が食べ切れる可能性高かった。
おばさんごめん・・・ってのも日本人的かな
もう一度広場と
埠頭へ。風が強くなくて心地いい。
夜風につられてセレナーデ
思わずしらずセレナーデ
歌えてしまうよセレナーデ
罪作りなセレナーデ
8:30で真っ暗か・・・。椅子に座りながら建物を見ていると、お兄ちゃんと妹ちゃんが結構長い間追いかけっこしてる。元気いいなぁ~、体力あるな~
さて、帰るか。
ここは演劇の稽古中のようでした
夜の飲み物を買いに駅前ロータリーのところのお店へ。中国系の店ともう一つお店があった。残念ながらどっちにもNESTEAがないので
アロエジュースで夜を過ごそう
これはさっきより分かりやすい「トリエステの坂道」かな。
トリエステには冬、ポーラという北風が吹く。夫はその風のことを、なぜかなつかしそうに話した。瞬間風速何十メートルというような突風が海から吹き上げてくるので、坂道には手すりがついていて風の日は、吹き飛ばされないように、それにつかまって歩くのだという。
これがその手すりか!
「きみなんか、ひとたまりもない。吹っとばされるよ」と夫はおかしそうに言った。
下りはさっきの階段に戻るのではなく、直接イタリア広場の方に出ようかと、坂を下っていったら・・・
戻ってきてしまいました
階段を降りたところで小雨が降ってきてしまった。また今日も雨かい。
傘、部屋に置いてきてしまった。降らないと思ったんだがな~
もう一度雨が降り出したみたいだね・・・
このメロディもこの旅行で何度も聞こえてきた。旅行中はあまり出てきてほしくないものだな。
「もう一度」どころか、この旅行で何度目かもう分かんね。
この旅行、ここまで雨降られなかったのは・・・前日だけか
交差点にあるマックで少し雨宿り。
雨が小降りになったところでウィンドブレーカーのフードを頭にかけて、いつもより早歩きでイタリア統一広場の方へ。
そしたら雨が本降りになってきた。また雨宿り。
雨が弱くなるタイミングを見計らって少しずつ前進して
雨が止んだところで屋根のない埠頭へ。ここまで来たらもう雨宿りできるところはないぞ。
降るなよ!降るなよ!・・・降れよっ!
(と、出川だったら言うのか?)
ホントに降るなよ!
さて、街歩き再開。まずは・・・
私はついにサン・ニコロー街をたずねることにした。幅十メートルほどの細い道で、
馬車道の石畳をそのまま残した車道の両脇には細い歩道をへだてて、
日本でならすぐギオスやユトリロの絵にたとえてしまうような緑や紅殻色の
鉄枠がついたガラス戸の、どれも似かよった構えの店が並んでいる。
もうすぐ書店というところで信号待ちしているとき、右を見るとローマ遺跡が。
ここからこんな近かったのか。前回はこの書店との位置関係が分からず、
書店のあと丘の上に登ってしまい、そこから回り道してようやく遺跡を見つけたのだった。
でも現実の書店は、細く古びたブティック街のどんづまりにあって
《ふたつの世界の書店》という店の名は、やや俗っぽい《サバ書店》に
書き替えられている。
残念、この日は閉まってた。店の中覗いちゃおうかな。
(怪しい者じゃありません)
サバの写真、前はもう少し高い位置にあったような気がするがこの時は
自分の目の高さにある。
外から見えるところに置かれているのはマリア・テレジアにまつわるものが多かった。
駅前にシシィがいるくらいだから、女王様の本が目立ってもおかしくない。
さて、次は・・・、やっぱりサン・ジュスト教会行くか。
そうそう、ここ上がってくんだったな。
階段登ったところから
ここからは坂道ばかりだった気がする。そんな中見つけたのはおそらく一般家庭の
玄関のビザンチン風(?)モザイク画、
写真だと分かりにくいけど、トリエステの坂道
サンジュスト教会。中に5~6人いたかな。
正面のモザイク画のところは暗いのだが、チップを入れると1分くらいそこの電気がつく。
どなたかが入れてくれたのでそこは逃さずに凝視。
アリガトウゴザイマス
サンジュスト教会でした