エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ルターの正しさ #日常生活を礼拝にすることの復権 #心の病ウソ厳罰化愚かな正義感の広がり

2017-09-21 00:03:09 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

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 今宵のエリクソンは、もう一本,Young man Luther P.265,2行目途中からです。

 

 

 

 

 

どの世代の人たちでも(その人たちが仰ぐ「天国」はいろいろでも),次の世代の人たちに,根源的信頼感という,心から安心できる宝物をプレゼントする義務がありますね。すなわち,ルターは,心理学的に言っても,社会規範の点から言っても,正しかったのは,ルターが「赤ちゃん神様を信頼するのは,その赤ちゃんと周りの人との関係が,その赤ちゃんにとっての洗礼,すなわち,日常生活を最初に礼拝にするものになる場合です」といった時です。しかし,創造的な今,だとか,創造的な期間,だとかは,いつでもでしょ。今ここで描き出した日常生活を礼拝にすることパウロさんが『新約聖書』の「コリント人への第一の手紙」第13章12節で言っているみたいに,「鏡におぼろげに映ったもの」の中で,①慈しみ深い母親からのもらう,信頼と信頼関係②善悪を超えた父親からもらう,心からの優しさ③その2つをもらうときに実現する,本当の自分の3つを見出すプロセス)が,失敗のままになっていたり,惰性的になった習慣の中で,命を失ってしまいます日常生活を礼拝にすること失敗したままになったり,形骸化して命を失ったりすれば不安神経症や心の病も蔓延り忖度とゴマカシが溢れウソと愚かな正義感(「正しいことの押しつけ」・厳罰化)が広がってしまいますし,そうなることに相場が決まっています。

 

 

 

 

 

 まるで今の日本でしょ。

 エリクソンが,いかにパウロ神学に則っているかも,お判りでしょう。

 日常生活を礼拝にすることの復権くらい,大事なものはない,今の日本です。

 もっとはっきり書けるのですが,本にする時まで取っておきたいと思います。ゴメンナサイネ

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