エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#根源的信頼感 #生後一年が分かれ道 #基本的信頼は誤訳

2018-05-14 05:55:44 | エリクソンの発達臨床心理
 
聖書の言葉 : 気違いじみた想像力
    涙する目と懲戒免職   男と女の相性  教育が進むほど、男が従来女性の性役割とされた役割を進んで担うようになります。男尊女卑は教養がない証拠。 ......
 

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 Identity and the life cycle  『神様と一心同体になること と 神様の命が一巡すること』 p.57の,ブランクから。

 

   根源的信頼 対 根源的不信


 1人の全うな人格,品性の最初の要素を,私は「根源的信頼」感と名付けています。この「根源的信頼」感は,自分自身に対する1つの態度であると同時に,世の中に対する1つの態度でもありますが,その態度は,生まれてからの1年間の様々な体験から生まれます。「信頼」という言葉によつて,他者に関しては,理性的に信頼できる,という普通の意味で用いていますし,自分自身に関しては,信頼できるという唯一無二の感性の意味で用いています。「根源的」と私が言うときには,私はこの要素も,これにつづく,子ども時代,あるいは,大人時代の要素も,特に意識的なものでは必ずしもない,という意味です。



 仁科さんが「基本的」といったのは,赤ちゃんの時期に身に着ける,初歩的なもの,基本文法みたいに考えたんでしょう。しかし,エリクソンがいうbasicは,こことこのすぐ後にあるみたいに,意識の次元だけではなくて,無意識の次元にも相渡り,しかも,全人格に染み込み,あるいは,滲み出る,ということです。すなわち,根源的なものなのです。

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