エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

お友達とうまく関われない子どもが増えたのは、ゆとりのない攻撃的な母親が増えたから

2017-01-15 09:45:51 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
歴史を学ぶ意味
   みんなが宗教家か哲学者になる時代?  エリクソンを正しく理解することにおいてさえ、いいえ、だからこそ、肩書や社会的地位とは関係ないんですね。「権威......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.156の、1行目途中から。

 

 

 

 

 

逆に、攻撃的な母親は、人との関係で1つも良いことをしてくれません。子どもに対しては「ダメダメ」と攻撃するばかりですし、打つ、蹴る、噛みつくのオンパレード。攻撃的な母親のもとに生まれた赤ちゃんは、生き延びたとしても、友達とうまく関われない子どもにしてしまいます。

 

 

 

 

 

 今の子ども達は、おしなべて友達付き合いがへたくそな人がとても多い。それは、日本では、攻撃的な母親が増えたからです。母親は、父親以上に長時間労働です。家事という無賃長時間労働を担っているからです。ですから、子どもと関わる時間が足りません。すると、鷹揚になる、寛容になる訓練をしてこなかった人は、子どもの対して待ちの姿勢ができにくいでしょ。どうしても、ニッポンの母親は「指示と禁止」が増えてきますでしょ。

 日本が「病んで不毛な社会」であることが、こういうことからもお分かりいただけるだろうと思いますよ。 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世考: 豊洲問題の本質 ... | トップ | #聖書の言葉: ἡ ὁδὸς #あ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿