エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考: 豊洲問題の本質 毒入りチョコを高く買ったバカ

2017-01-15 08:35:00 | 間奏曲

 

 

 

 
全てなくなる人生
   残念な自由恋愛 改訂版   今の時代は、大事にしたい相手は、自分で探す自由があると同時に、そうしないと見つからない時代です。 p2下から8行目途中......
 

 豊洲に築地市場を移転する問題。豊洲からいろんな毒が出てきて、食べ物を扱う築地市場を移すのが難しくなってきた、と言えるでしょう。私は、この話は、福島第一原発の隣りに、集合住宅を作る、というほどバカな話だと考えますね。

 豊洲は、ご存知の方も多いと思いますが、東京ガスのガス工場があったところです。ガスの精製には、足尾銅山でも毒を大量に作り出してしまったのと、似ていますね。ですから、豊洲には、もともと、「基準値の4万3000倍ものベンゼンや860倍ものシアン化合物が測定された」のでした(http://blogos.com/article/190226/)。その毒塗れの土地に、「都が支払った土地代金は1,859億円。だが都はさらに汚染対策費849億円をつぎ込んだ」というバカを、石原慎太郎はやってのけたのです。毒入りチョコを高値で買った形です。しかも、豊洲市場を作るのに、いくらかかるかご存知ですか? 「最終的な総事業費は約5,884億円」もかかるのです(http://www.sankei.com/life/news/160830/lif1608300029-n1.html)。政治家が、誰のために政治をしているのか、がハッキリ分かりますでしょ。

 豊洲に市場を移すことは不可能です。

 「情報公開法」が、現実には「情報隠蔽法」になり、日本のマスコミが、権力批判を忘れて、大本営本営発表の一翼を担って、国民の知る権利には役立たずの現状を考えるとき、情報公開を徹底して、政治家とお役人たちの身勝手な金の使い方や、物事の決め方に対して「NO」を突く付けて、子ども、障害のある人たち、お年寄り、女性が住みよい社会に作り替えるために、お金と政治を使う方法を考えるべきでしょう。

 そのためにも、次の選挙では、野党に投票することを意味あるものにしなくてはならないでしょう。

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