エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

プレゼントを渡す喜び

2015-06-25 08:49:58 | アイデンティティの根源

 

 受け身になるのは、赤ちゃんのやり方に戻ることですから、一種の退行です。

 ここら辺は重要ポイントのオンパレードですから、ご注意あれかし。

 Young Man Luther 『青年ルター』p208の第3パラグラフ11行目途中から。

 

 

 

 

ルターが受け身になるをキッパリと教えるのに、あ母さんが赤ちゃんにオッパイを上げるみたいに、講師は生徒たちに、プレゼントを上げなくちゃならないという結論に達したのは、偶然じゃぁないんですね。私どもが今話題にしている受け身になることに、本来備わっているのは、自分は与えてもらったという記憶だけじゃぁなくて、自分はお母さんみたいに与える人のなると決めて、心を確かにすることでもあるんですね。すなわち、「良いことがキラリと光るのは、他者に溢れるように与えることだ」ということですね。

 

 

 

 

 

 いいでしょ。良いことは、必ずプレゼントすることのあるんですね。プレゼントを貰うことも、そりゃぁ、素敵ですね。でもね、人生で一番うれしいかったのは、プレゼントを渡した時だったんじゃぁ、ないかなぁ?

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