エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ : 生命への畏敬という天恵

2016-05-11 00:53:23 | 聖書の言葉から

 

 

 
根源的信頼感は、ルターに遡る
  聖書を原典(旧約聖書は主としてヘブライ語、新約聖書はギリシャ語)から翻訳し直して、ローマカトリックの間違いと、聖書の真理を発見したルターは、聖書から新たな力を...
 

 今晩は、林竹二の言葉に学びたいと思います(『運命としての学校』より)。

 

 

 

 

 

 頼りない子どもたちがすくすくにびてゆくためには、彼らの成長に必要なものへの周囲の配慮が不可欠である。周囲にあたたかい配慮が欠け、恣意的におのれの欲するところを施すのに急であるならば、その結果は、生命の圧殺につながってゆく。生命あるもの、生命への畏敬だけが、教育をこの退廃からすくってくれる

 

 

 

 

 

 教育に携わるすべての人に、じっくり味わってもらいたい至言ですね。

 自分の嫁さんのためには、公の制度も、税金も、自分の意のままになる、などと思い上がった、無知無恥な夫婦は、すでに、最重度の発達トラウマ障害の子どもの生命を圧殺しているのです。もちろん、心の病に病識がないことが多いように、無知無恥のあの夫婦には、その「病識」のかけらもないことでしょう。

 生命への畏敬は、自分と向かい合い、小さな静かな声に耳を傾けた者に与えられる天恵なのでしょう。

 

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