エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

言葉のシャワー 

2016-06-24 03:58:04 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 

 

 
子どもの日常生活に、「平和」を!!
   「愛着障害」のたくさんな子どもたち  激しい怒りも、活かせば宝!  子どもの頃の作った積み木遊びの音色と、大人になってからついた仕事の音.........
 

 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子どものセラピーも。セラピスト自身の根源的信頼と、それに基づいた賢慮があれば、人と仲良しになれる、という訳ですね。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.133の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 言語療法士たちが、ジャスティンが話し出すのを手助けしている間、ジャスティンが子どもの頃に出逢い損ねたいろんな言葉をあびるように提供したんです。ジャスティンの、一度はお休み中だった神経ネットワークが、新たな刺激のパターンに反応してきました。ジャスティンの脳みそは、スポンジみたいに、脳みそが求める経験を喉から手が出るみたいに望み、熱心に吸収しているように見えました。

 

 

 

 

 

 ジャスティンの成長ぶりが手に取るように分かる所ですね。

 ≪根源的信頼感≫が豊かな人が、丁寧に、真摯に、やり取りすることが、発達トラウマ障害(DTD)の子どもにはなくてはならないものなのです。

 

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