エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ:エリクソンの叡智: イエスの目的

2017-03-02 01:21:55 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
命が危ない!
    勘(鍛え抜かれた直感)にも、目的があるらしい。 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog より、p.208......
 

 Toys and reasons. p.123から。

 

 

 

 

 

 生まれてくる子ども(であるイエス)は,子どもの頃のいろんな約束を,終わりまで,かなり守ってくださる神の子になられるのです。子どもの頃のいろんな約束とは,すなわち,あの「神の国」,自分を投げ捨てて関わってくださることから始まる,まるで光のような,温もりと明晰さのあるやり取り,そのものです。

 

 

 

 

 

 赤ちゃんの信頼が,母親が自らを忘れて赤ちゃんの世話をすることから始まるみたいに,子どもの頃の約束とは,母親の献身から始まるやり取り,ということになります。それは,神と人との関係にそっくりそのまま当てはまるのです。

 

 

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