エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

激しい怒りは止められない?

2016-11-22 04:43:15 | 間奏曲

 

 

 
「悪い見本市」化した ニッポン
   自由からの逃走  個人は機械の部品よろしく、消耗品になっちゃっている、といいますね。 p79の第3パラグラフ。    ...>続きを読む......
 

 

 Chilhood and Society p.252から。

 

 

 

 

 

 2歳前後の幼児前期の舞台では、外から子どもをコントロールしたかったら、大人が確信を持ってなくっちゃね。赤ちゃんも、自分が生かされていることを根源的に信頼しなければなりません。自分が生かされていることを根源的に信頼できることは、永遠の宝物。口の舞台、乳児期の癇癪を防いでくれます。

 

 

 

 

 

 小学生になっても、中学生になっても、中年になっても、老人になっても、急に怒り出す人っていますでしょ。家庭内暴力とまで行かずとも、言葉の暴力を繰り返す人、怒鳴る人っていますでしょ。何故でしょうか?

 それは、赤ちゃんの時期の根源的信頼感、生かされていることを根源的に信頼する気持ちが、全く足りないから、です。


 

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