蟻の一穴 「話し言葉とアクションで示さなくっちゃぁ、イケマセンゼ!」お母さんが≪約束に忠実≫ですと、赤ちゃんが≪信頼≫を貰えますアメリカの新しいヴィジョン 対立に和解をもたらす見方2013-09-13 03:15:......
発達トラウマ障害(DTD)の子ども。その心の地図は、「自分はダメだ」行き、の悪い良心、長いセラピーが必要になります。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.130の、第3パラグラフから。
私がマリリンのように患者さんに最初に会う時には、患者さんの考え方を問い直してもらって、「世の中を、肯定的に、柔軟に見られるように」手助けするようにしています。ある時、キャシーという女性がわたくしを正してくれました。あるメンバーがセッションに遅れてしまいまいた。車が故障したためでしたが、キャシーが直ぐに自分を責めたんです。「先週、あなたの車がガタガタしてたのを知ってたわ。あなたを車に乗せてあげればよかったのに」。キャシーがそこまで自分を責めて、何分も経たないうちに、自分が性的に虐待されたことの責任にまで、話しが及びました。「身から出た錆だったんです。7歳の時、パパが大好きだったんです。パパも私が大好きでいてほしかったから、私はパパが私にしたいことをしたの。いけないのは私です」と。
これは「悪い良心」の典型です。しかも、幼児的な「悪い良心」の典型です。3歳前後の子どもは、客観的に物事を見ることができません。すべてが主観的、ビアジェがいう意味で「自己中心的」(「身勝手」ということではなくて、「主観的に、自分の評価に関係づけて」という意味です)です。ですから、お母さんが近くにいてくれないのも、お父さんが性的に虐待するのも、「私がいけない子だから」ということになります。
恐ろしいのは、この幼児的な「悪い良心」は、物理学の慣性の法則に則っているかのように、なかなか変わらない、ということです。
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