「ありのままの自分」が大事、いつでも、≪いまここ≫が大事ジョン・カボット・ジンさん。『大きな不幸を生き切ること』から。「求めない」の続き。 例えば、座る瞑想をして、「もっとリラック......
「クリスチャン」と言ったら、品行方正、お金持ち、学究肌…。いろんなイメージがあるかもしれませんね。でも、それは、イエス・キリストと全く関係のない、後からくっついてきたイメージです。そんなことがよく分かる所をご紹介しますね。
本田哲郎神父様『釜ヶ崎と福音』p.142~
イエスは、周りの人たちからいつも何といわれていたか。当然、予想されることですが、「徴税人や罪人の仲間」、そして、「食い意地の張った酒飲み」です。新共同訳では「大食漢で大酒のみ」としていますが、「ファーゴス」というギリシア語は、大食いというよりも、いつもお腹をすかせ、ひもじい思いをしていて、何かしら食べ物をみつけてつい手が出てしまう。そのように、食べ物に関して意地汚いイメージです。… 「食い意地の張った酒飲み」とは、イメージとしてまことにみじめでなさけないものです。イエスのくらしは、そういうものだった。
教会やケンタッキー・フライド・チキンなどの商業資本が作り出すクリスマスのイメージ。それとは対照的な、そんなところには近づくこともできない程、惨めでナサケナイ、実際のイエスの貧しい暮らしぶり。
聖書のリリード、繰り返し読むことの恵み。
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