悪い良心、恐るべし。
Young Man Luther 『青年ルター』p204の第4パラグラフ6行目途中から。
シェールによれば、この資料はもともと、1532年の『卓上談話』の写本に遡ります。1532年は、ルターが言ったと言われているのは、「Dise Kunst hatt mir der Spritus Scanctus auff diss Cl. 聖霊が私に下さったのが、まさにClでもらった、このやり方です」なんですね。ローラーは、非常に批判的なシェールが、1番信頼した最初の写本作者ですが、このClは、cloacaトイレだと写本に残しています。
ルターが回心した場所は、トイレだった。ルターを権威づけたい人にとっては、あまりありがたくないエピソードですね。でもね、聖霊は、場所を選ばないのでしょう。
精神分析的には、興味深い。トイレは「出す」場所だから。面接室も「出す」という意味では、トイレと同じです。面白いでしょ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます