ルターは言葉と声を大事にしたらしい。
Young Man Luther 『青年ルター』p207の第2パラグラフ11行目途中から。
他方、信頼は聴くことから始まるのであって、見ることからではありません。ですから、キリストに関して、全てのキリスト者の関して、言い得る最大のことは、良い耳、聴く耳を持っているということです。でもね、知的であるだけではなくて、感情と道徳のことも同時に受け止められたものだけが、神聖にして非凡なものなのです。ですから、人は見る前に聴くこと、理解する前に信頼すること、人を魅了させる前に夢中になって大喜びすることがなくっちゃね。
ここも示唆的です。信頼が弱い愛着障害の子どもが、いっぱい小学校にはいます。でも今の小学校でやってることと言えば、相も変わらず、知ることと理解することでしょ。信頼のないところにいくら知ること、理解することを積み上げようとしていもできいのにね。500年以上前から分かってることを、今の小学校の教員たちは、知らない場合があまりにも多い。
見る前に聴くことが大事です。
知る前に信頼することが大事です。
ひとを魅了させるようになる前に、何かに夢中になって、大喜びしていることが大事です。
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