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発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com 但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000(年収1,000円)
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今日も,第3章。「脳の中身を見る 脳科学革命」,ブランクから。
右脳だけに偏る
脳画像を撮って分かったことは,フラッシュバックの時,その人は,右側の脳しか明るくならないことでした。いまでは,たくさんの科学論文や人気小説が,右脳と左脳の違いについて語る時代です。しかし,1990年代はじめは,左脳(合理的で,論理的な人)と右脳(直観的で,芸術家肌の人)の世界を分ける人がいるという話を聞くくらいで,私自身,左右の脳を分ける考えにあまり着目していませんでした。しかしながら,私どもが撮った脳画像がハッキリと示しているのは,トラウマを負わされた後の脳画像は,右脳だけが活性化していて,左脳は働いていない,ということでした。
発達トラウマ障害の人たちも,左脳がうまく働いていないのでしょう。論理で考えることが,もはやできません。あるいは,論理は感情や激情によってすぐに支配されてしまいます。殺人,暴行,暴走事件が多いのは,発達トラウマ障害の大人が増えているからです。
神戸の酒鬼薔薇事件,津久井やまゆり園の事件,座間市のバラバラ事件なとが,バラバラな記憶に基づいた,発達トラウマ障害が原因です。この発達トラウマ障害の子どもを拡大再生産する,今の死ぬほど働く日本社会を変えない限りは,バラバラ殺人事件やあおり危険運転などは,なくならないのです。
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