発達トラウマ障害(DTD)の子ども。薬物依存症の帰還兵ラリーさん。正反対のことも、ど真ん中のことも、ビョーキのせいか、耐えられません。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.346から。
次の日、ラリーさんは戻って来たので、私どもはまた再開でした。ラリーさんはその場に突っ立って、玉の汗をかき、心臓はバクバクで、数え切れない位の連想が心をよぎり、次第に、すべての言葉に自分を感じるようになり、自分がしゃべっているセリフが自分の物になっていきました。
単純なセリフの繰り返し。ブルース・ペリー教授が言うパターン化された繰り返しですね。それを安心・安全の場でやると、脳が豊かにされる、とブルース・ペリー教授は言いますでしょ。
ラリーさんにも、徐々にその効果があったみたい。
それは、人や上司や常識の言葉ではなくて、自分の言葉を持つ、ということです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます