エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

自分の言葉を持つこと

2016-06-28 03:14:53 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
ルターは動的受動態
  眼のキラキラは、うつります。 お母さんが気前がいいと、その子どもも気前が良い。 気前の良さも、うつります。 大事なところが続きますね。 Young Ma......
 


 

 発達トラウマ障害(DTD)の子ども。薬物依存症の帰還兵ラリーさん。正反対のことも、ど真ん中のことも、ビョーキのせいか、耐えられません

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.346から。

 

 

 

 

 

 次の日、ラリーさんは戻って来たので、私どもはまた再開でした。ラリーさんはその場に突っ立って、玉の汗をかき、心臓はバクバクで、数え切れない位の連想が心をよぎり、次第に、すべての言葉に自分を感じるようになり、自分がしゃべっているセリフが自分の物になっていきました

 

 

 

 

 

 単純なセリフの繰り返し。ブルース・ペリー教授が言うパターン化された繰り返しですね。それを安心・安全の場でやると、脳が豊かにされる、とブルース・ペリー教授は言いますでしょ。

 ラリーさんにも、徐々にその効果があったみたい。

 それは、人や上司や常識の言葉ではなくて、自分の言葉を持つ、ということです。

 

 

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