エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

マインドフルネスの自由

2015-11-24 06:44:09 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
早すぎる道徳は、禁物
  上辺だけが優しい大人が、「正しいことを押し付ける」事は誠に厄介。しかし、子どもは、傷つきのある子どもほど、その大人のウソとゴマカシにすぐに気づきます。 p...
 

 

 

ジョン・カバット・ジンさん。『大きな不幸を生き切ること』から。「求めない」の続き。

 

 

 

 

 

 「〇〇があればなぁ」という態度ですと、マインドフルネスを育む邪魔になります。マインドフルネスは、≪いまここ≫で起きていることに単純に意識を向けることですからね。もし、緊張していれば、緊張に注目します。痛みがあれば、出来うる限り痛みと共に在ろうとします。自分自身を批判しているのであれば、自分の分別をよく観察します。ただ良く見ること。忘れないでくださいね、私どもは、一瞬一瞬≪いまここ≫で経験することなら何でも、すべてを、本当だと認めるだけなんだ、ということです。マインドフルネスの招待状って、≪いまここ≫の経験を単純に、悦んで受け止めて、意識的にその経験に踏みとどまることですね。「ねばならない」ことなど、1つもありゃしませんよ。

 

 

 

 

 

 「求めない」のは自由だからですね。自由だから、「ねばならない」ことなど、1つもない訳です。≪いまここ≫を喜んで受け止めて、意識的に踏みとどまること、これはパウロがに2,000年前からやってることですね。ロマ書第5章3節~5節です。

 

 

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