エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

子どもの日に : ≪陽気で楽しい≫温もりを

2016-05-05 05:11:28 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
病気だから、人を惹きつける
  一見強そうなルターにも、いろんな弱さがありました。 Young Man Luther 『青年ルター』p197の第3パラグラフから。 &n...
 

 

 五月五日。端午の節句。子どもの日。

 子どもの幸せを願わざるを得ません。

 でも、子どもは弱い立場。根源的信頼感の貧弱な人が集まりやすい日本の教員が、OECD諸国の調査で、自尊感情が最も低い、と分かったことも、その一例でしょう自分よりも「下」が近くにいたら、自分が「多少マシ」と感じることが出来るからです。無意識の恐ろしさ、「人間を上下二つに分けるウソ」のオゾマシサですね。

 それでも、重度の発達トラウマ障害の子どもを夫婦して虐待する教員も、そんなにはいないでしょう。片方は、教室で虐待し、もう片方は、職権乱用で虐待する。夫婦による2重の虐待ですからね。タダでは済まされないでしょう。

 そんな夫婦の話は止めましょう。

 子どもの幸せが肝心だからです。

 

 

 

 子どもが一番望むもの。それは、親がそばにいてくれる温もりのある時間です。

 それから、やり取りのある、≪陽気で楽しい関係≫です。

 サイコセラピストとして、子どもを前にして、いつも心掛けているのは、このやり取りのある、≪陽気で楽しい関係≫です。

 今日、子どもに、≪陽気で楽しい≫温もりをプレゼントしてくださいね。

 

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